行ってよかった美術館♪ その7、バチカン市国のバチカン美術館

モダンアートが好きなのですが、王道の西洋絵画の美術館も好きです。イタリアに行った時は、芸術や美術のみどころの多さと、質の高さに本当に感銘を受けました。像や細かい模様が沢山入っている白く美しい教会は、創り上げるのにどれだけの果てしない時間をかけたのかと圧倒されました。そんな芸術が街中にあふれているイタリアですが、必ず訪れたい美術館としてよく名前が上がるのが、バチカン美術館です。

バチカン市国という国の名前は学校の授業で習って覚えました。イタリアの中にある、世界最小の国です。そのバチカン市国にあるバチカン美術館は歴代ローマ教皇の収集品を収蔵展示する世界最大級の美術館です。一番有名なのは、システィーナ礼拝堂の天井に描かれた絵画史上の大傑作ミケランジェロ作「最後の審判」です。この天井画は約4年の歳月をかけて完成したそうです。礼拝堂に入ると、まず天井の高さに驚きます。結構高いので、どうやって描いたんだろうと思うくらいです。前方に描かれた絵画と、天井一面に描かれた絵画で視界全てが絵画に包まれます。キリストを中心とした宗教画なので、描かれている人物も多く、それぞれの動きや表情からどういう状況かを想像しているといくらでも見ていられました。

1541年に完成したそうなので480年経っていますが、技術が発展しても作り出すのは大変だろうなと思うくらい、芸術の凄さを感じる圧倒的な空間でした。

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