#1 「コーチング」とは「コンフォートゾーンをずらす」ことである
最近、「コーチングが求められる理由がわかった」という話を聞いて、なるほどなと腹落ちしたのでご紹介します。最近チャレンジ出来ていないなと感じる方は、チャレンジのきっかけが作れるかもしれません。
モチベーションはコンフォートゾーンに留まる方向に生まれる
コンフォートゾーンとは、ストレスのない居心地の良い環境や精神状態のことであり、モチベーションとは、人が目標や対象・方向に向かって行動を起こす、それを維持するための原動力・動機・やる気となるような目的やきっかけのことを指します。
そして、人間のモチベーションとはコンフォートゾーンに留まる方向に生まれるように出来ているようです。新しいチャレンジを敬遠し、現状を維持したくなるのは人間にとっては自然なことなのですね。
しかし、稀にチャレンジを繰り返すことができる人がいます。そういう人は今と同じ状態に居続けることよりも変化の中に身を置く方が心地よいと感じるのです。コンフォートゾーンがずれていると言い換えられます。
では、現状維持が心地良いという人は、どのようにするとコンフォートゾーンの外へ出るチャレンジが出来るのでしょうか?
目標設定でコンフォートゾーンの外へ
コンフォートゾーンの外に出るようなチャレンジを自発的に続けることは非常に難しいことです。
私自身のことを振り返ると、仕事で不確実性の高いプロジェクトを任された時がチャレンジでした。そして、様々な課題を解決していくことで成長を実感し、次のチャレンジにつながったという経験があります。
プロジェクトには明確なゴールと期日があり、顧客なり上司なりに成果を約束するため、チャレンジが強制されます。プロジェクトのような明確なゴールのある目標を設定することでチャレンジが後押しされ、やり遂げる成功体験がチャレンジに対するストレスを軽減していきます。そして、チャレンジを繰り返すことでコンフォートゾーンがずれていくということです。
コーチングとは目標設定の外注
目標を自分で設定してチャレンジを繰り返すことは非常に難しいです。そのため、コーチングが求められます。
コーチングとは「内発的な目標設定を手助けし、その目標の達成を応援すること」そして、「チャレンジを繰り返しコンフォートゾーンをずらす」ことです。
組織に所属していると、プロジェクトにアサインされたり、メンターが目標設定を手助けしてくれることはあります。その様な機会や存在は貴重です。
良い目標が設定出来ない状態が続きモヤモヤする人も多いのではないでしょうか。自分のコミュニティの中に目標設定を手助けしてくれるコーチが見つからない場合はパーソナルコーチを活用してみるのも良さそうですね。
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