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#コラム

車椅子乗りにAppleWatchをオススメする5つの理由

車椅子乗りにAppleWatchをオススメする5つの理由

全国のWheelchairライダーの皆さん、今日もタイヤ回してますか~?
暑いので熱中症には気をつけてくださいね!

今日はそんな車椅子ユーザーにオススメのアイテムの紹介です。
それはAppleWatch。

私は車椅子乗りになる前からこれを使っていたのですが、
車椅子に乗るようになって「もしかしてこれは車椅子乗りにこそオススメすべきものなのでは?」と最近改めて思うようになってきました。
そこで、

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「空気読めない」という言葉を使わない

「空気読めない」という言葉を使わない

12時43分、追記しました。

◇◇◇

専門学校時代、嫌いな同級生がいた。

仮にジュンコちゃんとしよう。

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モテないのは誰も悪くない

モテないのは誰も悪くない

「モテる」という語の定義は曖昧で、人によって違うと思う。

私はその言葉を「多数の人間から恋愛感情を持たれること」と認識している。

具体的な数字で言うと、常時2人以上の人から恋愛感情を持たれているとか、過去に10人以上の人から告白されたとか。

そういった人を見ると「モテるなぁ」と感じる。

ちなみに、「口説かれる」とか「チヤホヤされる」はモテのうちに入らないと思っている。私の定義は、あくまで恋

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それ、お前の中でどうなる予定やったん?

それ、お前の中でどうなる予定やったん?

「俺なんて非モテのコミュ障のクズなんで……」と言われたことがある。

そのとき、咄嗟にどうリアクションしていいのかわからなかった。

「そんなことないですよ」とフォローすればいいのか。

「またまた~!」と自虐ネタにウケたふりをして笑えばいいのか。

それとも、ただ黙って話を聞いてほしいのか。

どうしたらいいのかわからず、顔がひきつった。そのとき私の脳裏に浮かんだのはスーパーマラドーナの漫才だっ

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カテゴライズは何のためにあるか

カテゴライズは何のためにあるか

「あの人は○○だから〜」
普段から何気なく、こんな会話をすることがある。他者が自分の特性と違うものを持っていることが分かると、突然その言葉が指す範囲は広がる。「女は〜」「障害者は〜」という発言は往々にしてエスカレートしてしまう。

大きな議論を呼んでいる、自民党の杉田水脈議員の発言をめぐる動き。7月18日に「彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり『生産性』がない」と月刊誌に記した。わたしは、その発言

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とある歯科医院で「わかり合えなさ」について考えた

とある歯科医院で「わかり合えなさ」について考えた

マウスピースの型取りに訪れた初めての歯科医院で、診療台に乗った時のことだ。ちょうど視線の先にあったティッシュペーパーの箱に目が釘付けになった。厳密に言うとティッシュの箱そのものではなく、そのカバーに。久しぶりにぎょっとした。

すごいのである。すごいレースなのである。

チープな感じの、真っ白い、正体不明の花柄の刺繍(?)があしらわれているレース。

フリルが全体に三重になっていて、ティッシュが出

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私が浮気したくない理由と「恋愛コスパ悪い」説が似てる。

私が浮気したくない理由と「恋愛コスパ悪い」説が似てる。

この前、林伸次さんのこのnoteを読んで思ったこと。

そして今、どうしてみんな恋愛をしないのかと思って、色々と聞いていると、「コスパが悪い」のだそうです。

まあ確かに「コスパ悪い」ですよね、恋愛。相手が自分のことを好きなのかどうか確かめるのに結構時間もお金もかかります。恋愛関係を維持していくのも何かと手間がかかって「面倒くさい」のかもしれません。

私は無駄なことが大好きで、生活に「生産性」を

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映画界の安藤忠雄。上田慎一郎監督「カメラを止めるな!」をネタバレなしで解説。

映画界の安藤忠雄。上田慎一郎監督「カメラを止めるな!」をネタバレなしで解説。

「絶対見た方がいい、なんでかは言えないけど」

という声が溢れている話題の映画「カメラを止めるな!」

観た人(感染者)「オススメだけど、観た時の面白さが減ってしまうので可哀想だからネタバレできず説明しにくい。とにかく行ってくれ」

聞いた人「よくわからないが、行かないとわからないから行ってみるか」
(その後感染)

という優しさが溢れる流れで拡散している。

なのでこれ以上の紹介は野暮なんだけ

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最後まで書き上げるということ。

最後まで書き上げるということ。

今期の朝ドラも、残り2ヶ月になってきた。

朝ドラの視聴については、今までにも少し触れてきたが、通しで半年見つづけたものは、「わろてんか」に続いて2作目になる。

少し早い振り返りをしたくなってきた。

「半分、青い。」は、今までの朝ドラにはない、ということが謳い文句だけれど、確かにそう。

正直、朝、毎日見続けるにはヘビーなので、次の作品では良い意味での朝ドラ王道展開を期待したい。

朝ドラらし

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幸福のブラックコーヒーとシュガードーナツ

幸福のブラックコーヒーとシュガードーナツ

スタバに行くと、必ず同じセットを頼む。

ブラックコーヒーのショートサイズと、シュガードーナツ。

ある程度、長居して原稿を書くので、コーヒーはお代わりを想定。

スイーツもドリンクもいろいろ試した結果、これに落ち着いた。

とはいえ、一ヶ月のなかで一回か二回は、新しいドリンクやスイーツを試してみる。

レジのお兄さんやお姉さんは、どの店舗もそこそこ顔見知りになっているので、いつものセットではない

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たとえてしまう

たとえてしまう

「彼氏にするなら何の動物がいい?わたしはね〜...」と聞いて人を戸惑わせたことがある。

「そんなこと考えたことなかった!」と彼女は笑ってくれたけど、こういうの、自分ではふつうだと思っていた。もしかしたら多少変わった癖なのかもしれない。的確にイメージをつかんだり言語化するのに、とてもいいと思うんだけどな。あとは単純に、たのしい。

「小田急線みたいなひとがすき」と、ぽろりとつぶやいたときに「君は世

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楽しめる才能

楽しめる才能

人生で起こり得るあらゆるイベントは、大抵つまらないものだ。エンジョイなんていう軽い言葉で装飾したところで、起こるであろう大半の出来事がつまらないのに変わりはないのかもしれない。
なんとなくやってきて気にもしないかもしれないほど小さいイベントの繰り返し。毎日ちょっとずつ、驚きもしない何かが起こる世界である。当たり前を楽しめる人って、きっと一握りだ。

何も起こらない日というのは、人生において1日もな

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なんばのエース・さや姉が卒業しますので...

なんばのエース・さや姉が卒業しますので...

平日はなんば(NMB48)関連の投稿はしないとゆるくルールを作っていたんですが、昨日のライブツアー初日に、なんばのエース・山本彩(やまもとさやか:さや姉)が卒業発表しましたので、ルールをやぶって今日は少しだけ書きます。

山本彩(さや姉)のことNMB48のことは知らなくても山本彩は知っている、という人は多いのではないでしょうか。NHKの朝ドラ「あさが来た」の主題歌「365日の紙飛行機」を歌っていた

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バーのマスターに語られる恋

バーのマスターに語られる恋

林伸次さんの「恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。」を読む。

プロローグ、21話のショートストーリー、エピローグからなる連作短編集だ。

物語の語り手である「私」はひとりでバーを営むマスター。バーにやってくるさまざまなお客様の恋の話に耳を傾け、ときにはささやかに祝福し、ときにはささやかに励ます。

21人の、21通りの恋が描かれている。最終話だけ、お客様ではなくマスター自身の昔の恋の話

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