コリ

広島県在住の30代のフリーライター。若干の吃音持ち。喋るの苦手でも文章であればハンデは…

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広島県在住の30代のフリーライター。若干の吃音持ち。喋るの苦手でも文章であればハンデはない。 エッセイを書いていますが内容は吃音とはほぼ無関係。地方の名物を紹介する記事も書いています。 ただただ書くのは面白い。いろんな人を応援したい。文字で自由な表現を。

最近の記事

広告の×ボタンそろそろ規制しませんか

インターネットの記事で出てくる広告に対して、「これそろそろ規制しませんか」と思うことがある。 広告を閉じるための×ボタンがやたらと小さいことや、押そうと思ったちょうど良いタイミングで広告が動いて思わずクリックしてしまうあの仕組み。 長年放置されているあの仕組みが、悪質と言うか陰湿とも言える。 個人的な意見としては、こちらは無料で見ているのだから広告が表示されること自体に不満はない。仕方ないとも思える。 だからこそ広告で必要以上のストレスを感じたくない。正直内容よりも消す×ボ

    • 人魚が登場しない人魚伝説!?名物のイチジクからも感じる恋物語【新潟県上越市】

      今回は前回の香川県善通寺市からのしりとりで、新潟県上越市の名物をご紹介します。 新潟県上越市で有名なのは、人魚とイチジクです。 上越市の観光名所には人魚塚というところがあります。 人魚塚があるから人魚の目撃情報があったかと思ってしまいそうになりますが、実は上越市には人魚が実際に登場する話はありません。 それなのになぜ人魚塚があるかと言うと、実は男女の悲しい物語がそこにあります。 結ばれなかった二人の悲しさと後悔が垣間見えるそのストーリーについてここで語ってしまうと名物か

      • ゴミを「捨てる」のか「入れる」のか。リサイクルBOXで気づいた新しい見方。

        言われてみれば認識が違っていたなと思うことがたまにある。 公園にある自動販売機横のゴミ箱。飲み終わった缶やペットボトルを入れてもいいように設置されているが、 そこには「ごみ箱ではありません リサイクルBOXです」という張り紙がある。 自動販売機の横に置いてあるものは全てその自動販売機専用のゴミ箱だと長い間認識し、「ゴミ箱」と呼んでいた。 でもそれって違う場合もあるんだよなと認識が改まった。 この場合に置いてあったのは、飲み終わった後の缶やペットボトルをリサイクルして再利用

        • 糖分補給だけ積極的になる

          今日は疲れた〜と言う日に、甘いものが食べたくなる。 仕事中も午後からは頭が働いていないこともあるので、そんなときに糖分が補給できたらなんだかまたスムーズに物事を考えられてエネルギーも補給できたような気分になる。 コンビニで甘いものを買って食べて、 「これで糖分を補給できた!」とか思ってみる。糖分の補給に関しては積極的で、糖分が足りていないことに対しても敏感に察知してしまう。 でも体に必要なエネルギーは糖分だけじゃない。 糖分の補給に関してはこまめに意識しているのに、その他

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        • 人魚が登場しない人魚伝説!?名物のイチジクからも感じる恋物語【新潟県上越市】

        • ゴミを「捨てる」のか「入れる」のか。リサイクルBOXで気づいた新しい見方。

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          あなたは噛めるか!?日本一硬いパン!【香川県善通寺市】

          今回は前回の長崎県雲仙市からのしりとりで、香川県善通寺市の名物について紹介します。 善通寺市の名物として人気が高いのがカタパンです。 カタパンは善通寺市の「熊岡菓子店」さんの店主が、日清戦争の頃に日本軍からの非常食を作って欲しいとの要請を受けて考案した食べ物でした。当時は兵隊パンとも呼ばれ、日持ちがして持ち運びしやすく腹持ちも良いとされていました。 戦争が終わり日本国内が平和になってからもカタパンは作られ、「熊岡菓子店」さんの名物メニューとなっています。 なんと言っても

