コリ@人間観察エッセイスト

広島県在住のフリーライター。30代。noteでエッセイというものに取り組んでみる。 日…

コリ@人間観察エッセイスト

広島県在住のフリーライター。30代。noteでエッセイというものに取り組んでみる。 日常のこと、常識とされていること、価値観、色々なことを疑って新しいものの見方や考え方を探しています。

記事一覧

サウナと図書館。仁義なき戦い

サウナに入る。 扉を開けた瞬間に身体中を包み込む熱気にむせ返りそうになりながら、中へと足を踏み入れる。 ひと浴びしただけでむせ返りそうだった熱気が部屋全体に充満…

再会できるうちに再会しとけ!

最近になり10年以上会ってなかった友人との再会をすることが少しずつ増えてきた。 ずっと会ってなかった人もいる中で、会わなくなったのはお互いの諍いやすれ違いがきっか…

noteの個人的な原点はmixiだった

noteを初めて数ヶ月。色々書くテーマが二転三転としつつも続けてきて、もっと色々な人と繋がれたらと思う今日この頃。 (みなさまよろしくお願いします。) 色々な人のnot…

頑張った2人の休息の旅

学生時代からの親友と最後にした2人旅を今でも思い出す。 お互い就職し何年も経ち、特に結婚してからは2人で旅をするなどできなくなっていた。 お互い仕事も忙しく休みが…

落としたネジが見つからない

メガネ屋で働いている人の多くがおそらくは一度は経験することがある。 メガネに使われているネジを落としてしまい、見つからなくなることだ。 ネジくらい見つかるでしょ…

スパーキイエローに賭けて負けた!

以前作った夜用のメガネ。 カラーを入れて作っており、カラーは「スパーキーイエロー」 見ての通り真っ黄色なカラーで、独特な存在感を放っている。 スパーキイエローの…

メガネ1つで普通のおじ様がイケオジに大変身

メガネを選ぶ時に、もう何年もメガネをかけ続けているベテランメガネユーザーは自分がかけるメガネの形を決めていることがある。 お一人でメガネを買いに来たおじさま。 …

娘に寄り添われる父の秘訣が知りたい

メガネを買いに来た親子連れ3人組。 40〜50代くらいのお父さんとお母さん、そして高校生くらいの娘さん。 メガネを買うのはお母さんのようで、視力測定をしてフレームを選…

「偉そうにする」ことには何の価値もないことに気づこう

田舎の町に住んでいると、まるでこの町では誰よりも偉いという顔をして歩いている人に出くわすことがある。 後から聞いてみると元々は祖父の代が町を取り仕切っていた人物…

エアコンか自然の風か温度か風量か。快適さを求める。

毎年夏になると季節を通じて快適な室温を作り出すのが苦手だ。 部屋にいる時、何度もエアコンの設定温度を変えてしまう。 冷房にして25℃か、はたまた28℃か、いやここは2…

海外への憧れ。海外に行った自分への期待。

今日現在のところ、海外へ行ったことは一度もない。子どもの頃から海外への憧れが強く、まずはどこでも良い、とりあえず海を越えてみたかった。 今日まで行くチャンスがま…

タバコがカッコいい場面

今ではおそらくあまり好かれないことの多いタバコだが、タバコがカッコよく見えるシーンがある。 タバコがあるからこそ、そのシーンやキャラが際立つ。 テレビドラマの踊…

板尾さんと今田さんと千原ジュニアさんを笑わせた話

今から数年前までNHKで夜に放送されていた『ケータイ大喜利』という番組で、素人ながらに大笑いしてもらったことがある。 ケータイ大喜利は生放送で、出されたお題に対し…

マックのイメージ、モスのイメージ、バリキャリのイメージ

前に勤めていた会社に、俗にいうバリキャリ的な女性がいた。 とにかく賢くて他の誰よりも頭の回転が速く、仕事は自分のだけでなく他人の仕事内容や進捗状況までなぜか把握…

こんなに美味しいとは思わなかった!【千葉県印西市】

今回は前回の北海道留萌市からのしりとりで、千葉県印西市の名物についてご紹介します! 千葉県印西市は千葉県の北部にあります。 人口や約11万人。東京都心とも近く、ベ…

黄金に輝くカズノコ!【北海道留萌市】

今回は前回の山梨県都留市からのしりとりで、北海道留萌市の魅力についてご紹介します。 実は留萌市に関する記事は前回作成してます。 なかなか「る」から始まる街が他に…

サウナと図書館。仁義なき戦い

サウナと図書館。仁義なき戦い

サウナに入る。

扉を開けた瞬間に身体中を包み込む熱気にむせ返りそうになりながら、中へと足を踏み入れる。

ひと浴びしただけでむせ返りそうだった熱気が部屋全体に充満しており、その熱気に体全体が包み込まれ熱気以外が入り込む余地を完全にシャットアウトする。

一瞬で吹き出す汗はまるで毛穴の蛇口を全開にしたかのように溢れ出てきて、日常であれば恥ずかしさを覚える汗だくの状態がここでは普通であることを知らせ

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再会できるうちに再会しとけ!

