大豆カンパニー

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株式会社大豆カンパニーのnoteです。 大事な大豆通信から移行し、今後はこちらから日々思っていることや情報を発信していきます。

最近の記事

電子帳簿保存法

今年の夏は大変な暑さでしたね。全国各地で35℃超えの日が続きましたので、大豆にもやはり影響が出ています。主には粒が小さい、莢数が少ない、品質が悪い(等級が低い)、屑豆が多いという状況でしょうか。地域によっても異なる部分はあるかと思いますが、全国的に上記のような傾向にあります。この天候がデフォルトにならない事を願うばかりです。 ※大豆の状況は次号で詳しく書いていきたいと思います。 さて今回は電子帳簿保存法を取り上げていこうと思います。 この電子帳簿保存法はすごく簡単に言い

    • 整合性

      さて、今回は「整合性」についてです。 食べ歩く(飲み歩く?)のが大好きな私は日本全国あちらこちらの店舗を見て食べて、店舗の整合性を研究しています。(という事にして食べ歩きしています) リーズナブルなお店はリーズナブルなりの良さがありますし、高級店には高級店なりの良さがあります。その中で特に感じることは「高いお店はやはり高級感を演出している」なと。 例えば、ちょっとお高めのお寿司屋さんでしたらシンプルで高級感のある外観に惹かれて、銘木の一枚板カウンターに目を奪われて、職人

      • フレコンバック

        日本の農業従事者は2,000年で389万人、2,020年は136万人という統計が出ており、この20年の間に253万人減っています。この農業人口は毎年減少していて2030年には90万人を割るだろうとの予測が立てられています。農業従事者の平均年齢は「67歳」で65歳以上が7割を占めています。高齢化・後継者不足や人材確保の難易度が上がっているところが農業従事者減少の主な原因なのでしょう。 そのような中で、労働集約型農業からの脱却を目指した「スマート農業」を推進し、省力化を図る動き

        • 添加物について

          費者庁は令和4年3月30日に「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」を策定し、「無添加」や「〇〇不使用」などの表示を規制するようにしました。 移行期間は2年間ありますので、パッケージに「無添加」や「不使用」などの表示をしている場合は令和6年3月末までの間に表示を直さなければならなくなりました。表示法変更は度々行われますので、その都度直さなければならないメーカーさんも大変ですよね。 食品表示法では食品添加物を使用した商品には、保存料・着色料・甘味料や酸化防止剤など明記

          2024年問題

          さて今回は運賃に関連します2024年問題を取り上げていこうと思います。 (弊社も運送会社様にはだいぶお世話になっているので、今回の問題は頭が痛いです) この2024年問題は働き方改革関連法により、2024年4月1日から物流業界に生じる様々な問題を指す言葉です。 「時間外労働の上限規制」をはじめとした法改正が、トラックの輸送量減少やドライバーの賃金減少といった影響が出てしまうのではないかと問題になっています。 ① 働き方改革関連法 「労働者が多様な働き方を選択できる社

          大豆の輸出について

          4月26日。 日銀総裁の黒田さんがデフレ脱却のため異次元緩和を進めていき、最初はうまくいっているように見えるところもありましたが、昨年から急激な円安になり不穏な感じのまま今回総裁が植田さんに変わりましたね。植田さんになってもなかなかすぐに変化は難しいように思いますので、今後どのようになるのか気になりますね。円の暴落とハイパーインフレが2023年に来ると予測している人もいるようなので、日本円がタダの紙切れにならない事を願うばかりです。 その影響もあるのか。最近海外からの日本産

          大豆の輸出について

          輸入小麦等食品原材料価格高騰緊急対策事業

          7月22日。 16日の雨により宮城県の各地で被害が出ています。降り始めからの雨量が260ミリを超えて大崎市などでは記録的な大雨に見舞われました。本日も大雨の予定でしたが、今の所は思ったほどではありません(このまま静かにしててほしい…) 弊社の大豆契約産地でも被害が多く、栗原・登米・加美・大郷・美里など場所によってですが冠水して枯れ上がってしまった農地もあります。自然災害とはいえ本当に困ったものですね。 さて、今回は輸入小麦等食品原材料価格高騰緊急対策事業(長い…)について

          輸入小麦等食品原材料価格高騰緊急対策事業

          遺伝子組換え表示制度について

          6月29日。 各地で猛暑日が続いていて、全国15の都県で過去最高を更新しているようですね。本日は群馬県伊勢崎市では気温が40度を超えるという事態になっています。このような暑さの中、関東周辺では電力需要逼迫注意報発令という心配もあり節電も求められています。皆様におかれましても体調には十分ご留意くださいませ。 さて、今回は変更になる遺伝子組換え表示制度について書いてみたいと思います。2023年4月1日から遺伝子組換えの表示が一部変わりますので、注意点をまとめてみますね。表示制度