          あなたは噛めるか!?日本一硬いパン!【香川県善通寺市】

          いちご大福味を買えなかった自分への後悔

          とあるコンビニに行くと、大量に売れ残ったとあるドリンクが大幅値下げで並べられていた。 それは炭酸水なのだが、味がなんといちご大福味。なんでそんな味にしたのだろうかと疑問が浮かぶ。 炭酸水が好きで、わりと良く飲む。何やら健康にも良いらしいし、単なる水やお茶よりも感覚的にはジュースに近くて気分も晴れやかになる。そして何よりも安い。 甘党だからいちご大福も好きだ。お餅に餡子と苺という組み合わせはもっちりとした食感と甘い餡と苺のフルーティーさとほのかな酸味が良いバランスを作ってい

          いちご大福味を買えなかった自分への後悔

          なぜモバイルオーダーを使わないのか。混雑に見る疑問。

          マックのドライブスルーに行くと、そこは大混雑だった。 効率化のために二重レーンになっているドライブスルーの通路には、同じくマクドナルドのハンバーガーを買うために並んだ車がびっしりと列をなしている。 単にそのタイミングが混雑しやすい時間帯だったこともあると思うが、その列の中で感じた混雑の原因がある。 見ていると、自分よりも前にいた人たちの多くがドライブスルーの注文場所に行った時点でメニューをどれにしようか考えている。 「どれにする?」 「今の新しいのどれだっけ?」 「サイド

          なぜモバイルオーダーを使わないのか。混雑に見る疑問。

          シンプルなのが1番美味しいジャガイモのオヤツ【長崎県雲仙市】

          今回は前回の山形県南陽市からのしりとりで、長崎県雲仙市の名物についてご紹介します。 今回ご紹介する雲仙市の名物は、全国で2番目の生産量を誇るジャガイモを使った「じゃがちゃん」です。 じゃがちゃんは皮をむいたジャガイモを釜茹でし、小麦粉や卵などが入った衣を纏わせてカリッと揚げた名物おやつです。 外はカリッとしており、齧り付くと中はホクホクとしています。 余計な味付けはされていないので雲仙市の土地で育ったジャガイモ本来の美味しさを楽しむことができます。 お値段もお安く、一本

          シンプルなのが1番美味しいジャガイモのオヤツ【長崎県雲仙市】

          楽だけど面倒なセルフ式ガソリンスタンド

          スマホでの電子決済やポイントアプリが普及してきて、現金を財布に入れてなくても日常の買い物のほとんどが簡単にできるようになった。 便利さや早さが一番の利点のはずだが、返ってちょっと面倒になっていることが一つある。 いつも立ち寄るセルフのガソリンスタンド。周辺のどこよりもリッターあたり数円安く、帰り道にあることから立ち寄りやすいこともあって選んでいる。 そこでは給油すると毎回レシートと一緒に次回使えるリッター2円引きの割引券が出てくる。 [割引券を手に入れた!] さらに給油

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          辛味噌が味噌スープに溶け合う名物ラーメン【山形県南陽市】

          今回は前回ご紹介した島根県雲南市からのしりとりで、山形県南陽市の名物についてご紹介します。 南陽市の名物は赤湯ラーメンです。 山形県はもともと山形ラーメンという名前が広く知られるほどラーメンが名物の県です。 山形ラーメンは醤油ベースのラーメンが多い中で、南陽市の赤湯ラーメンは味噌ラーメンに辛味噌が入れられた赤く辛いものが特徴です。 赤湯ラーメンの名前の由来は、もともと南陽市は赤湯町と呼ばれていたのでそこからきています。 赤湯ラーメンは南陽市にある中華料理店の龍上海さんが

          辛味噌が味噌スープに溶け合う名物ラーメン【山形県南陽市】

          融通を利かせてくれるおじさんの仕事の流儀

          街から少し離れた場所にある観光名所。そこでこっそりと融通を利かせてくれたおじさんのお話。 そこの観光地はまるで江戸時代を再現したような通りが作られていて、左右に流れる小川には鯉が泳いでいる。 正面の入り口から入ってすぐには温泉があり、通りを進む途中には名物料理の飲食店や旅館などが立ち並んでいる。 決して大きな観光地ではないが観光客だけではなく地元の方もいつも訪れており、いつ行っても大賑わいもないが閑散としていることもない。 その江戸時代を思わせる通りを進んでいった先に、

          融通を利かせてくれるおじさんの仕事の流儀

          あのイタズラ姉妹猫め!!

