香道

天下の名香「蘭奢待」

「御香」を頂戴しました。

1000年も香りが続くといわれている香木です。

特に、著名なのは天下の名香
「蘭奢待」(らんじゃたい)

東大寺・正倉院(天皇の宝物庫)の秘宝です。

切り取りは、
太政大臣・平清盛、征夷大将軍・源頼朝も許されませんでした。

織田信長が蘭奢待の切り取りを巧みに政治利用したのは有名です。

「信長包囲網」を破るためとも言われています。

御香を用いた「香道」は茶道より

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【日本人も知らない?】香道の流派、ご存知ですか?

前回は茶道の流派についてご紹介しましたが、今回は香道の流派についてご紹介していきます。友人のお母様(香道家)に教えて頂いた、知る人ぞ知るお話も満載です。

そもそも香道って?

香道を全く知らない方は、茶道と比較することで分かりやすくなるかもしれません。
茶道では「お茶」を点てて飲むように、香道では「香木」や「薫物」を焚いて、その香りを味わいます。
茶道ではお茶の点て方と共にお作法を習うように、香

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伽羅の香り

お香というと香木やお香を炭に載せて焚いて煙を嗅ぐと思われがちだけど
こんな風にした方がほんのりとした香りを楽しめる

ちなみに香道では香りを聞くと表現していて
いくつかの種類を聞き比べ、心を傾けて味わう
それを聞香(もんこう)と呼び、香りにも五味がある
アロマも良いけど仏教伝来から始まった平安時代の貴族の楽しみ
香木を焚く味わいは独特の世界観がある

写真:バンコクで入手した伽羅を焚いている
  

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香スペシャリスト養成講座(初級編・中級編・上級編)

香研究会IRIでは、10年前から香スペシャリスト養成講座(初級編)を開催しております。私の長年にわたる海外での現地調査をもとに、独自に考案した講座内容で、他では学べないコンテンツとなっております。

そして、昨年から中級編と上級編が新しく加わりました。

薫物屋香楽の「香司」としてご活動されている方からのお問い合わせが最近増えております。

私がお教えしている養成講座の一番の特長は、「お香は世界共

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聞香療法〜魂のセルフケア〜

20代から始めた「御家流香道」のお稽古と、8年間住んでいた米国ボストンで体験した海外で唯一といえる「志野流香道」の教場でのお稽古を通して、基本的な考え方の違いについて知ることができたことは、私の貴重な財産となっています。

私は独自のスタイルで「聞香会」を長年にわたり、開催しております。

競技形式の「組香」でなく、心を研ぎ澄まして、無になり、香木の香りと向き合う「聞香」から得られることは想像以上

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香りの文化で女子力アップ!

初めてのお香の会

昨年、友人とお茶とお香の会に参加しました。
お香の会って珍しいですよね?
私はお茶会は何度かありますが、お香の会は初めてでした。
今回は、私が初めて体験した「組香席」と「伏籠手前」の魅力を
お伝えしたいと思います!

組香席って?

組香席は、いくつかの香りを覚えた後、それがどんな順番で出てくるか、当てるゲームです。
例えばAとBの香りを覚えた後、新しく3つの香りがでてきます。

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香りに触れる

香りを焚くのは、
我が家にとって欠かせない習慣だ。
さらに、お香は「リスン」のもの以外は
あまり使わない。
「リスン」は、香老舗の松栄堂が
手掛けているスタイリッシュな
インセンスのショップで、
旗艦店が四条烏丸に開設されて以来、
ずっと愛用しているお店だ。

リスンの香は、それぞれ名前とイメージを
持っており、想像力を
刺激するようなネーミングが
つけられていて、香りのみならず、
言葉も楽しめる

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花をいけることを通して気づいた、香りを聞き味わうこと

編集部より:花人のOYUさんに、いけばなから茶畑、パフューム、神経科学、そしてお香まで、香りをめぐる冒険の日々を綴っていただきました。OYUさんの経験を通じて、お香とほかの香り文化の共通点と違いがみえてきます。香りの多様性を聞き、味わうことができる文章です。

OKOPEOPLE編集室のnoteをご覧の皆さま、はじめまして、花人のOYUと申します。花人という肩書きは聞きなれないと思いますが、平たく

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不可視なものを愛づる365日 〜香りからの誘いを愛づ〜

精油が入った小瓶を鼻に近づけて、すっと横に動かしながら、ゆっくりと深く吸う。香りがふわっと立ち上がり、余韻を残しながらそっと去っていく。心を鎮めたい時、あえて部屋の中に自然光が少しだけ入るようにブランドを調整して、サンダルウッドの香りを、この小瓶からそのままという手軽な方法で自分の中に取り入れる。香りを「嗅ぐ」とか「楽しむ」ではなく、「自分の中に取り入れる」、というのがしっくりくる。目を閉じて、右

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なんたって源氏物語③

源氏物語を通読して驚いたのは、華やかなイケメンとして女性たちを虜にする、誰もがイメージする姿は前半だけで、残りは都落ちあり、心理的な葛藤あり、諸行無常感漂う暗い闇が支配する世界が広がっていたことです。しかも、全54帖のうち42帖から以降、つまり全体の約1/4は光源氏が亡き後の物語とは、、、。むしろ私自身はこの「もののあはれ」がたゆたう闇の世界観のほうに魅力を感じます。

ともあれ、源氏物語を通読す

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