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医療保険と介護保険(入門)

今回から、ファイナンシャルプランナー(FP)資格試験で勉強したことをここにまとめていきたいと思います!

このFP試験では、保険や税金、株、不動産など、社会で役立つお金の知識が問われます。今日は、その中でも「医療に関する保険」についてお話します!

1.社会保険

まずは、「社会保険」の全体像を確認しておきましょう!(主に5つの保険に分かれています。)
この保険は、公的保険といって日本の社会や日本人の生活環境を保証しようとするもので、基本、国民全員が入っています。(保険に入っている人のことを被保険者といいます)

それぞれの保険で、保険料やお金の運営主体も変わってきます。今回見るのは医療保険介護保険を見ていきます!伝える内容が結構多いので、特に大切なところだけを押さえてきましょう!

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2.医療保険


みなさん、病院の受付で保険証を出した経験はありませんか?あれが医療保険、正確には公的医療保険というものになります。この保険では、病院で支払うお金を医療費全体の3割にすることができます。(小学生入学後~70歳未満まで)

また、この保険をさらに細かく分けることもできます。今回は名前が似ている健康保険国民健康保険を扱いましょう!

健康保険は、被保険者とその家族(被扶養者と言われます)に対して、病気やケガ、出産などの際にお金の援助(給付)が行われるものです。保険料(保険のサービスを受けるための料金)を扱うのは全国規模の協会や組合です。(このような運営主体を保険者といいます)


被保険者とその人の働く企業で半分ずつ負担します。(労使折半といいます。)
この保険料を払うことで、高額な医療費を負担してもらったり、出産や育児のための支援金(出産手当金、出産育児一時金)を受け取れたりします。

一方、国民健康保険の場合は保険者が全国規模の組合の場合と都道府県・市区町村が共同するものとに分かれます。こちらは、被保険者が自営業者などの場合に適用される保険です。
健康保険と違い、出産やケガの一部の場合で援助のお金が出ないことがあります。

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3.介護保険


続いては、介護保険です!こちらの保険者は市区町村となっています。簡単に言えば、住んでいる地域ごとに介護サービスを提供・運営しているということです。

被保険者は2種類に分かれており、65歳以上の人が第1号被保険者40~64歳の人が第2号被保険者となります。
と健康保険とは違い、病院で払うお金は医療費全体の1割となりますが、食費や介護施設などでの居住費は全額自己負担となります。

さらに、被保険者の症状の程度により介護給付や予防給付の額も変わってきます。
(介護を必要とする要介護は5段階、介護ほどではないけど予防を必要とする要支援は2段階あり、数字が大きい段階ほど症状が重いと見なされます。)

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4.まとめ

いかがでしたか?医療保険と介護保険だけでも、用語がたくさん出てきました。

大切なのは、「今の自分だったら、どの保険によくお世話になっているかな?」と考えて見ることです!このnoteをきっかけに、保険の仕組みを知ってもらえればと思います!!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!スキやフォローお待ちしています!!!

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