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教員研修の不思議:10年目の研修はアンガーマネージメント!?の謎
渡米前に、ずっと保留にしてもらっていた10年研修(の一部)をオンラインで受講しました。
指導要領を読み込んで、授業の振り返りをする機会があるのはありがたいものの、全体的になんとなく違和感を覚えるところもあったので、記録しておきます。
それは何かというと、教師のアンガーマネジメント関連の研修が多いということ。
10年研修という特性かもしれませんが、
アンガーマネージメントだけでなく、倫理観の醸成
批判的思考 VS 空気を読む力
「批判的思考が低い日本の教師に、批判的思考を育む授業はできない」という記事を見たことがある人も多いのではないでしょうか。ニューズウィーク日本版に出ていた以下の記事です。私も同様のことに問題意識を持っていたので、そういう視点を発信している方がおられることに驚きました。
そして、今日またこの記事を二度目に目にしてまたはっとしました。
それはこの箇所↓。
風変わりなことや批判めいたことを言うと嫌われ
What did you do on the weekend?" に答えられない日本の生徒をどう考えるか
長期休暇や連休後の英会話の授業で良くあるのが、お休み中に何をしたか?というやりとり。
もちろんこれは日常会話では雑談の一種で、コミュニケーションのとっかかりになるようなたわいもないものでもあります。
でも、それが言えない生徒が本当に多い。
そして、私の問題意識は、それは英語の能力の問題だけでないと言うこと。
もちろん文化的な違い(月曜日や休み明けに週末の話や休みに何したかなんてまず話さない
「自分が何者か」を考える時間を学校でもっと作ろう!
アメリカの大学院の授業で「文化」について考える時間が続いています。文化の認識には「他(the other)」の存在が不可欠で、誰に対して説明する必要があるのか、そしてそれはなぜかなど、根本的な言語の定義をする作業です。以下はその作業に連動したメモです。
例えば、私の興味関心であるコンピテンシーの考えは西洋的な考えかもしれませんが、それが日本でなぜ必要かといえば基本的には対外的に必要になる能力だか