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批判的思考 VS 空気を読む力
「批判的思考が低い日本の教師に、批判的思考を育む授業はできない」という記事を見たことがある人も多いのではないでしょうか。ニューズウィーク日本版に出ていた以下の記事です。私も同様のことに問題意識を持っていたので、そういう視点を発信している方がおられることに驚きました。
そして、今日またこの記事を二度目に目にしてまたはっとしました。
それはこの箇所↓。
風変わりなことや批判めいたことを言うと嫌われ
What did you do on the weekend?" に答えられない日本の生徒をどう考えるか
長期休暇や連休後の英会話の授業で良くあるのが、お休み中に何をしたか?というやりとり。
もちろんこれは日常会話では雑談の一種で、コミュニケーションのとっかかりになるようなたわいもないものでもあります。
でも、それが言えない生徒が本当に多い。
そして、私の問題意識は、それは英語の能力の問題だけでないと言うこと。
もちろん文化的な違い(月曜日や休み明けに週末の話や休みに何したかなんてまず話さない
「自分が何者か」を考える時間を学校でもっと作ろう!
アメリカの大学院の授業で「文化」について考える時間が続いています。文化の認識には「他(the other)」の存在が不可欠で、誰に対して説明する必要があるのか、そしてそれはなぜかなど、根本的な言語の定義をする作業です。以下はその作業に連動したメモです。
例えば、私の興味関心であるコンピテンシーの考えは西洋的な考えかもしれませんが、それが日本でなぜ必要かといえば基本的には対外的に必要になる能力だか
サコさんとともこさん対談〈その1〉
先日、といってももう2か月近く前になってしまったのですが、京都精華大学のウスビ・サコ学長と去る6月16日に対談させて頂きました!
これまで、何度かサコさんのインタビュー記事や映像を拝見して、共感することが多く、またマリ共和国、アフリカ、フランス、中国、京都/日本といった様々な文化圏でのご経験を背景に、とてもクリアな目で日本や世界を見つめておられて、大きな刺激を受けています。
ずっとお話を伺いたいと
イギリスの教育アドバイザー、ケン・ロビンソン卿
今日、イギリス人の教育アドバイザーで有名なSir Ken Robinsonさんの訃報を知りました。以下、彼のご冥福をお祈りすると共に、今後も忘れたくない知識として記録しておきます。
彼は書籍も多数ありますが、日本ではTED Talk 「学校教育は創造性を殺してしまっている」 でご存知の方も多いかもしれません。
私が大好きだったのはこの動画。イラストがついていて、わかりやすくまとめられています。
BOOK REVIEW ❽:21世紀型スキルとは何か〜コンピテンシーに基づく教育改革の国際比較〜
国立教育政策研究所の統括研究官をされている松尾智明氏の著書。21世紀コンピテンシーに関する世界的な流れ(PISA/P21/ACT21sなど)と世界各国におけるコンピテンシー教育改革についての国際比較と、日本への示唆が書かれています。
個人的に学ぶことがとても多かった一冊で、再読したいと思いますが、取り敢えずは今の段階で理解した事や、面白かったことをメモしておきます。
取り扱われていたのは以下の