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95.P.IVA(商業納税番号)の取得に必要なもの

イタリアで自営業をやるにあたり、とにかく必要なのがPartita IVA(パルティータ・イーヴァ)です。
これを取得せずにビジネスをすると、闇営業とみなされ罰則対象になります。


パルティータ・イーヴァってなに?

EUで義務付けられている納税システム、付加価値税登録番号(VAT)のイタリア語表記が「Partita IVA(パルティータ・イーヴァ)」です。
事業主ごとに割り当てられるもので、これを取得することによって正式に商売をすることを認められると言っても過言ではないでしょう。

略してP.IVAと表記されます。
発行する領収書や請求書はもちろん、お店の名刺やWEBショッピングサイトに記載することもあります。
言い換えれば、P.IVAを取得しているならちゃんとした会社、事業主ということができるでしょう。
ある意味、保障のようなニュアンスでP.IVAを記載することもありそうです。

P.IVAを取得する方法

私は税理士に頼んでP.IVAを取得しました。

必要書類は下記のとおり。

パスポート
Permesso di Soggiorno(滞在許可証)
Carta di Identita(身分証明書)
Codice Fiscale(個人識別番号)
PEC(電子認定メールアドレス)
spid(電子署名)

各書類については各記事に詳細を記載済みです。

https://note.com/italia/n/n440e9ff0c38a

https://note.com/italia/n/na0545822aa8e

https://note.com/italia/n/nb0d504ff3018

PECとspidについては後述します。

また、どのカテゴリーでP.IVA申請するのかは税理士に相談して決めましょう。
資格が必要だったり、個人事業扱いにならなかったり、さまざまな税法上の制約があるためです。

私は「パーソナルショッパー」というカテゴリーで申請したところ、上記書類の提出のみでP.IVAを取得することができました。

『ローマの休日』でグレゴリー・ペックのアパートがあった「マルグッタ通り」
裏通りなので人通りも少ない
職人が多く軒を連ねています
1927年に設置された水飲み場
通りには飲食店が何軒かありました
おしゃれ~
いつかお金持ちになったらこんなところでお食事したいなぁ

8月7日~10月末までご予約受付中です。

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