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#82 「こうあるべきだけど難しい」という言い訳~解像度足りていますか?~(2024/05/12)
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
「こうあるべき」と周りの同意を得つつ「でも難しいんだよね」と現実から目を逸らし、考えているフリをするだけのマネージャーが人の時間を奪い、物事を停滞させる。
ということを感じる出来事があったので、なぜそのようなことが起きるのか、やるべきことは何なのかを考えてみます。
〇事件の背景弊社は大手旅行会社向けの商品販売システムの受託開発を行っており、
#101 オーディエンスの聞く態勢をつくれるかが勝負
会議で共有したのに、「え、聞いてませんでした」と言われてしまうと、「何のために会議してると思っているのよ。。。」と悲しくなります。
会議に参加する側としてはオーディエンスシップを持つことは大切です。
オーディエンスシップとは?木下ファミリーの林さんのこちらの記事を参照ください。
しかし、会議を開く側がオーディエンスシップを引き出すことも重要。という話です。
〇目的のわからない共有会議はNG当
#98 コードレビューできる組織づくり~ルールは勝手に浸透しない~
以前にコードレビューをされる側に求められる技術について紹介しました。
社内でも同様の内容を共有したところ多くの同意を得られました。
一方で、そうはいっても難しいという声も上がってきました。
レビューしてもらいやすいプルリクエストの作り方に関する情報は世の中に溢れていますが、実践出来ている組織はあまり多くありません。
ということで、今回は私が自分のチームでコードレビューの文化を浸透させるために
#97 生産性の高い組織のコミュニケーション~雑な依頼と雑な相談の違い~(2024/06/11)
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
私は現在、プロダクト開発のスループットを向上させるべく、プロダクト開発における仕事の設計に取り組んでいます。
今回は雑な依頼と雑な相談の違いと生産性への影響について考えます。
〇雑な依頼はチーム全体を停滞させるシステム開発の現場での営業とエンジニア間のコミュニケーションの多くは、顧客からの問い合わせや見積もり依頼対応についてです。
営業→
#95 システム開発をまるごと理解できる人は育てられるのか?~後編~(2024/06/07)
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
システム開発をまるごと理解できる人は育てられるのか?というテーマについて考えており、こちらのnoteでも「まるごと理解すること」「自分自身がまるごと理解するに至った経緯」「まるごと理解出来る人が増えない理由」について書きました。
今回は、「まるごと理解できる人の特徴」「まるごと理解できる人を育てるための環境作り」について考えます。
〇まるご
#94 コードレビューされる技術~チームを停滞させない仕事の進め方~(2024/06/05)
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
チームで仕事をしていると、仕事の進め方が下手な人が一人混じるだけでチーム全体の生産性がガクンと落ちることがあります。
エンジニアの開発チームにおいてはPull Request(PR)の書き方が下手だと、レビューのコストが大きくなり、なかなかレビューされず塩漬けになりになったり、やっとレビューされても指摘事項が多いために修正→レビューの繰り返し
#90 システム開発をまるごと理解できる人は育てられるのか?~前編~(2024/05/28)
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
プロジェクトをリードできる人ってなかなかいないよね。という社内の会話から、プロジェクトをリードできる人は育てられるのかということを考えました。
エンジニアとして10年以上システム開発をし、プロジェクトをリードする経験も沢山させていただく中で、最低限必要であるシステム開発をまるごと理解しているということについて考えます。
◯まるごと理解すると
#88 職場という社会的共通資本への預け入れと忠誠心の違い(2024/05/24)
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
先日、職場を社会と置き換えて、社会的共通資本への預け入れについて考えてみました。
今日は、職場に尽くすという意味では預け入れと忠誠心は非常に似ていますが、同様に捉えてはいけないということについて考えてみます。
〇求職者への内定判断の会議にて感じた違和感弊社では人事と事業部メンバーで協力して採用活動を行っています。
求職者の方とは、人事→事業
#86 トップレベルの人はやっている。職場という社会的共通資本への預け入れについて考える(2024/05/20)
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
最近、社会的共通資本への預け入れについて考えています。
キッカケは木下斉さんのVoicyで度々触れられていること、能登・七尾市の一本杉川嶋さんのインタビューなどです。
社会的共通資本について学ぶべく本を読み始めたのですが、内容が難しく進捗が非常に悪いので、ひとまず社会的共通資本についての現在の考えを残しておきます。
〇社会的共通資本への預け
#85 OJTは教える人の劣化コピーしか作れない欠陥システムなのか~私の指導方法の紹介~(2024/05/18)
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
先日、木下斉さんのVoicyのコメントでOJTは教える人の劣化コピーしか作れない欠陥システムという指摘を拝見し、ものすごく腹落ちしたので、OJTについて考えてみます。
指摘の主は、いつも広く深い知識と豊富なご経験から学びのあるコメントをされているスパルタキャンプ塾長さん。木下ファミリーのみなさまにはお馴染みの方かと思います。
〇OJTの始ま
#1 「コーチング」とは「コンフォートゾーンをずらす」ことである
最近、「コーチングが求められる理由がわかった」という話を聞いて、なるほどなと腹落ちしたのでご紹介します。最近チャレンジ出来ていないなと感じる方は、チャレンジのきっかけが作れるかもしれません。
モチベーションはコンフォートゾーンに留まる方向に生まれるコンフォートゾーンとは、ストレスのない居心地の良い環境や精神状態のことであり、モチベーションとは、人が目標や対象・方向に向かって行動を起こす、それを維
#57 引っ張り上げる新卒採用(2024/03/23)
私の勤めるシステム会社はありがたいことに沢山の案件をいただいており一緒に戦う仲間を絶賛募集中です。
私は中途採用の面接官をしているのですが、先日たまたま新卒の方の面接をする機会に恵まれました。
その際に、採用する側と採用される側という構図での面接をしているだけでは、仲間集めのアクションとしては不十分だなと感じました。
〇中途と新卒の採用面接の違い中途の方との面接の場合は30分程度弊社の事業やエ
#75 町田ゼルビアにみる強いチームを作るすべ(2024/04/28)
サッカーJリーグ、9節終了時に首位をキープしている町田ゼルビア。
昨年J2を圧倒的な強さで制し、J1の舞台でもその勢いが続いています。
なぜこれほどまでに強いのか、監督と社長の組織の作り方の観点を中心に考えてみます。
〇J2から上がった町田の強さ基本的な戦い方は勝利から逆算した現実的なサッカーで、いわゆる堅守速攻。
ハードワークと球際の厳しさを活かしたボール奪取からのスピード感のあるカウンター
#7 指示を出すのがマネジメントではないですよ
エンジニアメンバーとの1on1で「マネジメント難しい!!」という相談を受けた時の話を共有します。
若手エンジニアのチャレンジPJこれまでは若手エンジニアのA氏にPM的立場である私からタスクをアサインし開発していただいていました。
経験は浅いが開発力のある優秀なA氏に今回はもう一人のエンジニアB氏をリードする2人体制の開発にチャレンジいただいており、PJ終盤で行った1on1で冒頭の「マネジメントは