grokで映画のポスター風にお試し生成してみました。 今の画像と、マガジンのタイトル画像にどっちがいいかな?
「キャプテンも辛いね」 「ダッチマン号の乗組員はみな、迷える子羊」 それぞれの無念を晴らすまで、大海原を彷徨う定め。 「ところで。ここへ来る途中、人魚の歌声が聞こえたけど」 舵輪を握る操舵手エリックを、シスターが見る。 「故郷のシチリアに残してきた恋人そっくりなんだ」
バルセナから海沿いに北上、カルカスへ進むピサロ軍。 そこへ現れる、幽霊船フライング・ダッチマン号。 「エリック、間合いを保ちつつ注意を引いて」 「イエス、マム!」 「神のご加護を」 悲壮と決然。海賊少女マリスが胸に秘める想い。 「ピサロはボクたちが止めるよ。撃ち方始め!」
「切り札を使うよ」 カラカラへの砲撃を止めるべく、マリスのダッチマン号が動く。 「幽霊船が…増えた!?」 何をどうやったのか、艦隊化した幽霊船たちが一斉砲撃。敵の一角を崩し、注意を引くも。 「長くは続かんはずだ。目標そのまま!」 奮闘虚しく、無敵艦隊の勢いは止まらない。
「僕達に、行かせてください」 「行って、どうするのです?」 ヨミコの脅しに、アッシュは即断する。 「オーブが奪われれば、魔王軍はムウ大陸を浮上させ世界を滅ぼすかも」 「勇者オレガノの息子と言ったな。いい目をしている」 物陰から話を聞いていたのは、なんとオスマンの獅子王。
「くそっ、急に霧が!」 ダッチマン号を見失い、苛立つ砲手。 「牝狐め」 イスパニア海軍とは、因縁が深いらしい。 「もしかして、これもムウの遺産か?」 「不吉なこと言うなよ」 船長が呆れた顔で言う。 「『七海の瓶』みたいにヤバいやつなら、こっちがとっくに沈んでるさ」
「聞け! カルカスの者たちよ」 ピサロに従うイスパニア軍の使者が、城門前で声を張り上げる。 「我々は、城に隠された宝珠の引き渡しを求める」 静まり返る街。 「期限は夜まで。応じない場合…」 何か切り札を匂わす脅しだが。 宝珠が悪の手に渡るとどうなるか、みんな知っていた。
馬上で砲声を聞くピサロ。近くで起こる爆発。 「奴にオレは撃てん。構わず突っ切れ!」 海上から、別の船の砲撃。ダッチマン号の周囲に立つ水柱。 「キャプテン、イスパニアの無敵艦隊だ!」 赤いバンダナの船員が、警告の叫びをあげる。 「霧のランプを!まともに戦っちゃヤバいよ」
「オスマン帝国に阻まれ、陸路のバーラト行きは厳しいね」 晩餐会も、お開き間近。ヴェニス共和国のドージェ(元首)と話せる貴重な機会に、シャルロッテは念願の黒胡椒の件を聞いてみるも。 「そうでちか…」 「だからこそ、新しい街に期待してるよ」 後日、シャルロッテは男爵位を授かる。
「砂漠の国バステトは代々、猫人の女王が治めてきました」 そして王家の墓ピラミッドに、オーブのひとつを封じてきた。 アッシュは、ムウの博物誌の一節をそらんじる。 「そこが魔王軍に襲われたってことは」 「紫怨の宝珠が狙いかと」 「救世教と巡礼教は敵対してるんだろう?どうする」