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試験当日少しでも得点を伸ばす戦略(東大理系合格)

ご覧いただきありがとうございます。

私は1年間の浪人(東大模試6つ駿台河合東進代ゼミ全てA判定)を経て東京大学理科一類に合格しました。

試験の結果は試験前日までに詰め込んできた勉強の成果と、それを発揮する当日のパフォーマンスによって決まります。

本記事ではそのうち後者、つまり当日のパフォーマンスを最大限に引き上げるためにできる戦略を箇条書き形式でお伝えしていきます。細かいものや当たり前なものばかりですが、合格最低点ラインに何百人とひしめく入試において最後にそのラインを越えるのはこういった小さなことを意識できる人だと思います。ぜひ模試の時から意識してみてください。
また本記事の内容は全て私が受験生時代に実践していたものです。

1. 会場に着くまで

・ 鉛筆

シャーペンだけでなく鉛筆も持参。シャーペンを複数本持っていくのは当然だが、あくまで機械なので壊れる可能性がある。
また鉛筆は輪ゴムを巻くと良い。大学の講義室の机には一部傾斜があるものがあるので輪ゴムを滑り止めにして転がるのを防ぐ。
消しゴムも含めて筆記用具はどれも3つずつ以上は持っていく。筆箱を落とすリスクも想定し、2つの筆箱に分けて持参。

・ 時計

試験中に止まったら悲惨なので複数持参。試験中は2つ以上机の上に置いておく。

・ 眼鏡

コンタクトの人は眼鏡も持参。目薬も忘れずに。

・ 防寒

膝掛け、上着は必須。寒いことがある。

・ 手提げ鞄

リュックで試験会場に行く人が多いと思うがそれに加えて手提げ鞄があると便利。
試験会場に入る際に受験票の提示を求められるがその際にスムーズに出すことができる。

・ 昼食

事前に最寄駅で買うか家から持参していく。会場近くのコンビニは混み合い予想以上に時間を取られる。最悪の場合、品切れのこともある。

2. 会場に着いてから

・ 机

1人用の机の場合はガタ付きがないかをまず確認する。ガタ付きがあれば白紙を机の脚の下に噛ませて調整する。
上面に凸凹がないかを確認する。凸凹があった場合、下敷きを借りられる可能性があるので試験監督に聞く。借りられなかった場合は凸凹の上に解答用紙が来ないように注意する。

・ ティッシュ

大体の場合、袋から出したティッシュを試験中机の上に置くことができる。風邪気味でなくても突然鼻血が出る場合もあるので必ず置く。

・ 水

会場に着いてから試験が終わるまであまり水は飲まない。もちろん全く飲まないのも良くないが少量で済ませる。試験中にトイレに行くことは避けたい。
同じ理由で全ての休み時間で必ずトイレに行くべき。
なおエナジードリンク、コーヒー、緑茶など利尿作用のあるものも避けたい。

・ リスニング

英語にリスニングがある場合、その前の休み時間に使い慣れたリスニング音声を聞いて耳を慣らす。

・ 散歩

試験中の昼休みは大学構内を散歩をして気分転換をした方が良いと言われることがありますが私は反対です。普段の模試でも同じように昼休みに予備校の周りを散歩しているでしょうか?していないのならば入試本番もしない方がいいです。
基本的に普段と違うことはしないことが大事です。
少し建物を出て外の空気を吸うくらいがちょうど良いと思います。

・ 使い倒した参考書

試験の休み時間に使い倒した参考書を開くと自分はこれだけやったんだという自信が湧いてきます。またボロボロであればあるほど周囲を威圧することができます。それを見た周りの人が勝手に焦ってくれたら儲けものです。

3. 最後に

私が試験当日に最大限のパフォーマンスを発揮するために勉強以外で意識していたことを一覧でまとめてみました。勉強してきたことを当日に十分に発揮できないということがないように意識してみてほしいです。

なお当然ですが、試験前日までの勉強の方がより大事です。

限られた時間の中で効率的に成績を向上させる勉強法を各科目ごとにまとめているので良ければご覧ください。


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