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大豆の輸出について

4月26日。
日銀総裁の黒田さんがデフレ脱却のため異次元緩和を進めていき、最初はうまくいっているように見えるところもありましたが、昨年から急激な円安になり不穏な感じのまま今回総裁が植田さんに変わりましたね。植田さんになってもなかなかすぐに変化は難しいように思いますので、今後どのようになるのか気になりますね。円の暴落とハイパーインフレが2023年に来ると予測している人もいるようなので、日本円がタダの紙切れにならない事を願うばかりです。

その影響もあるのか。最近海外からの日本産大豆の問い合わせが少しずつ増えているような感じがします。世界的な物価高のため日本の大豆がもしかしたら安く感じることもあるのかもしれません。
現に我々も輸入大豆と国産大豆の差がほとんど感じられなくなってきました。
こんなに輸入大豆が高いのであれば、国産大豆に切り替えた方が良いのではないかと思ってしまいます。

国内の内需は伸び悩みを見せており、これからは海外でという方々も多いと思うのですが、農産物に関しては種苗法があるため簡単に輸出できる状況ではありません。以前にも種子法や種苗法についてこちら記事にも書きましたが、種苗の育成者の権利を守るという目的のため種苗法が改正されました。
ですので、育成者の権利があるもの、育成者の権利が切れたものも含めて原則は海外への持ち出しは禁止というのが種子生産している現場の見解のようです。

在来種に関しては元々権利がないので、輸出は可能ですが日本古来の宝を海外でどんどん増産されるのも果たして良い事なのか…。種子や技術、その他にも日本が守らなければならないものは色々考えていかなければなりませんね。