          「二階に行ったら悪さするよ!」 「大丈夫だって!」 と、二匹の姉妹猫の行動範囲を巡り家族と対立し、二階で遊ぶこと推進派の先陣を切った。 一階のリビングにばかりいたって姉妹猫もストレスが溜まる。 姉妹猫が二階に上がって何の問題があるのだと、ドアを開け家の中で自由にさせてみた。 そのまま仕事に出かけたある日、自分の書斎部屋に入ると何やら荒らされた形跡が若干ある。 片付けていたはずのものが出ており、何者かが故意に荒らしたことは間違いない。名探偵さながらに自室を見まわすと、とある

          あのイタズラ姉妹猫め!!

          夏祭りと練習嫌いな自分

          今年もめんどくさい練習と本番当日の高揚感を味わえる。 コロナとやらが出る2019年まで、毎年地元の夏祭りで行われるパレードに参加していた。 鳴子を持ってチーム独自の音楽と振り付けで大通りを踊り歩く楽しさにすっかりとハマってしまい、毎年夏が楽しみにもなっていた。 普段目立ちたがらない性格なれど、子供の頃から注目を浴びながら踊る人たちに憧れはあったのだろう。誘われた時に二つ返事で参加を決めた。 なぜ目立ちたがらない性格なのに毎年参加するのか。 それはきっと自分が無意識に持っ

          夏祭りと練習嫌いな自分

          ネスレバリスタに騙される夜のコーヒータイム

          さて今日も夜更かししよう。そう思い愛用のネスレバリスタでコーヒーを淹れたらまんまと騙された。 タンクのインスタントコーヒーは十分。水もたっぷりある。 ネスレバリスタのメインスイッチを押して電源を入れる。実はここから起動するまで少し時間がかかる。 この間にマグカップに牛乳を少しだけ入れる。効率的だ。 使っているネスレバリスタにはレバーが二つある。 片方はドリップのレバー。 もう片方はコーヒーを入れるレバー。 まずはドリップのレバーを引く。そうするとお湯が勢いよく噴射して

          ネスレバリスタに騙される夜のコーヒータイム

          思いをそのまま正直に、人に合わせず自分に合わせた自分になる

          「お前は優しすぎる。優しいのは良いが人に流されやすい。もっと自分を大事にしろ」 これは亡くなった友人が最後に送ってくれた言葉。 これまでなんとなく気付いてはいたけれど変えられなかった自分の欠点を、最後にはっきりと言ってもらえた。 思えばこれまで、人に気を遣って合わせてばかりだったような気がする。 ご飯を食べに行くにしても遊びに行くにしても、行先やメニューは人に合わせて選んでいた。 仕事でも、人の出したアイデアに賛同して同調することばかりを選んできた。 本当は自分はこれを

          思いをそのまま正直に、人に合わせず自分に合わせた自分になる

          歌丸師匠100%

          「言葉で笑わせてこそ芸ですよ」 という言葉を生前の歌丸師匠が仰っていた意味がようやくわかってきた。 「裸でお盆を持って何が芸ですか。言葉で笑わせてこそ芸ですよ。」 と何かのインタビューで歌丸師匠が仰っていたのを見たことがある。 当時は「頭の硬い人だなぁ」という印象を持ってしまった。 裸でお盆を持って笑わせたって良いじゃないか。それで笑顔になる人がいるし、実際に面白いし、どこでもウケる。 歌丸師匠の仰っていた意味がわかった今でも、裸でお盆を持つ芸が芸ではないとは思わない。

          歌丸師匠100%