宵のうさぎ@香司(嗅覚のプロフェッショナル)

お香・アロマ・薬膳・スパイス等を用いた古今東西の技法を扱う。香道(御家流・志野流)、陰…

宵のうさぎ@香司(嗅覚のプロフェッショナル)

お香・アロマ・薬膳・スパイス等を用いた古今東西の技法を扱う。香道(御家流・志野流)、陰陽道、真言密教・チベット密教等の古伝秘術を大脳生理学・発達心理学等の科学的視点に照らし再構築。「嗅覚を人生の豊かさにつなげる」をテーマに現代人の心身・生活の問題解決、能力開発の各手法を開発

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【夏の怪談と邪気祓い】〜注意点とケア方法〜③

【夏の怪談と邪気祓い】〜注意点とケア方法〜①では、 ・人は何故,怖いものに惹かれるのか。 ・パワースポットとマイナススポットについて ・夏に注意するポイント 【夏の怪談と邪気祓い】〜注意点とケア方法〜②では、邪気祓いのケア方法【前編】をお伝えしました。 【夏の怪談と邪気祓い】〜注意点とケア方法〜③では、邪気祓いのケア方法【後編】をご紹介します。 ☆日常生活でのケア方法 例えば、ご葬儀では、集まる方々の「悲しい気持ち」「やるせなさ」などの感情や想念が充満している場合が多

    • 【夏の怪談と邪気祓い】〜注意点とケア方法〜②

      【夏の怪談と邪気祓い】〜注意点とケア方法〜①では、 ・人は何故,怖いものに惹かれるのか。 ・パワースポットとマイナススポットについて ・夏に注意するポイント をお伝えしました。 ②では、ケア方法(邪気祓い)の【前編】をご紹介します。 怪談を聞いた後や、例えば、歌舞伎の演目『牡丹灯篭』を見た後に、「妙に体が重い気がする」、「少し寒気がする」、「心が落ち着かない」と感じる繊細な感覚をお持ちの方もおいでです。 ここで、そうした感覚にまつわるお話をさせてください。 「奈落の底」

      • 【夏の怪談と邪気祓い】〜注意点とケア方法〜 ①

        夏になると、あちこちで怪談の会が開かれますね。多くの人は怖いものが苦手です。ですが「怖いもの見たさ」という言葉があるように、人はなぜだか、怖い話を昔から聞いて、ある種の興奮を味わってきたのでしょうね。特に日本の古来から伝わる怪談には、人間の心の機微が表現されている言葉が多く、幼い子供から年配の方まで「あー、こうなってはいけない」など、大切な訓戒などに気づかされたりします。今回は、怪談を軸にパワースポットとマイナススポットとの関係にも触れな

        • 基礎トレ)嗅覚を活用した変性意識の入り方☆能力開発・心身コントロールに最適な状態を作り出す☆

          本メソッドは「嗅覚の本能や情動に直接作用する特性」を活かし、能力開発や心身コントロールを効果的に行うために最適な「変性意識状態に自在に入る方法」をお伝えします。 まず、変性意識状態(Altered State of Consciousness、以下『変性意識』)とは「目覚めてはいるが、日常的な意識とは異なった状態」とされています。 (September 1966 ARNOLD M. LUDWIG, MD) ここで、通常の意識状態の脳波は、覚醒時(顕在意識優位)の特徴であ

          ¥4,000

        【夏の怪談と邪気祓い】〜注意点とケア方法〜③

          基礎トレ)嗅ぐトレ〜眠っている嗅覚を呼び覚ます〜☆共感覚トレーニング(簡易版)・「効能感別・香材対応表」のおまけつき☆

          本メソッドでは「宵のうさぎ」各メソッドを習熟するための基礎にもなる「眠っている嗅覚を呼び覚ます方法」をお伝えします。 通常、嗅覚は10〜20歳代をピークに低下していくと言われます。その要因としては、生理的には鼻の奥でにおい分子を感知する嗅細胞の再生能力の低下が関係していると言われ(その他の細胞の再生能力と同様)、また、視覚・聴覚と比べ、嗅覚の衰えは通常の生活に大きな支障が出ず対策が取られにくいことなども考えられますが、この嗅覚を意識的に鍛えることで下記の通り実生活における

          ¥4,000

          基礎トレ)嗅ぐトレ〜眠っている嗅覚を呼び覚ます〜☆共感覚トレーニング(簡易版)・「効能感別・香材対応表」のおまけつき☆

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          【春は排出(デトックス)の季節 ☆薬膳レシピ付き☆】

          近年、COVID-19(コロナ)が地球、特に先進国といわれている国々を揺らしました。 近代医療の企業が対応策としてワクチンを開発、各国で接種を行いました。今回は、体調管理を含めて、最終的に排出(デトックス)することの重要性をお伝えします。 元々、人間の身体は不要なものを排出し、また必要なものを取り入れることで肉体や精神をリフレッシュさせ維持しています。 特に、春は老廃物が溜まりやすい冬の時期に溜め込んだものを、全身から排出しています。そのため、乾燥する秋より、花粉やほこり刺

          【春は排出(デトックス)の季節 ☆薬膳レシピ付き☆】

          【春先におこるさみしさ〜生物学的考察と解消法〜】

          春めいてくると 花も開いて、人の体温も上がってきますね。 春は何故、明るい日差しであるのに、そこはかとなく 人寂しい感情が沸くのでしょう。 日本では卒業式があり、新学期が始まり、別れと出会いの季節という社会的なタイミングもありますが、それ以外にも実は生物学的な意味があり、それは香りの観点からも紐解くことができます。 まずは『さみしい』という感情が起こるメカニズムに触れてから、その刺激を和らげる方法をお伝えします。 『さみしい』という感情が起こるメカニズム 春、気

          【春先におこるさみしさ〜生物学的考察と解消法〜】

          【自分の匂いが怖い〜スメハラについて〜】

          最近、香害という言葉を聞くようになりました。 これは、合成化学香料というものを使った商品を常に身にまとう衣類や小物に使って香りをつけていて、それが一緒に居合わせた人の鼻腔に刺激となって不快な感情を抱かせたり健康への影響を生じるというものです。 『スメハラ』『スメルハラスメント』という言葉も生まれ、企業でも対策が意識されるようになりました。(日経ビジネス|2018.1.12等) 『スメルハラスメント』は、「匂いにまつわる他者への影響」という点では香害と共通しますが、香害が

          【自分の匂いが怖い〜スメハラについて〜】