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【最終回】公共料金の無償化に向けて③
※閲覧いただきありがとうございます!!はじめに、このコラムは「公共料金無償化に向けて」シリーズの第3弾となっています。まだご覧になっていない方は、①と➁から進めることをおすすめします!!
さて、今回で「公共料金の無償化に向けて」シリーズは最後となります。前回の宿題の解説を踏まえつつ、課題や私なりの考えをお伝えできればと思います。早速見ていきましょう!!
1 金額面での比較前回の宿題は、「一律の
【速報】10万円一律給付案の内容
閲覧いただきありがとうございます!今回は、話題となっている「10万円一律給付案」についてです。速報なので短くまとめます!
今、「公共料金の無償化」についてのコラムをシリーズを書いているところですが、この情報を優先して共有すべきだと思ったので、書いておきます!!シリーズ第2弾の宿題にも関わることなので、ぜひご覧ください!!
シリーズ第2弾のコラムも貼っておきますので、参考にしてください!
「1
公共料金の無償化に向けて②
※閲覧いただきありがとうございます!!はじめに、このコラムはシリーズの第2弾となっていますので、まだ第1弾をご覧になってない方は下の記事からお願いします!
さて、今回は前回の宿題の答え合わせをした上で、解説を丁寧にやっていきます。今日も最後に宿題を用意しているので、じっくり考えて見てください!では早速いきましょう!!
1 宿題の答え合わせ前回の宿題は、「公共事業の価格と生産量の組み合わせを考え
公共料金の無償化に向けて①
今回から、コロナウイルスの影響で話題になっている「公共料金の無償化」について、シリーズで解説をしていきたいと思います。
今日はその第1弾として公共事業がどのように価格と生産量を決定するのかについて考えてみましょう!
ちなみに公共料金は、「電気」「水道」「ガス」など私たちの生活に大切なライフラインの公共事業に対して払う料金のこととします。
1 公共事業の独占今日の経済は資本主義がベースとなり、
コロナウイルスと利下げ政策
皆さん、ニュースで「利下げ」という言葉を聞いたことありますか?最近だと、アメリカのFRB(アメリカの中央銀行制度)の利下げ決定のニュースが話題になったところです。アメリカはなぜそのような政策に出たのでしょう?日本ではなぜ利下げに関するニュースがあまり出てこないのでしょう?今回はこうした問題を解決していこうと思います!!
1 利子(金利)の種類について一口に「利子」と言っても、実はこれにはいくつか
コロナウイルスとEUの対策
今回もコロナウイルスの話題です。うんざりしてしまいますが、世界の情勢を知るためには 欠かせないものですので、粘り強く見ていきましょう。いつも通り、経済学の知識も付け加 えてわかりやすく解説していきますよ!!さて、現在ヨーロッパではコロナウイルスの感染が著しく拡大しています。 (下の表を参照。)アメリカがダントツなのがわかりますが、感染者数2位から4位の国はスペイン、イタリアなどのヨーロッパ諸国とな
もっとみるコロナウイルスと石油問題
先日、OPECプラスは5月から2ヶ月にわたり石油を日量970万バレル減産することに決めました。ちなみに、1バレルは約160リットルなので970万ともなるとかなりな量ですね。さらに、この量が世界全体の原油生産量の1割というのですから、世界が石油に大きく依存していることがわかりますね。
日本国内に目を向けてみると、ほぼすべての石油は輸入に頼っている状況です。つまり石油については、OEPCなどの海外の
コロナウイルスと日本の貿易
コロナウイルスの影響で、世界各国の貿易は減速しています。今年の貿易量が、前年に比べ最大3割減少するとの予測もあり、コロナウイルスの深刻さがうかがえます。日本もこの影響を大きく受けています。そこで、日本における貿易の現状や今後の展開について説明していきたいと思います。
実は、今年2月の日本の貿易収支はおよそ1兆3千億円の黒字だったといいます。つまり、日本は貿易で儲かっていたのです。コロナウイルス
コロナウイルスと金の関係とは?
今回は、金(ゴールド)の性質と価格変動、さらに貨幣需要との関係についてお話しします。 というのも、コロナウイルスの影響で、金の価格が高騰しているからです。日本ではあまりこのようなニュースは聞かないですよね?それは、日本の金保有率が世界の約2%しかないからです。社会の関心度を優先して話題を選ぶ報道関係からすると、金のニュースは取り上げにくいという訳です。
しかし、金は経済の状況を見るために大切な
コロナウイルスが日本経済に与えた影響③
先日、日本政府はコロナウイルス感染拡大防止のために緊急事態宣言を出し、個人や企業に 対して莫大な経済支援をすることを決めました。その「事業規模」は 108 兆円です。勘違い してほしくないのは、コロナ関連の対策で新たに 108 兆円を社会に配るということではないのです。
事業規模とは、簡単に言うと将来の経済回復を前提とし、どれだけのお金が動い ていくかを金額で表したものです。今年度の当初予算一般
お金の増え方の仕組み
最近、やはりコロナウイルスの影響によって、消費税減税についての議論が持ち上がっているそうです。実現するかどうかはわかりませんが、減税という政策は経済を活性化させるために打って付けのものです。今回は、減税や政府支出といった経済政策がどのくらいの効果を持つかについて、理論的な話をしたいと思います。
例えば、政府が消費税を5%に戻し、その総減税額が5兆円になるとします。すると、日本経済全体は、5兆円分