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燕は戻ってこない 桐野夏生2022年集英社№779
この身体こそ、文明の最後の利器。分厚い小説ですが、面白くて本を閉じられない、
一気読み作品でした。
【第64回 毎日芸術賞受賞作】
【第57回 吉川英治文学賞受賞作】
『代理母』
代理出産は日本では認められていない。
でも日本人の子どもが欲しい。
出来るだけ若い健康な女性を希望。
合法でそれを実現するには?
代理母になる。
それはビジネス?、人助け?
自分の遺伝子を残したい。
それは本能?、エ
六人の噓つきな大学生 浅倉秋成2021年KADOKAWA№773
「犯人」が死んだ時、
すべての動機が明かされる―
―新世代の青春ミステリ!
<<2022年本屋大賞ノミネート &
ブランチBOOK大賞2021受賞 >>時は2011年4月。
初任給50万円の
大人気企業IT企業「スピラリンクス」の
最終面接に挑む。
応募者5000人超える中から選ばれた6人。
さて、彼らに秘められたこととは?
8年後にわかる事実とは?
帰国子女が日本の就職活動は
みんな同じ服、同
ほろよい読書 織守きょうや2021年双葉社№770
「お酒と女性」をテーマにした
5名の作家さんによる短編集。
有名なお二人以外の作家さん
全くの初めましてでした。
5作品とも本当に良い。
甲乙つけがたい。
様々な人間模様。
人それぞれの生き方がある。
失敗もするし、後悔もする。
私は下戸なので
お酒を飲めることが羨ましい。
*お酒の入ったスイーツ
*多種多様な果実酒
*拘り抜いた酒造の日本酒
*定食と一緒に飲むビール
*家にあるもので
さ
野良犬の値段 百田尚樹2020年幻冬舎№766
ホームレスの命の価値はいくら?誘拐された、みすぼらしい6人の謎の男たち。
ある日突然、犯人のサイトが立ち上がった。
前代未聞のネットを使った
「劇場型」誘拐事件が、
日本社会に“命の価値"を問いかける。
日本には行方不明になっても
誰からも心配されない人々がいる。
社会のレールから一旦外れたら
戻れない構造になっていないか?
ホームレスにたどり着いた人の
背景はそれぞれ。
見知らぬホームレ
ザリガニの鳴くところ ディーリア・オーエンズ2020年早川書房№753
ノースカロライナ州の湿地で
孤独と差別の中を、幼少期から
たったひとりで生き抜いた
少女の物語。
作家は69歳、処女作で全米大ヒット。
「2019年アメリカで一番売れた本」
「全米500万部突破、感動と驚愕のベストセラー」
映画にもなった作品ということで
洋書は読まないが
あまりの高評価に手に取ってみた。
アメリカの未開の湿地が舞台。
時代は1952年から始まる。
500ページを超える長編小説。