春分なので新しいことを始めることにした!(6月20日追記)
今日は春分の日ですねぇ。
イタリアでは今日から春が始まる、と言われています。
日本のように祝日ではありません。
このあとにパスクワ(イースター)を控えてますしね。
パスクワの日の定義は、春分を過ぎて最初の満月のあと最初の日曜日です。
ちなみに今年は3月31日。
春分から始まる1年
春分の日は西洋占星術で言うと1年の始まりなんだそうです。
なのでホロスコープ的に「春分図」というのを作成して今後1年間の流れを見るらしい。
春の分かれ目、まさに区切りの季節。
これからの1年間は外国とのつながりを意識したものになるようです。
インバウンドもそのひとつで、日本の魅力を発信して海外からの訪日を増やす動きが活発になるとか。
逆に、日本から海外へ出て行こうとする人も増えるとか。
これを読んで、そうだ!ずっと考えていたけど実行に移していなかったことを始めよう!と思いつきました。
それはイタリア移住についての情報発信をすることです。
過去をさかのぼる作業
1か月ほど前のnoteにも書きましたけどイタリアに移住して10年が経ちました。
10年ってけっこう長いですよね。
最初の2、3年は移住したなんておこがましくて、自分ではなかなか言えませんでした。
でも10年住み続けているなら「移住」という言葉を使ってもいいんじゃないかなぁと。
あとは、コロナ後に私のところにいらっしゃるお客さまの層に違いが出てきたことも大きいかな。
こちらから選んでいるつもりはないのですけど「暮らすような旅」「移住」というワードに関連づくような方が多くなってきたのです。
もしかしたら皆さん、今年の春分図を先取りされていたのかもしれませんね。
イタリア移住には多くの難関が立ちはだかっています。
イタリア人との結婚やイタリアでの就職が決まれば良いのですけど、フツーに日本で暮らしていたらそんなご縁に恵まれることはマレでしょう。
私もそうでした。
イタリアに移住したい、という一念だけでここまで辿り着いたようなものです。
改めて過去を振り返ってみたら、移住する前、留学していた時のこと、さらにイタリア留学するきっかけになった出来事についても書いたほうが分かりやすい、必要なんじゃないかなと思いました。
それはまるで、イタリアに引き寄せられるかのようなことの連続だったからです。
移住にまつわる101の項目
書きはじめるにあたって、最初の出来事からダラダラと自分語りをしても面白くないんじゃないかな、仕事のように考え、まず企画を立ててから中身を書き進めて行ったほうが面白くなるんじゃないかな、と思いました。
無駄な二重語りを避け前後のつながりを分かりやすくするなど、効率も良くなりそうですし。
読者目線というか、読んでくれる方の役に立つことを意識して書いて行こうと思います。
というわけで、留学のきっかけになったことから現在に至るまで、移住に役立つ情報を時系列で挙げて行ったらちょうど50項目になりました!
ものすごくキリが良い。
なのでそのまま「イタリアに移住するための50の方法」みたいなタイトルで1項目につき2000文字ぐらいはどうかなと思ったけれど、2000文字は長すぎる気がして。
もっとサラッと読める長さ、1000文字ぐらいが妥当ではないかと。
というわけで100項目にするべくせっせと作業して行ったら、今度は101項目になりました。
キリは良くないけど、101という数字はまだこれからにつながりそうな感じがしませんか?
なので、現時点では1~101項目について1000文字ぐらいずつ書いていくことに決めました。
最初の20タイトル
101項目、実は昨日1日で考えたのです。
今朝になって見直して、順番を入れ替えたり構成を変更したりしました。
最後のほうは変更する可能性がありそう。
でも最初のほうはさすがに20年も経っているし、昔過ぎて状況や法律も変わっているだろうし、これで確定というのが出来た気がします。
以下、アップしてみますけどどうでしょう?
