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基礎トレ)嗅覚を活用した変性意識の入り方☆能力開発・心身コントロールに最適な状態を作り出す☆

本メソッドは「嗅覚の本能や情動に直接作用する特性」を活かし、能力開発や心身コントロールを効果的に行うために最適な「変性意識状態に自在に入る方法」をお伝えします。

 まず、変性意識状態(Altered State of Consciousness、以下『変性意識』)とは「目覚めてはいるが、日常的な意識とは異なった状態」とされています。
(September 1966 ARNOLD M. LUDWIG, MD)

ここで、通常の意識状態の脳波は、覚醒時(顕在意識優位)の特徴であるベータ波[脳活動の周波数帯:12Hz *毎秒12サイクル以上]が優勢であるのに対して、変性意識の脳波は、高い集中や深い入眠に適しているとされる、アルファ[12〜8Hz]〜睡眠時(潜在意識優位)のシータ波[8〜4Hz]帯域のゆっくりした脳波が優勢になった状態です。(ここで「優勢」としているのは通常脳波は様々な周波数の波形が混在しているためです)

そのため、脳波の観点からは「顕在意識より潜在意識が優勢、もしくは顕在意識と潜在意識が両立した状態」と言えます。この状態が進むと、いわゆる「トランス状態」や「ゾーンに入った」などとも呼ばれ、多幸感や全能感や恍惚感・快感などが感じられるとされています。また、各内的な感覚(五感や言語情報による内面での体験)をより鮮明に知覚できるとされています。

 日常生活の例としては「眠りに入る直前のウトウトした状態」や「アルコールを摂取して酔った状態」「喫煙時にリラックスした(ように感じる)状態」も広い意味では変性意識状態と言えますが、本メソッドで扱う『変性意識』は、通常の意識状態から、外的薬物等を内服することなく、意図的にその状態を誘発でき、そのため反復訓練を重ねることで、より深いレベルを目指せるものを指します。

そして「競技パフォーマンス向上のためのメンタル強化」「高速学習(速読・記憶術)」「自己啓発(ビジョン実現・アファメーション)」「生活改善(マインドフルネス、ダイエット・体調管理、禁酒・禁煙)」など、能力開発や心身コントロール法の多くは潜在意識の活性化とそれに伴う「内的五感類」による情報空間での書き換えを伴うものが多く、そうした取り組みの効果をより高めるための土台としても「変性意識に自在に入れること」はとても重要です。

密教やヨガで行われている瞑想も、この状態の獲得を目的としているものが多くあり、ここからいわゆる「悟り(外的五感類による物理空間・時間感覚の制約等からの離脱)」や「神道や合気道で言われる神人合一(世俗の物質的時空間を超えた宇宙・神との一体化)」といった超越的な状態への道が開けるとされています。

この点、世の中には変性意識へ入る方法をテーマとしている書籍やセミナーも少なからずありますが、要は「上手な瞑想や坐禅の方法」が言葉を変えて書かれているだけであったり(確かに瞑想をうまくできる人は変性意識に入れますが、一般的な方法では熟達するのに時間がかかります)、数万円〜数十万円もする高額な費用がかかったり、他者の手を介在することのリスクも出てくる(変性意識は催眠やマインドコントロールにかかりやすい状態でもあります)のであまりおすすめできません。

しかし、本メソッドでお伝えするように、変性意識状態は実は簡単なボディコントロールと嗅覚をトリガーとする方法で、お寺やインドで何十年も修行しなくとも、他者に誘導してもらわなくとも、2週間〜3ヶ月程度の短期間(勘の良い方やマインドフルネス・ヨガなどを習慣としている方なら即時)で熟達することが可能です。

そして、上記のような変性意識に入るには深い「リラックス」と「集中」が必要条件となりますが、ここで「嗅覚の直接本能に作用しやすい性質※」を利用することで、その状態に入りやすくすることができます。
※嗅覚の特性については、『初級)嗅ぐトレ〜眠っている嗅覚を呼び覚ます〜☆共感覚トレーニング(簡易版)・香材効能感別比較表のおまけつき☆』で詳しく説明しておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

※本メソッド購入・実践にあたっての注意書き

・「宵のうさぎメソッド」では、短時間で効力を発揮する方法を厳選しておりますが、習得にはある程度反復した訓練をしていただくことを前提としておりますため、そのための努力や時間をかけられる方を対象とさせていただいています。

また、日常生活の延長で実践でき、QOL(生活の質、幸福度)を高めたり、心身への好影響もご期待いただける内容となっておりますが、医療行為を目的とはしていないため、心身に疾患のある方はそちらを治療のうえ、健康な状態となってから実践ください。

前提知識をお持ちでない方も習得いただけるよう平易な表現を心がけておりますが、メソッドの本質部分に文量をおきたいため、一般的なWEB検索などでお調べいただける箇所の解説は最小限にしております。

それでは具体的な実践方法について、実際の手順をもとに解説していきます。

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