りん

はじめまして。料理が大好きです。手作りが好きでいろんなものを作っています。文章を書くこ…

りん

はじめまして。料理が大好きです。手作りが好きでいろんなものを作っています。文章を書くことが、こんなに面白いとは考えてもいませんでした。さらっと読めてほっとする、そんな文が書けたらなあと思っています。どうぞよろしくお願いします。

マガジン

  • 小説 「八月の赤い月」

    初めて書く小説をここにのせたいと思います。 マッチングアプリで出会った男女・・・ですがちょっと年齢高いです。  さあ、この男女はどうなっていくのでしょうか?

最近の記事

雨が降ってる 雨 あめ 飴じゃあないの 雨だよ 雨の波 突然の雨 通りは人でいっぱい 透明の傘がいっぱいだ うね うね うね 傘の波 にょこ にょこ にょこ 人の波 どこへ行くのかな? あ 走ってる 忙しいの? たったったっ 傘が走ってる ふわっ ふわっ ふわっとね ざわあ ざわあ ざあーっ 車が通ると水の音 意外といいじゃない?雨の日も 雨の中 傘の波は美しい ああ、木が喜んでる 光る雨粒 雨のしずくが ぽたぽたぽたと いつのまにか木々の緑

    • だんだん優しくなってきて

      前はそうじゃあなかったのに変わってきたこと 映画行こうよ! やだ みたいのないし、なんで行くの? ねえ映画行こうよ? ごめんけど、この映画興味ないんだよね。どうしましょうか? あれっ? 前はすぐやだって言ってたのに これ美味しいよ!  と言うと お口をあーん あらら、子供じゃない?こんなに甘えてたっけ? 今度いつ会える? うーーん仕事まだわからないから わかった〜 いいよ。また今度ね〜 今度会える? そうだな、土曜の午後ちょっとかもしれないけど。

      • 愛を食べて幸せになる

        もうずっと前のこと 5歳と3歳の小さな兄妹は、お留守番 手には手作りのパンが二つ おなかすいた と ちっちゃな妹 お兄ちゃんは、パンがあるよ。と袋から取り出した。 それから二人はパンを食べ出した 美味しいね。うん。美味しいね。 ちっちゃな兄妹は嬉しそうに笑顔で食べ始めた。 ねえねえ、ちょっと分けてくれない? あんまり美味しそうに食べるのでお願いしてっちょっといただいた パンはすっかり硬くなっていたけれど、手作りの甘い味がした。 誰が作ったの? お母さん!

        • ご馳走作成中

          例年4月の初めから、とーーーっても忙しい毎日が始まるのです。 仕事帰りに山で筍掘り 家に帰って皮を剥きぬかと一緒にゆがいて煮つけに筍ご飯に 夏野菜を植え付けて、春の蓬を見つけると葉っぱを重そうで煮ておきます。団子用 余裕がある時は、つくしをとって卵とじに 冬のミカンは食べきれない時は絞って冷凍もしくは、ポン酢に これまた余裕があればザボン漬けにオレンジピールに そうこうしてたら、八重桜の季節になり、葉っぱの塩漬け、桜の花の塩漬け で気づくとナニワノイバラやボタン

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        • 小説 「八月の赤い月」
          4本

        記事

          妖精さんが来たよ

          皆さんは妖精がいると信じますか? 私は信じています。 子供とよく散歩してました。その時のこと 妖精さんいるんだよー ほんと? ほんとほんと どうしたら会えるのー? 妖精さんって呼ぶんだよー そうかあ じゃあ呼んでみよう 妖精さん、妖精さん 森の中で声をかけるとーーー ふわあっと優しい風が頬を撫でる あ、妖精さんが来たよー ほんとだ。妖精さんだね〜。 皆さんも森の中や朝のしずーかなとき、 声をかけてみて 妖精さんがやってきますよ! ようせいさー

          妖精さんが来たよ

          心のダイヤモンド

          心に光ること 雲ひとつない青空 雨上がりの水たまりに映る景色 ひっそりと漂ってくる春の香り 食べていいよ~と自分より多くをすすめる人 あなたはハッピーよ。これからの人生はきっともっとハッピーよ。私はそう信じてると言ってくれる人 にっこり笑みを返してくれる人 きっとできるよと励ましてくれる人 つらいよお、あいたいよおと言ったら飛んであいにきてくれる人 赤 黄 紫 白 青 色とりどりの花の色 ほーほけっ とまだまだ未熟な鶯の声 黒と白だけの 今にも動き出しそ

          心のダイヤモンド

          風の話

          カタカタ静かに戸が動く 耳を澄ますと、ゴオー バサっ バサっと 何者? そのまま目をつむり、静かに布団にくるまって眠る 目覚めると、快晴だ。 まだ風は吹いている。 靴の紐をキュッと締めて外に飛び出す。 カラカラカラ 枯れ葉が舞う ざあー、ざあっ  ざあー、ざあっ。ケヤキの枝がしなる。 ふと足元を見る。ボキッと折れた木の枝 風は言う 目覚めよ 目覚めよ 目覚めよ いつまで寝ているのだ。いつまでそこにいるのだ。 春の光は目の前にあるのに。 何をしている

          春の目覚めに よもぎ団子

          やっと暖かい日が多くなってきたこの頃 散歩をしているとよもぎみーーっけ さあて何を作りましょうか?やっぱりよもぎ団子だよねえ。 新芽の柔らかい葉っぱを摘んで、水でざぶざぶ洗います。 お湯を沸かしてその中へドボン 重曹入れて3g一パックでオッケー 柔らかくなったら取り出します。 水で洗って、キュウっと絞ります。 サクサクっと少し小さく切って 団子粉に入れます。水気が足りないなら、お湯を少し入れて 耳たぶくらいにしてね〜 その間にお湯を沸かします。 丸めて

