日本の食が破壊されている:種子法が廃止され、さらに種苗法が改定されることによって日本の食料自給の道が完全に断たれようとしている

日本は第二次世界大戦後、世界中のありとあらゆる廃棄物処分場にされ、さらに食料自給の道が完全に断たれようとしているという事実をご存じだろうか?
戦前の日本では一般的ではなかったパンと牛乳が日本人の食生活に導入され、アメリカで生産されて売れ残った小麦と、廃棄処分された牛乳を脱脂粉乳として、アメリカから日本に強制購入させられるようになっていった。
急速に日本の食文化が変えられてしまった弊害は、日本人の健康にも大きな影響を与えるものとなったのだが、それ以上に、本来ならば捨てられるものを大量に外国から購入させられるようになっていった。

当初はアメリカの残飯処理先だけであったが、今では世界の支配者たちに完全に種さえも支配されてしまっている。


日本では2018年4月1日より種子法が廃止され、日本国が国産100%の高品質の種を安価で提供することが禁止されるようになった。
これにより、日本の農家はF1種という自己増殖が出来ない種を買わなければならない状況となった。
F1種の種は、これまで日本国が国策として提供して来た種の10倍以上、あるいは、100倍以上の値段で種を買わなければならなくなり、品質も格段に劣悪なものとなった。

さらに日本政府は種苗法を改定して、農家に種を自家増殖をすることを禁止した
日本政府は種苗法改定は「シャインマスカットなどの高品質の種を守るためだ」と説明しているが、これは大嘘だ。
種子法廃止によって日本の公的機関が安くて品質の良い種が提供されなくなるだけでなく、種苗法改定によって農家が自分たちで種を守ることも許されなくされてしまったのだ。
これが種子法廃止と種苗法改定の目的である。

種子法廃止という、日本人の食の砦である米の生産の道を破壊され、そのとどめとして種苗法改定がなされてしまった。

これによって日本では、海外で懸念されたり禁止されたりしているF1種や遺伝子組換種やゲノム編集種を強制的に買わされるようになっている。
特に遺伝子組換がなされた種やゲノム編集された種で出来たものは癌をはじめとする病気にかかりやすくなると言われており、外国ではこれらを禁止する方向で進んでいる。
海外で処理されなくなったものを日本に強制的に売りつけられる構造を作るのに、種子法廃止と種苗法改定が一役を買っているというわけだ。

現在の日本はペリー来航以来の最悪な不平等条約下にあるのが現実なのである。



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