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私の日常-About My Days

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私が書いてきた記事のうち「私の日常」にまつわる記事をまとめています。
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#フェス記録

朝起きられない話。

朝起きられない話。

朝早く起きたほうがいいと頭では理解している。

でも、どうしても布団から抜け出せない日々が続いている。もう33年続いている。目覚まし時計が鳴っても、スヌーズボタンを押してしまい、結局いつも通りの時間に起きることになる。あと、スヌーズボタンの「スヌーズ」の意味がよくわからない。

運動のために早起きしようと何度も決意したが、実行には至らない。

私の友人のジョギ山(仮名)は、毎朝5時に起きてジョギン

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vsレッドブルガールズ。

vsレッドブルガールズ。

レッドブルは街中で無料で配られる。札幌でも配られている。誰が配っているかというとナゾの女子たちだ。

レッドブルは翼を授けてくれる。授けてくれるというかもはやあれ自体が翼な気もする。ちがうか。それを街中でキャッキャ言いながら配ってくれる女子たち。通称レッドブルガールズ。見た目がやけにいい。

嘘か誠か、北海道のレッドブル販促の統括役だったという方に会ったことがある。いわく「レッドブルガールズは全員

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うれしくて飛び跳ねてる人。

うれしくて飛び跳ねてる人。

仕事を終えて歩いていたら、カラフルな女の子が飛び跳ねていた。まだ小学生ではなさそうな女の子が。ピンクの洋服を着て。ピョンピョンと。

かたわらにはお母さんらしき女性がいて、女の子になにやらニコニコ話しかけている。

どういう光景なんだろう、と思って見れば、お母さんらしき人の胸元には、赤ちゃんが抱っこひもで抱えられている。

カラフルな女の子はまだ飛び跳ねていて、どうやら嬉しさのあまり飛び跳ねている

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福岡に唯一「勝った」と思えたこと。

福岡に唯一「勝った」と思えたこと。

福岡に出張で訪れたのは、
もうずいぶん前のことに感じる。

北海道うまれ北海道育ち、32歳になった現在も、北海道に暮らす生粋の北海道サイボーグの私である。

福岡には3日間滞在したのだが、初日に福岡空港に降り立った私は、博多駅前のホテルに移動した。

福岡空港は福岡市内の中心部にあり、
空港から博多駅まではわずか5分程度。

札幌駅から新千歳空港までは40分以上かかるわけだから、体感時間として5分

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私をコントロールしてほしい。

私をコントロールしてほしい。

2020年の何月だったかはもう忘れたが、この国は緊急事態宣言下にあった。これを読んでくれている全ての日本人の方々も共通のご経験をお持ちかと思う。

職場も閉鎖で居酒屋には人はおらず、普段は人が多い我が街札幌も、外はまばらに人はいるものの、ゾンビータウンのような有り様だった。

と、誰が言ったかは忘れたが、私の高校時代の友人とLINEで話し、ある日、私を含めた3人で平日の日中からビデオ電話をすること

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見えざる何かにコントロールされている。

見えざる何かにコントロールされている。

現実世界の私は、
たまにスピってるという言葉を使う。

たとえばだけど、ある海運業の会社に対して何か事業の提案をしたいと思ったとする。

自分の周りで海運業をやっている人間なんて皆無だからどうやってそこに辿り着けばいいのかわからない。

電話をかけたりメールをしたり、飛び込んだりして無理やりに繋がりを作ることも手ではあるんだけど、そんな勇気もない。

そんな日々を過ごしていると、ある日ポッと湧いた

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島流しの刑に処す。

島流しの刑に処す。

福岡に向かう飛行機に乗ったときのこと。

私の席は機内右側の三列に並んだシートのちょうどど真ん中。飛行機に乗ると窓の外に広がる景色を見たいと思うお上りさんなのだが、隣には40代のおじさんがいた。

と思って、
ひとまず機内では本を読むこととした。

機内にはWi-Fiが通っており、スマホのインターネット接続は完璧。便利な世の中であり、航空会社の努力に頭が下がる思い。

新千歳空港から福岡空港までは

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