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いちご100%


 皆さん、こんにちは。ジャンプ漫画で「いちご」って言ったら黒崎一護だよね! 木賃もくちんふくよし(芸名)です。

 (´°Д°)」 汚名卍解


 ちなみに「いちご100%」は1話たりとも読んだ事がありません。恋愛モノなのか、ラブコメなのか、ハレーム物なのか、エロコメディなのかも知りません。
 どれであったとしても、多分読みません。恋愛系は音楽も映画も漫画も好きじゃないんで。ええ。
 実は船戸与一顔負けのバイオレンス・スパイ・アクションだ!って言われたら読むかも知れませんが。

 そんな訳で、本日はとっとと本題に入ります。
 恋愛モノと比べると、避けて通るほどじゃないんですけど、てか、嫌いとかそーゆー感情はないんですけど、

 (´°皿°)」 イチゴが、
 好きじゃねえんだよな。


 ワタクシ、最も好きなフルーツは桃なんですが、桃はハズレを引いた時のガッカリ具合がハンパないので、安定性を求めると20世紀梨が大好きです。
 基本的に噛んだ瞬間に水分がドバッと溢れる感じが好きなんでしょうね。ミカンとか相当上位にランキングされます。安いのと、ナイフレスな所もポイントが高いですね。
 それ以外だと、ねっとり感のあるトロピカルフルーツのくせして、くどさを感じさせないマンゴー、ぷちぷち感が最高なイチジク、これと言ったセールスポイントがない素朴さが魅力の枇杷も大好き。
 も好きで、パリパリの柿も、熟した柿も、干し柿にしても素晴らしい。

 まあ、基本的にワタクシ、果物に限らず、嫌いな食材ってのがほとんどないんですよね。だいたい何でも食うし。それなりにどれも魅力を感じるし。

 ただ、そんな中で、好きを並べていくと、まったく上位に来ないフルーツがある。

 (´°皿°)」 イチゴ、てめえだ。


 こう書くと「嫌いなの?」って思われそうだが、まったく嫌いじゃない。普通に好きだ。単にあまり魅力を感じないだけである。
 個人的に、そんなに魅力を感じないのに、世間的な

 好きなフルーツ
 ランキングで
 上位に陣取ってるのが
 気に入らないだけだ。


 (´・Д・)」 と言うか、

 (´°皿°)」 お前はそもそも
 フルーツじゃねえだろ!!


 植物分類学的に言うと、草本性なので、

 (´・Д・)」 野菜の一種である。


 つまり、スイカもメロンも瓜の一種だから野菜だし、パイナップルも草本性だ。
 逆にアボカドは甘くないだけでフルーツに分類される。

 まあ、これは分類学上の問題なので、本当のところ、ワタクシはどうでもいい。
 フルーツか否かなんてのは、「実」かどうか、多年性(草と木の差)かどうかと言う判定方法もある。また、果物屋で売ってたらフルーツと言えるだろうし、デザートになる甘い植物はフルーツというような判断も出来るだろう。
 だから、イチゴがフルーツであろうとなかろうと、それは本質的な問題ではない。

 なんか、そんなに美味しく思えないんだけど、見た目が可愛らしいからか、

 (๑❛ᴗ❛๑) あたし、
 フルーツのお姫様❤︎


 みたいなツラしてるのが気に入らないだけである。
 そもそも、冷静に考えて欲しい。一般的に言うイチゴ味、ストロベリー味って、

 (´°Д°)」 イチゴの味じゃないよね?


 アレはストロベリー味という、メロンソーダ的な幻想だと思うのである。いや、別にストロベリー味は好きなんですけれども。
 まあ、イチゴは加熱するとストロベリー味の味や香りに近付くんですが、それにしたってリンゴ味が好きって言う人が真っ先に焼きりんごの味を思い浮かべる例は少ないと思う。

 皆さん、あの謎のストロベリー味に洗脳されて、イチゴはあんな味しないぞ、って事を忘れてんじゃないかと思うんですよ。ええ。
 そんな幻想を求めるなんて、恋に恋する乙女かよ、と。

 それに、ぶっちゃけて言っちゃいますけど、

 (´・Д・)」 いちごって、
 そんなに美味いか?