          春の目覚めに よもぎ団子

          時間が美味しくしてくれる

          以前にも時間が美味しくしてくれるって書いたよなあ。 今日はフレンチトースト 牛乳砂糖卵を入れてぐるぐるバットの中で混ぜる 卵2個牛乳100cc以上 砂糖うーーん50-60gかなあテキトー 4等分した食パンを面をかえながら液につける 食パン3-4枚かなあ 最後にシナモン振りかけて一晩おきましょう。乾燥しないようにラップしてね〜 マーガリンかバターを溶かしたフライパンで焼きます。 美味〜〜 なのです。 時間を置くと美味しくなる 人間関係も煮詰まった時は時間を置

          時間が美味しくしてくれる

          美しいものは美しい

          美しいと思うもの 雨に濡れたあんずの花 朝窓の外を見るとあんずの薄桃色の花が雨に濡れていた。枝にはキラキラ光る雨粒がたくさん 自然のダイヤモンドね 麦畑の菜の花 麦の葉がやっと生え揃った真緑の絨毯 所々にレモンイエローの菜の花が咲いている。薄緑の茎や葉と対照的な鮮やかな黄色のかたまり  春だねえ 霧の中の灯り 雨が続いてでも少し気温が高い日 白い霧がじわじわと広がってくる。 夕暮れ近くになると、家の橙色の灯りや信号の青い灯り ぼうっと、あちこちで光る。 幻想

          美しいものは美しい

          掘り出し物

          時々休みの日はリサイクルショップや中古の本を探しにぶらっとします。 何故か足が止まってしまうのは、こういう本 日本画家さんのエッセイと素敵な日本画が載っています。 「日本人の本音」ではずいぶん昔のホテルが西洋一辺倒になったのを嘆き、その後のホテルの食の変化を喜んでいます。 一文だけ 生き物の形を丸ごと見せず、一口の切り身として美しく仕上げ、色や形や香りや旬にも心を配り、とりどりの食器にも美意識を込めた日本の食事。 同時に、食べやすさを大切にした身近な食べ物が日本人

          掘り出し物

          何もないをするよ

          私は定期的にカウンセリングを受けています。 先日その先生から教えてもらった言葉 くまのプーさんの実写版でプーさんが今日は何もないをするよって いい言葉ねえ。と私も思いました。 今日は何もないをするよ。 朝日を見ながらコーヒー飲んで 好きな時間に朝食食べて 眠たくなったら寝て うとうと ゆっくり でわたしはやっぱりケーキ焼いちゃう。😘 パウンドケーキのレシピにぐずぐずのバナナたっぷり入れて 自家製ピールも入れて 紅茶にコーヒーおやつの時間 ふうふう  ほくほ

          何もないをするよ

          Ciaoから始まる物語4

          航空チケットだけ持って再訪したミラノ イタリアについて、荷物を取ろうと待っていたら、一人の女性が話しかけてきた。 今日はどこに泊まるの?私は友人のうちに あなたは? 私は決まってないの。どこに泊まろうかって、 私は知らないけど、じゃあ友人に聞いてあげる。 その間数分のやり取り ゲートを通過して友人が待っていたよ。私の拙い英語力では、友人がホテルを探してるんだ〜と説明するしかなく。 すると今日はミラノコレクションがあってるからホテルないよ。じゃあうちへいらっしゃ

          Ciaoから始まる物語4

          夜の散歩

          久しぶりに夜の散歩に出かけたよ。 キュッキュッキュッ 靴の音 あら?木の匂い ああどこかのお家がお風呂沸かしてる 薪のいい匂い ふっと薫ってきたのは沈丁花 ああもうすぐ春 夜の初めの白々しい空 青白い蛍光灯の灯りに橙 黄色の灯り 青い信号 まだ夜の初めなのに 静か ああ聞こえてきた ぽこポコぽこ  川の水 ふと見上げると 花桃?ピンクが綺麗 歩いているから見つけられる幸せ

          夜の散歩

          八月の赤い月5

          あっという間に仲直りした二人は、ジャングルジムに向かって駆け出した。 いいなあ、子どもって 喧嘩してもあっという間に仲直りできて。 二人の後ろ姿をじっと見つめながら、緑は微笑んだ。 千夏ちゃんは、お父さんと二人暮らしだ。お父さんの雄ニさんは、大手服飾メーカーに勤務している。 いつも千夏ちゃんを迎えに来る時は、きちんとしたスーツ姿で、必ず爽やかに、ふっと優しい笑顔を浮かべて、 「おはようございます。みどり先生。今日も千夏を宜しくお願いします。」 と挨拶してくれる。

          八月の赤い月5

          残すものは何もない ザボン漬け

          今は晩白柚やパール柑など蜜柑が旬です。 12月に収穫して寝かせておくと、丁度今頃が美味しく食べられます。 冷蔵庫がない昔は、土を掘って、藁を敷いてみかんを入れ、また藁をかけて土を被せて保存したそうです。 私も一度だけそうやって保存しておいた蜜柑を食べたことがあります。 確か6月ごろ、 5月に亡くなった父が12月にそうやって保存しろと言われて、保存しておいた蜜柑 味は忘れたけれど、心がキュンとなる思い出です。 さて、晩白柚のザボン漬け これは蜜柑の厚い白いワタみた

          残すものは何もない ザボン漬け