          遺伝子組換え表示制度について

          会うこと

          今回のテーマは「会うことの大切さ」です。 「あう」と辞典で調べると、会う、逢う、遭う、と色々漢字が出てきますが今回は「会う」について書かせて頂きます。「会う」とは、互いに顔を向かい合わせる。場所を決めて対面する事ですよね。今回これまで普通にしていた人と「会う」事がコロナウィルス蔓延で出来ない時期を経験しました。世界中に蔓延した新型コロナウィルスは当初の予想を遥かに超えた被害を全世界中に広げ、現在も他の国では感染者の増加が続いているところもあります。そんなコロナ禍の中生まれた

          経営

          会社を存続させるにあたって「経営」をもっとしっかり考えるべきだと思っています。せっかく良いものを作っていらっしゃるのに廃業や倒産が後を絶たないのが本当に残念で仕方がありません。会社が苦しくなることの原因第一位は「販売不振」なので、販売戦略を含めて経営をしっかりと考えていかなければならないと私は思っています。 私たちの業界は「職人と経営」の両方を兼業している会社が非常に多く、それ自体は悪いことではありませんが、一人二役の兼業でやっていけるほど簡単な時代ではなくなりました。 アッ

          工夫

          会社を経営されている方であれば、たくさんの努力をされているかと思います。 日本人は真面目なので「努力」という言葉を受けて、睡眠を取らなかったり、身体を壊すまで働いたりする方が過去には多かったように思います。バブルの頃にように労働時間と対価が比例していた時期はそれで良かったかもしれませんが、今は労働時間と対価は比例しません。このような時世だからこそ、努力(体)ではなく工夫(頭)することが良いのではないかと私は思っています。 偉そうな事を言っていますが、かくいう私も19歳で入社

          昔からなぜか「水色」が好きで、水色が好きという理由だけで小学校時代は西武ライオンズのファンになりました。(辻・平野・秋山・清原・デストラーデ…など黄金期は強かった〜)水色が好きな人の特徴を検索してみると、自由奔放でマイペース、いつも自然体でいる人が多いそうです。また感情的になることがあまりなく、物静かで知的であると…すみません(汗) さて、そもそも色とはなんだろう…?「色」を辞典で引いてみると、 ① 目に見える物一般がその特徴として持っていて、我々が明るいところで見た時すぐ

          値上げ

          刑事ドラマで刑事が白い粉を舐めて「これはシャブだな!」というシーンが良くありますが、舐めたら刑事も覚醒剤の使用罪で捕まる上に、最悪は薬物中毒で死ぬこともあります。シャブは「骨までしゃぶり尽くす」という意味でシャブとなったようですが、いずれにしてもこんなことをする刑事はまさに「あぶない刑事」です(笑)現実ではあり得ません。 薬物に手を出すのは「うまく曲が書けない」「ストレスから逃げたい」「弱さを解消したい」など不安な心に起因する場合がほとんどのようです。薬物を使用するのはもちろ

          不平等から同一労働同一賃金を考える

          2024年に新札が発行される予定ですが、今回の新しいお札には世界初となる偽造防止技術が採用されるようです。過去に1万円札の肖像画は聖徳太子と福沢諭吉の2人だけでしたが、今回1万円札になるのは大河ドラマ「青天を衝け」でお馴染みの渋沢栄一。日本資本主義の父と言われ、数々の企業を興した方で有名ですね。すごい人です。ただ今回の新札発行は手放しで喜べない話かもしれません。 今から遡ること75年前1946年に渋沢栄一の孫に当たる当時大蔵大臣渋沢敬三がデノミネーションと預金封鎖を行なってい

          不平等から同一労働同一賃金を考える

          常連客

          さて、今回のテーマは《常連客》 常連客、類語では固定客、得意客、なじみの客、リピーター等聞きなれた言葉がネットに出てきます。皆さんの会社やお店にも沢山の常連客がいると思います。でも、そもそも常連客ってどういうお客様?良い常連客とそうではないお客様の違い、このコロナ禍の中これから生き残っていくにはお店側がどのようにお客様と向き合っていくべきなのか?また、このような状況でも繁盛しているお店とお客様が全然入らなくなってしまったお店の違いは何か? このあたりのお話を私なりの考えで書か

          常識を疑うこと

          2月は節分の時期ですね(節分の日の2月2日執筆)最近の節分は東北でも「豆まき」から「恵方巻」に変わりつつあるので、豆屋としてはちょっと残念な気持ちになります。もともと恵方巻は大阪が発祥らしいのですが、平成元年に広島県のコンビニが商品化したところから年月を経て全国に広まっていきました。 スタッフには「もし豆まきもしないで恵方巻だけを食べたら解雇よ(笑)」と話していますが、無視して恵方巻だけを食べているような気配がします(笑) 今年は実に124年ぶりに2月3日が立春で2月2日が節

          常識を疑うこと