2003年11月から2006年10月までの3年間です。
今回改めてキチンと年月日を調べたら、奇しくもちょうど3年で自分でも驚きました。
101番目のタイトル
このあと、21~101タイトルまで続くのですが、変更が出るかもしれないので、改めてまたの機会に。
ただ、101番目だけは当面変わりそうもないし、この先10年間ぐらいずっと考えることになりそうなので確定です。
101.何歳になったら日本に永久帰国するか問題
イタリア暮らしって呑気に見えますけど実はいろいろ大変なんですっ(汗。
歳をとってカラダの自由も若い時ほど利かなくなったとき、果たしてさまざまな困難に立ち向かう気力・体力が残っているのか?
残されている気が全くしない(爆。
移住したからといって永住しなきゃいけないわけではありません。
現時点で決めずとも良いし、この先まだ何が起こるか分かりませんし。
まぁ、それはおいおい考えていくとして。
それにしても 1項目1000文字として、400字詰め原稿用紙に換算すると252枚と半分!
卒論の倍以上の文字量になるんですけど(汗。
21から40番目(4月4日追記)
ここからはイタリアへ移住するまでの7年間の苦闘になります。
何もかもが思ったようにならない、なかなか苦しい時期です。
お金も底を突いてきてアルバイトをしたり派遣会社に登録したり。
それでも少しでもイタリアに近い仕事を、と思い始めたスローフードの仕事がハードでイタリア移住の夢がさらに遠のいていきました。
21.東京で料理教室をはじめる〈2006年11月〉
22.久しぶりのバイト生活(イタリアンと深夜のバイト)
23.派遣会社に登録して編集者になった
24.ぜんぜんスローじゃなかったスローフード活動
25.来日するイタリア人との日々
26.シチリア在住日本人に騙されたハナシ
27.引っ越し先は料理人の家だった!
28.シチリアで寿司職人になった!
29.タオルミーナでプチ留学
30.帰国して仕事漬けの日々がはじまる
31.ひと区切りついたのでイタリア滞在
32.気ままなハケン生活に戻る
33.シチリア旅行のプランニングをはじめる
34.東京でシチリア食堂をはじめる
35.シチリア人の彼氏ができた!
36.東日本大震災とシチリアのカレ
37.シェフと行く、シチリア美味しいものツアー
38.移住時期をホロスコープ鑑定してもらった結果
39.シェアハウスを始めて移住資金にする
40.イタリア移住するならどこが良いか(とりあえずローマに決める)
2006年10月から2013年9月までの7年間です。
合間合間でイタリアにも行きましたが基本的に東京での出来事になります。
41から60番目(4月27日追記)
はじめてのイタリア出張でイタリアにハマってから約10年が経過しました。
ついにイタリア移住への一歩を踏み出しますが、ノープラン、ノービジョン、行き当たりばったりなので当然、これまでになく波乱万丈な展開となります。
41.さよなら東京
42.移住のためにローマへ出発
43.ローマでの住居
44.ローマでの仕事探し
45.必要な人は必要な時に現れる
46.アラフィフが留学ビザで移住できるのか?
47.一旦帰国して留学準備をする
48.帰国中に大家から退去を言い渡される
49.東京でローマの家探しをする
50.滞在ビザがなくてもアパート契約できるのか?
51.またまた帰国してイタリア大使館へ
52.イタリア移住に必須なものとは?
53.念願の学生用滞在許可証をついにゲット!
54.留学ビザでも働ける
55.アラフィフのイタリア学生生活
56.ブラッチャーノを日本人にもっと知ってもらいたい!
57.今を楽しむイタリア人的な生き方
58.日本へ帰らずに留学ビザを延長する方法
59.イタリアで婚活
60.一時帰国で結婚を友人に相談した結果
2013年9月から2015年6月までの約2年間です。
ここでは正式な滞在許可証を取得できるまでに次々と襲いかかる困難を乗り越えていく約半年間がメインになります。
61から80番目(5月18日追記)
移住にまつわる法的な問題はクリアしました。
次なる試練はイタリアで生きていくための経済問題。
そしてそれが解決したと思った移住6年目、またしても新たな問題が発生したのです。
61.農園マンマとタクシー運転手との出会い
62.オンラインショップを始める
63.女子おひとりさまのイタリア旅をサポートしたい
64.かさむ借金と完全移住の決意
65.イタリアで家を買うと居住ビザが出る?
