１２月２７日（月）、第１１９９回 「理由」

他人様のしあわせを

しっかり祈れるぐらいに、

まずは、

わたくしがしあわせになる、

ということです。

損得、

善悪、

そして、

好き嫌い、

これに振り回されると、

何をするにも、

何をしないにも、

相応の理由が必要になる。

「日頃、お世話してくださる
から、今度はわたくしが」

「いつも、みんなに迷惑を
かけてばかりのひとだから、
手は差し伸べないよ」

お天道様は、

いいひとには、

陽を当てて、

悪いひとには、

陽を当てない、

そのようなことはしない。

お花は、

やさしいひとだからと、

咲いて、

きびしいひとだからと、

咲かない、

そのようなことはしない。

尊い何かをするには、

いちいち、

理由なんぞ必要ないのです。

他人様のしあわせを

しっかり祈れるぐらいに、

まずは、

わたくしがしあわせになる、

ということです。

感謝、合掌
慈永