再会できるうちに再会しとけ!

最近になり10年以上会ってなかった友人との再会をすることが少しずつ増えてきた。

ずっと会ってなかった人もいる中で、会わなくなったのはお互いの諍いやすれ違いがきっかけだったこともある。

なんであの時に縁を切ったのか、そしてなんで今なら再会できたのか、それについて考えてみた。

縁を切ったきっかけ

縁を切ったきっかけを思い出してみると、当時はお互いのことを考えることができてなかっただけかもしれな

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noteの個人的な原点はmixiだった

noteの個人的な原点はmixiだった

noteを初めて数ヶ月。色々書くテーマが二転三転としつつも続けてきて、もっと色々な人と繋がれたらと思う今日この頃。
(みなさまよろしくお願いします。)

色々な人のnoteを読んで、人それぞれ様々なテーマや内容があって面白い。

勉強にもなるし、知見を広げられるし、なによりみなさん文章が上手い。

「この人の書く文書をまた読みたいな」
などと思っていると、なにやらこの感覚は前にもどこかで味わったこ

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頑張った2人の休息の旅

頑張った2人の休息の旅

学生時代からの親友と最後にした2人旅を今でも思い出す。

お互い就職し何年も経ち、特に結婚してからは2人で旅をするなどできなくなっていた。
お互い仕事も忙しく休みが合わないことが増え、1年や2年会ってないことにさえ気づかなくなってきていた頃。

親友は癌と診断され仕事を辞めた。
僕はうつ病になり仕事を辞めた。

これまでお互いがお互いの道で走り続けていた結果、ほとんど同じ時期にお互い走れなくなって

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落としたネジが見つからない

落としたネジが見つからない

メガネ屋で働いている人の多くがおそらくは一度は経験することがある。
メガネに使われているネジを落としてしまい、見つからなくなることだ。

ネジくらい見つかるでしょ!
と思うかもしれない。

これが実はなかなか見つからないのである。
メガネに使われているネジというのは実はかなり小さい。

メガネ用のネジにも様々なサイズがあるが、多く使われているのが太さ1.4mmという規格のもの。
この1.4mmがど

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スパーキイエローに賭けて負けた!

スパーキイエローに賭けて負けた!

以前作った夜用のメガネ。

カラーを入れて作っており、カラーは「スパーキーイエロー」
見ての通り真っ黄色なカラーで、独特な存在感を放っている。

スパーキイエローの効果は、一言でいえば夜に明るいこと。
夜の運転などでこれをかけていると、透明なレンズに比べて視界が明るい。
反対にいえば、昼間など明るい環境下で使用すると目に対して刺激が強くて眩しく感じてしまう。
使う時間やシーンを選ぶカラーだ。

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メガネ1つで普通のおじ様がイケオジに大変身

メガネ1つで普通のおじ様がイケオジに大変身

メガネを選ぶ時に、もう何年もメガネをかけ続けているベテランメガネユーザーは自分がかけるメガネの形を決めていることがある。

お一人でメガネを買いに来たおじさま。
今まではスクエアという横長の四角い形のメガネばかりをかけてきたそう。

キリッとして真面目で誠実なイメージが漂う。
だが言い方を変えてしまえば、正直なところどこにでもいそうなイメージ。

「自分は四角いメガネだ」という固定概念からか、おじ

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娘に寄り添われる父の秘訣が知りたい

娘に寄り添われる父の秘訣が知りたい

メガネを買いに来た親子連れ3人組。
40〜50代くらいのお父さんとお母さん、そして高校生くらいの娘さん。

メガネを買うのはお母さんのようで、視力測定をしてフレームを選んでと色々とやっている。

その間にお父さんと娘さんは、待ち時間用のベンチに2人で座ってスマホを見ている。
「お母さんのメガネを一緒に選んだりしないのかな?」
とも思ったが、どうやらお母さんもお母さんで1人で好きに選びたいみたい。

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「偉そうにする」ことには何の価値もないことに気づこう

「偉そうにする」ことには何の価値もないことに気づこう

田舎の町に住んでいると、まるでこの町では誰よりも偉いという顔をして歩いている人に出くわすことがある。
後から聞いてみると元々は祖父の代が町を取り仕切っていた人物だったり、市議会議員だったり、地元企業の役員だったり、何かヒストリーや肩書きがあるらしい。