66.1400年前の家に住んでみた!
67.お城と湖の見えるタワマンへ引っ越す
68.移住6年目、留学ビザをもらえなくなる
69.イラン人からナゾの弁護士ロマヌスを紹介される
70.3人の税理士に相談した結果
71.就労ビザ取得に弁護士は必要か?
72.すっかり気を抜いていたら人生最大の難関に遭遇する
73.イタリアでコロナ給付金をもらう
74.イタリアに就労移住するための最低納税額は?
75.コロナで日本人観光客がいなかったとき
76.コロナ後、最初のお客さま
77.ついに2年間有効な許可証ゲット!
78.3年帰らないとイタリア人になっちゃうかも
79.移住者としてイタリア地域社会になじむ方法
80.イタリア移住から10年が経って
2015年8月から2023年9月まで約8年間です。
留学用の滞在許可証が出なかったときは本当にもうこれで終わりだと覚悟しました。
さらにコロナも重なり、それが落ち着いたと思ったら今度は歴史的な円安。
イタリアに移住して10年、まったく順調に行った試しがありませんし、それが今でも続いています。
81から83番目(6月8日追記)
最初のイタリア出張からイタリア移住、就労ビザの取得までをエッセイ的に書いてきて、ついに2024年現在まで辿り着きました。
あと3タイトルで一応の区切りをつけたいと思います。
81.4ヵ月間の日本滞在
82.2回目の就労許可証更新手続き
83.アラカンでイタリア暮らしのすすめ
2023年10月から2024年6月現在までです。
84番目以降は、移住にまつわるコトの実際編として、もう少し具体的なことを書いていく予定。
ここまでお読みいただいた皆さま、ありがとうございました!
84から90番目(6月12日追記)
84番目からは、移住に必要な情報や具体的な方法について書いていきます。
私の経験に加え、当時とは変わっていることもあるので現時点での最新情報を調べたうえで改めて記載していくつもりです。
84.イタリア移住にビザは要らない?
85.誰でもできるイタリア移住
86.イタリア滞在許可証の種類
87.イタリア的マイナンバーCodiceFiscaleを取る方法
88.あると便利な身分証明書
89.滞在許可証の申請キットと一連の流れ
90.イタリアで1年間暮らすのに必要な金額
まずは留学用の滞在許可証で移住するための情報です。
91番目からは就労用になります。
もし、知りたい情報があればコメント欄にご記入ください。
今後の内容に反映できればと思います。
91から100番目(6月20日追記)
91番目からは、就労用の滞在許可証での移住に必要な情報をまとめます。
私は、留学→求職→就労という順に滞在理由を変更して更新していったのですが、留学から就労へ直接切り替えることもできるので、そのあたりについても触れていく予定です。
91.イタリアの銀行に口座を持つ
92.イタリアの国民健康保険に加入する
93.イタリアで自営業をするのに必要なこと
94.イタリア移住するなら今がチャンス!
95.P.IVA(商業納税番号)の取得に必要なもの
96.自営業をするなら税理士は必須
97.いろいろ便利なCAFってなに?
98.デジタル化の進むイタリア
99.イタリアのデジタル署名を取得する
100.就労用の滞在許可証取得にかかった費用
ついに100番目まで来ました。
1から100まで読めば2024年6月現在、イタリア移住に関するひと通りの最新情報を得られると思います。
春分の日をきっかけに思いついて始めた取り組みですが、本当に101まで書けるのかと自分でも疑いつつここまで辿り着くことができました。
これも全て、読んでくださっている皆さまのおかげです。
長いハナシにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
そして、書いているうちに移住とは直接関係ないけれど、これまでのイタリア暮らしで体験した面白い出来事が次々と思い起こされ、せっかくなので今度は別のテーマで書いていこうかなぁと思っています。
イタリア生活は本当にネタの宝庫なので!
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