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2月9日(水)、第1243回 「慌てる」

「心」が、

「荒」れる、

と書く。


慌てているひとに、

しあわせそうなひとはいない。


慌てるが日常化すると、

「心」を

「亡」くして、

忙しいとなる。


「わたくし、慌てています」

と自らいうひとは少ないが、


「わたくし、忙しいんです」

と自らいうひとは多い。


忙しいことが、

あたかも素晴らしいことだ、

と誤解しているひとが多いと

いうことです。


言葉というものは、

その意味を正確に、

わかっていようが、いまいが、

使った瞬間に、

相手へと確実に伝わる、


それこそが、

「言葉」「遣い」

という意味なのだと心得る。


例えば、


大切なひとへ、

大切な話をしたい、

そう思った時、


その大切な相手から、

「忙しい」

と言われたら、

さあ、

わたくしは、どう思うのか?


「そういう意味合いで言った
わけではない」


は、決して通用しないのです。


言葉ひとつで、

ひとは生きるし、

言葉ひとつで、

ひとは死ぬこともある。


わたくしの心を遣わす言葉に、

もっともっと敏感になる、

ということです。


感謝、合掌
慈永

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