種苗法

やさしい法律講座ⅴ33 副題 種苗法(しゅびょうほう)

種苗法の目的、手段、方法は

1,新品種の保護のための品種登録に関する制度である(品種登録制度)。

2,指定種苗の表示に関する規制等について定める

3,品種の育成の振興と種苗の流通の適正化を図る

4,農林水産業の発展に寄与を目的とする

これが、種苗法条文の冒頭である。

日本の農業従事者の汗と努力の成果が海外に流出していることが報道で騒がれている。この法律が奏功して日本の種子ビ

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読書感想文「タネはどうなる?!: 種子法廃止と種苗法適用で」農奴の時代がやって来たかも、、

元々農業の勉強をして、種苗業界にもいた身としては非常に興味深い話だった。

モンサント、ダウ・デュポン、シンジェンタの名前はよく聞いてました。

でも、それ以上に国内ではタイキ、サカタ、カネコが幅を利かせており農協ではこの会社以外は相手にすらされないのが現状でした。

例外的にカブは渡辺農事など、マニアックな品目で強い企業などがありましたが、タキイ、サカタが主でした。

そんな種苗業界、、、

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種苗法改正に関するメモ1(自己増殖の制限について)

種苗法21条2項が削除され、いわゆる「自己増殖」について育成者権者の許諾が必要となり、従前よりも自己増殖が制限されることになります。

上記自己増殖の制限にて関して、農家の負担が大きくなるという危惧に対して、農水省が農家の負担はそれほど大きくないよと説明していますが、何ともわかりにくい説明になっているかと思います。

私なりに整理、解釈したメモを作ってみました。あくまで私的メモです。

まず、自己

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「種子法廃止と種苗法改正で外国に売り飛ばされる日本の食と農」

種子法廃止と種苗法改正

どっちも種でなにがどうちがう?

種苗法のほうは日本のいちごやシャインマスカットを流出するのを防ぐからいいじゃないの?



みたいな声が多いんですけど、実はその背後には海外の大多国籍企業が種子でビジネスをやっているやつがいて、そいつが儲かるようにするためにその法律ができたと。日本のためではなく。。



「種子法廃止と種苗法改正で外国に売り飛ばされる日本の食と農」

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誤解されやすい、「種苗法」とは

種苗法とは、植物の新たな品種の創作をした者はその品種を登録することで、登録した新品種を育成する権利(育成権)を占有できることです。

これは言い換えれば植物版の著作権みたいなものです。

他人の創作物で許可を得ずに営利行為をすると著作権侵害になるように、育成者権もまた新品種を開発した人の許可を得ずに自家採取や流通販売をすると罰せられます。

◆種子法で禁止されている自家採取とは

自家採取とは植物

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【1分だけ哲学】種苗法とゲノム編集 (3)

そこには、農家も国民も、登場しません。

前回の記事のはなし

● ゲノム編集とは、ゲノム中の狙った遺伝子だけを変異させる技術。
● 遺伝子を狙い撃ちできる技術は、ゲノム編集だけ。
● 他技術に比べて、格段に成功率が高い。
● 種苗の開発期間が短く、コストを大幅削減できる。
● 種苗法改正とゲノム編集作物の関係を明らかにしていく。

種苗法改正とゲノム編集作物
何の関係があるの?

単刀直入に言う

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【自然農】種や苗を牛耳ろうとしている人たちがいる!?(2020/09/27)

 農業塾を開催しました。
今回の座学のテーマは「種」です。
実は種や苗を牛耳ろうとしている人たちが
いるようです。 もし牛耳られてしまったら、
何が困るんでしょうか?
我々はどうしたら良いのでしょうか?
 
 はい、どうもこんばんは~、
だいじーでございます。
 
 今日は、9月に行った農業塾の内容を
報告します。
特に、種子について講義をしたので、
その内容についてお伝えします。
と言うわけで

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スキありがとうございます!!とっても嬉しいです♪
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【1分だけ哲学】種苗法とゲノム編集 (2)

「ゲノム編集」は、知っておくべきです。

前回の記事のはなし

● 12月2日、種苗法が改正された。来年4月から施行。
● 改正法の適応対象は「登録品種」の作物のみ。
● 「登録品種」は、実はそんなに多くない。
● 改正法では、海外流出の根本解決になっていない。
● この中途半端な内容の「改正種苗法」の可決を、なぜ政府が急いでいたのか、本当の理由を考察していく。

で、なんで政府は種苗法改正を急い

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六道慧の花暦 12月(1)

今年、最後の月になりました。だれにとっても、2020年は大変な年だったのではないでしょうか。新しい年は、せめて新薬が完成してほしいと思います。

さて、12月10日(明日です)、『警視庁特殊詐欺追跡班』の2巻目が発売されます!
タイトルは『サイレント・ポイズン』。まだ、整備されていない種や家畜の遺伝子といったものを守るため、追跡班が奮闘しますが……まあ、むずかしいテーマでした。

https://

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