今回、このテーマで書くにあたり就労用の滞在許可証について深掘りしたところ、2023年5月に法律が変わっていることが分かりました。
端的に言えば、今ならイタリア移住したい人は条件さえ満たせば誰でも、就労用滞在許可証を取ることが可能です!
2023年5月から変わったデクレートフルッシ
語学学校なら2年、大学やアート、音楽、技術系学校なら5~6年が留学でイタリア移住できる最大年数です。
さらにイタリア移住を継続させるなら、滞在許可証を学生用から就労用に切り替えます。
これまでは、イタリアで大学を卒業した人にしか就学から就労用滞在許可証への切り替えをすることができませんでした。
それ以外の人は、デクレートフルッシと呼ばれる計画的な移民受け入れ政策に則り、1年のうち決まった人数だけ、しかもいつ発表されるか分からない申請日を待つ必要があったのです。
それが2023年5月に法改定され、デクレートフルッシによる人数制限がなくなりました。
条件さえ満たせば誰でも、就学用から就労用へと滞在許可証の書き換えができるようになったので申請日の設定もありません。
書類がそろった時点で書き換え申請すればOKです。
出典はこちら。
これは大きなチャンスと思います。
出典によると、規定の廃止なのでいつまた復活するか分かりません。
イタリア移住を考えている方なら早めに動いたほうが良いと思います。
留学から就労へ切り替えるのに必要な条件
切り替えのタイミングは、留学による就学用滞在許可証の期限内であることが必要です。
準備には時間がかかるので、留学と同時に進めることをお勧めします。
自営業タイプの滞在許可証の切り替えに必要な要件は下記のとおり。
こちらによると、自営業タイプへの切り替えを視野に入れているなら発行前から事業を行って良いことになっています。
外国人の違法労働を取り締まって辞めさせるのではなく、いっそ公式に認めて税金を払ってもらおうという、イタリア政府の新しい移民政策。
これを利用しない手はないと思います。
大事なことなのでもう1度書きますが、とにかくイタリアでは法律がコロコロ変わるので、移住を考えているならすぐに行動を起こしたほうが良いでしょう。
5年後、10年後を目標にしても、すでにこの法律が改訂されている可能性大です。
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