今日はミケランジェロです。哲学は「超越」について思考したりもしますが、たとえばシスティーナ礼拝堂の中に身を置きその荘厳さに言葉を失う瞬間、〈最後の審判〉の夥しさに圧倒される瞬間…何か自分よりも大いなるもの、美そのものに触れることが叶ったかのような感覚を、大切にしたいなと思います。
優れた芸術家は、大理石で覆われた中に本来の姿が在ると考える。 彫刻家の手は、石の中で眠る像の呪縛を解き、そこから取り出してやるだけだ。 ――ミケランジェロ https://note.com/madamhiroko1021/n/n23f5d7011c2f