たかだか人口が5万人もいないような小さな町で、自分がその中の頂点にいるような気分で周囲を見下し肩を振って歩いている。

そういう人を見てつくづく思

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エアコンか自然の風か温度か風量か。快適さを求める。

エアコンか自然の風か温度か風量か。快適さを求める。

毎年夏になると季節を通じて快適な室温を作り出すのが苦手だ。

部屋にいる時、何度もエアコンの設定温度を変えてしまう。
冷房にして25℃か、はたまた28℃か、いやここは23℃か。
28℃だとちょっと暑いが23℃だとさすがに寒い。25℃だとちょうど良いかと思えば若干暑くて気になる。
いろいろと間も取ってみながら試すが、どこもしっくりとはこない。

リモコンを見てみると除湿モードや涼快モードがある。涼快

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海外への憧れ。海外に行った自分への期待。

海外への憧れ。海外に行った自分への期待。

今日現在のところ、海外へ行ったことは一度もない。子どもの頃から海外への憧れが強く、まずはどこでも良い、とりあえず海を越えてみたかった。

今日まで行くチャンスがまったくなかったかと言われればそうではなかった。

専門学校に通っていた当時、ヨーロッパへの研修旅行があった。確か1週間くらいの日程で、お金さえ出せば参加できる。
クラスの半分の生徒たちは両親にお願いして行くことが決まったりした。
自分も同

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タバコがカッコいい場面

タバコがカッコいい場面

今ではおそらくあまり好かれないことの多いタバコだが、タバコがカッコよく見えるシーンがある。
タバコがあるからこそ、そのシーンやキャラが際立つ。

テレビドラマの踊る大捜査線の最終話、バーで柳葉敏郎扮する室井さんと織田裕二扮する青島がタバコを吸うシーン。
バーに犯人が来るのを張り込みしながら会話する場面で、青島がタバコを取り出す。

「一本くれないか…」と室井さんが意外なお願いをする。
「吸うんです

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板尾さんと今田さんと千原ジュニアさんを笑わせた話

板尾さんと今田さんと千原ジュニアさんを笑わせた話

今から数年前までNHKで夜に放送されていた『ケータイ大喜利』という番組で、素人ながらに大笑いしてもらったことがある。

ケータイ大喜利は生放送で、出されたお題に対して視聴者が投稿を行う今田耕司さん司会の番組。

視聴者から送られた答えは一度スタッフが選び、それが千原ジュニアさんが見るノートパソコンに送られ、さらに千原ジュニアさんがその中から選んだ答えを読み上げるという狭き門。

読み上げられた答え

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マックのイメージ、モスのイメージ、バリキャリのイメージ

マックのイメージ、モスのイメージ、バリキャリのイメージ

前に勤めていた会社に、俗にいうバリキャリ的な女性がいた。
とにかく賢くて他の誰よりも頭の回転が速く、仕事は自分のだけでなく他人の仕事内容や進捗状況までなぜか把握しているエスパーのような人。
自分の仕事ができるだけではなく、お偉目の上司に対して仕事の指示を出すことだってある立場逆転現象の魔術師。
そしてそれに素直に従ってしまうお偉目な上司。しかも結果的にその指示の方が正しいという有無を言わせない展開

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こんなに美味しいとは思わなかった!【千葉県印西市】

こんなに美味しいとは思わなかった!【千葉県印西市】

今回は前回の北海道留萌市からのしりとりで、千葉県印西市の名物についてご紹介します!

千葉県印西市は千葉県の北部にあります。
人口や約11万人。東京都心とも近く、ベッドタウンとして大きく発展し続けている街です。

国内だけではなく世界中の企業もデータセンターを置いている街で、情報城下町とも呼ばれています。

そんな印西市の名物が、お煎餅です。
もともと印西市は江戸時代から地元産のお米を使ってお煎餅

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黄金に輝くカズノコ!【北海道留萌市】

黄金に輝くカズノコ!【北海道留萌市】

今回は前回の山梨県都留市からのしりとりで、北海道留萌市の魅力についてご紹介します。

実は留萌市に関する記事は前回作成してます。
なかなか「る」から始まる街が他になく、今回は2度目の留萌市紹介になります。
ですので前回とはまた違った魅力を発信します。

前回ご紹介したのは留萌市の名産小麦粉を使ったパスタのルルロッソでした。
今回は留萌市のもう一つの名産物であるカズノコをご紹介します。

留萌市で作

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