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写真+詩

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写真と詩のようなものたち。
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#日記

【写真+1行詩】雲の向こう側。

【写真+1行詩】雲の向こう側。

雲の向こう側に、夏の匂い。

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。

【写真+詩】赤い糸。

【写真+詩】赤い糸。

ゆうらゆうら

ひいらひら

柔らかなレースで手繰り寄せ

運命の赤い糸のふりをして

気づかれないようそっと触れ

毒を盛る

君を独り占め

したいから

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。

【写真+1行詩+エッセイ】その瞳に。

【写真+1行詩+エッセイ】その瞳に。

君の瞳に映り込めるしあわせ。

ある日
西日に照らされ
わたしをじっと見つめる瞳が
あまりにも美しくて
思わず写真を撮ったら
わたしの手と携帯電話が
はっきりと映り込んでいた。
ただ寄り添って
見つめてもらえること
それだけでしあわせだ。
君の瞳に映るものは
すべて美しいと思えるから
そこへわたしを映してくれることが
少し照れくさいようでもあり
これ以上ないしあわせだと
心から思う。

それでは今

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【写真+1行詩】自らで

【写真+1行詩】自らで

灯し、放ち、そして輝け。

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。

猫写真で猫俳句「冬将軍」

猫写真で猫俳句「冬将軍」

冬将軍
ちょっと待って
まだ寝てて

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。

【写真+詩】永遠に泣き続けられる人はいない。

【写真+詩】永遠に泣き続けられる人はいない。

泣いたっていい
その涙は
必ずそのうち乾くから

泣きたいだけ泣くといい
その涙は
必ずそのうち乾くから

永遠に泣き続けられる人は
どこにもいない

涙が必ず乾くことを知っているのは
乾くまで泣いた人

泣いて泣いて
涙が枯れるまで泣いた人

気が済むまで
泣きたいだけ泣いていい

その涙は
必ず乾くから

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来

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猫写真で猫俳句「思ひ出」

猫写真で猫俳句「思ひ出」

西日浴び
去りし夏へと
思い馳せ

なぜか夏の強烈な日差しを浴びるのが
好きなうちの猫。
ソファで柔らかい秋の西日を浴びて
日向ぼっこをする顔が
少し物憂げだったので
何を考えているのかな、と
彼の心の中を想像した句に。

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。

【写真+1行詩+エッセイ】空気。

【写真+1行詩+エッセイ】空気。

読むより纏いたい。

初めて詩を書いたくらいの時期に
これ↓ですね。これを書いた時くらいに
One Line Poems(1行詩)という言葉を目にして
やってみたいなと思っていて、
それからいくつか考えていました。
詩というか、8〜20字以内くらいの
短い一文で気持ちや想いを表せたら素敵だな、と。
いくつか書いたものに合う写真を選び、
初めて載せるものに、今回の空気を選びました。
今の所、いくつか

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猫写真で猫俳句「冬の足音」

猫写真で猫俳句「冬の足音」

ガラス戸が
冬の足音
伝えた日

猫写真に合わせて
猫の目線で感じたようなことを。

これは俳句なのか川柳なのか
いまいちわたしには分かりきらないんですが笑
おそらく口語俳句というものになるのかな。
さらっと調べただけでは分類すら
わたしには難しい笑

とは言いつつ、正直そこまで
本格的に俳句や川柳を読みたい訳ではなく
写真に合わせて何か
美しい文章や面白い文章をつけたいな
という試みのひとつ、

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