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香席体験


こんにちは。
このごろ1週間がめまぐるしくすぎてゆく。

そんなわけで
アウトプットがおいついてません。笑


お休みの日なので
またゆるくまとめていきます〜。


そうそう、先日、
お仕事終わりにとある体験してきました。

香席体験

先生が使っていたお道具のかずかず

室町時代に誕生した
三大芸道の一つ、香道の入口を
ちょこっと覗かせていただく体験。

その中の、香りを聞く「聞香」と
香りを聞き分ける「組香」を体験しました。


まず、聞香について。

聞香とは、文字どおり、香炉から「香りを聞く」ということであり、嗅ぐのとは異なり、心を傾けて香りを聞く、心の中でその香りをゆっくり味わうという意味です。香木の香りを深く味わうには一番適したたき方です。 お気に入りの香木をじっくり聞くのも六国の香りを聞き比べるのも、奥深く楽しいものです。

山田松香木店さまのホームページより引用



つまるところ、
香木の香りを心で味わう体験です。


お作法とか教えていただきながら
香炉お香りを3回に分けてじーっくり聞く。

この3回に分けて聞くのが
なんでもポイントなんだそうで。

三息(さんそく)、というそうです。


そのときに
どんな香りの印象なのかとか
その香りから連想するイメージや場所、感情、
色味、温度感、人物とかをこう堪能する感じ。

ワインのテイスティングや
珈琲のテイスティングに近いかもしれないです。

そんなこんなで
先生の解説を伺いながら
聞香では二つの香木の香りを愉しむ。


そして、ひととおりお作法やら
香りを聞いたところで、こんどは組香。

今回は3種類の香りを使ったのですが
それぞれの香り当てあそび、みないなイメージ。

ここでびっくりしたのが、
香木と和歌が密接に関係していること。

現代の香道は、和歌や物語文学の世界を主題にした〈組香〉が主流です。
そこでは、いくつかの香木がたかれ、香りを聞きわけあいますが優劣を競うものではなく、あくまで、香りで表現された主題を鑑賞し、その世界に遊ぶのが目的です。他の香りや風を嫌うなど独特のことわりのもと、雅な雰囲気のうちにすすめられます。

松栄堂さまホームページより引用


その取り上げられた和歌に沿って
3種類の香りを堪能したあとに、


手記録紙(現代でゆう回答用紙)に
最後に香りの名前を書いて最後採点会。笑

和歌をモチーフにした
香りの世界観にふれるってことが大切と
先生がおっしゃっておりまして響く。

とある日の組香の成績表なるもの。



おもしろく、すてきな文化だなと思ったし、
こんな文化のある日本って
やっぱりすてきだなと再発見するのでした!

それに、
和歌のお勉強もしたいと思う今日この頃です。

和歌が理解できるようになると
掛け軸も奥深いんですよって仰ってたのが
大変気になります。

わたしの中での宿題


そんなこんなで
1時間弱ではありましたが
よい体験をまた積むことができました。


香り文化を純粋にたのしみながらも
またこんなことも知れたんだなという嬉しさ。


気になる方はぜひ下から!

以下今回綴っていくにあたりまして
参考にさせていただいたものなど。

きょうはここまでにしておきます。

きょうもありがとうございました!
またかきます〜

chica

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