 (´・Д・)」 いや、正直言って、

 (´・Д・)」 高級たかいイチゴは
 当然、美味いよ?


 けど、安いイチゴって、「お前、野菜の正体がバレてんぞ?」ってぐらいに甘くもない。甘さだけで言うとニンジンに負けそうな味してない?
 そりゃさ、1粒で300円以上するようなイチゴは間違いなく美味いよ? 香りからして甘いしさ。全然違うとも。美味いよ。
 そりゃ、安いイチゴだって、フォークで潰して、砂糖とか練乳をかけて

 いちごミルクにすれば
 めちゃくちゃ美味いよ。


 けど、それって牛乳とか砂糖とか練乳のお陰じゃん? いちご頑張ってなくない? ってか、ミカンだって牛乳を凝固させなきゃ、みかんミルクで天下取れてたよ?

 ※ 柑橘類の酸や酵素は牛乳を分離・凝固させるため、モロモロのキモい物質になる。ただし、柑橘類は加熱することによって効果が和らぐ。
 味自体はみかんヨーグルトなどで知られるように、美味しい。


 イチゴのアドバンテージって何?

 見た目? 見た目だけ?


 それと、イチゴの品種やブランドが多過ぎるのも気に入らない。ぶっちゃけ、どのイチゴも、そのほとんどは出始めた頃だけ美味いのである。

 割とオススメのイチゴをテキトーに挙げるが、

 スカイベリー、さくらももいちご、なつおとめ、きらぴ香、さちのか、ほのか、越後姫など。

 歯ざわりも柔らかいものから、しっかりしたもの、濃縮した甘さのあるものや、シュワっとした酸があるものまで様々。それぞれが美味しい。

 なお、パールホワイト、淡雪、白いちごなどの白いイチゴは見た目がちょっとキモいと言われるが、味は美味しい。まあ、ワタクシの場合、見た目がキモいと言うより、田舎で育ったため、日が当たらなくて白いまま育ったイチゴを見てるから、あんまりそそられない。
 そして、日の当たらない位置で育ったイチゴは、見事にナメクジに食われる。そんな様子を見てるから、やっぱりそそられない。

 まあ、いずれのイチゴも、高額で買えるものは確かに美味しい。それは事実だ。
 しかし、ブランドとして人気が出ると、種屋が儲けるために株分けし、高級銘柄を売れば儲かると目論んだ浅はかな農家が飛びつくため、

 美味しくないイチゴが出回ってしまうのだ。


 そう。品種改良ってのは高いポテンシャルを用意してくれるが、結局、農家が手塩をかけて育てないと、農作物は美味しく育ってくれないのである。
 もともと草本性で甘味に欠けるイチゴは、手を抜いて育てたら、甘くも美味しくもならないのである。

 だから、イチゴはハズレが多い。
 ある意味、金さえ出せばハズレは引かなくて済むが、その金を出すなら、ワタクシゃ桃に金を払いたい。マンゴーにかぶりつきたいのだ。枇杷を腹いっぱい食いたいのである。

 そういや、その豪快なフォルムと食べ応えで人気を博した苺「あまおう」も、そうやって狙われたブランドの1つだ。
 現在は種苗法で守られ、栽培指導も行われているが、人気にあやかったニセモノ(品種としてはあまおう)が出回った過去がある。
 そもそも、「あまおう」は、

 あ…あかい
 ま…まるい
 お…おおきい
 う…うまい


 という意味から名付けられたが、

 ニセモノは丸くもないし、美味くもない。色付きも悪い。もはや「大きい」ぐらいしか残ってない。

 ふん。「あまおう」と言うのかい、贅沢な名だねぇ。 今からお前の名前は「お」だ。いいかい、「お」だよ。わかったら返事をするんだお!

 おっ ( ^ω^ ) おっ



 (´・Д・)」 なんだかよく分からないオチになったので、この辺で終了します。

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 なお、この先にはいちご100%についての話が書かれていない。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。