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こころのおと。(繊細エッセイ)

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HSP…と思っていたけど、うつ病も追加(2022年6月)の筆者が、ドセンシティブな視点で日頃感じたことや体験談を綴る。繊細な人は共感してくれたらいいねしてほしいですう。
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記事一覧

いい加減、「仕事がすきだ」と認めてみない?

いい加減、「仕事がすきだ」と認めてみない?

わたしの人生の軸はふたつ。

「仕事」と「恋愛」

「仕事」が生き甲斐になって、
「恋愛」が息抜きなんだそうな。

20歳で社会に出て、22歳ではじめての退職。
挫折感とともに、深い喪失感を味わった。

それでも若さゆえ、周りの大人たちの耳障りの良い言葉に乗せられ、全く別の業界へ再就職。

ここでも、本気で頑張った。

本気になった結果、心も身体も壊してしまった。

そこからわたしの仕事人生は、

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1日の感謝を鏡の前で

1日の感謝を鏡の前で

「今日も1日ありがとうございました。」

よく聞く言葉だけど、
わたしがこの言葉を聞くのは、だれもいない洗面台の前。

仕事関係者や友人、家族に言うことはあっても、自分自身にこの言葉をかけたことはなかった。

いちばん自分がお世話になって、いちばん自分のために動いてくれているのは、自分の肉体なのに。

そう気づかされてからは、毎晩お風呂上がりに鏡の前で

「今日もありがとうございました」
「今日は

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「人生のテーマ」を聞かれました

「はるちゃんの人生のテーマは?」

駅ビルの地下のサイゼリヤ。ザワザワと煩い店内に見合わない唐突で壮大な質問。

これにパッと答えられたら徳の高い人間に認定されるのだろうか、なんて思いつつも、その瞬間のわたしには答えを見つけることはできなかった。

ん〜。
と考えるフリをしながら、ドリンクバーで注いできたジンジャーエールを飲み干す。氷で薄まっていて、ほとんど味がしない。

なにか答えようと思ったけ

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これまで自分の身に起きた嫌なことすべてが、時に私を死にたくさせる。

これまで自分の身に起きた嫌なことすべてが、時に私を死にたくさせる。

今日はびっくりするくらい他責思考になってみる。

たとえば、

はじめて就職した職場で、パワハラされたこと。

人との待ち合わせ場所に辿り着けなかったこと。

家のベランダに、大嫌いな生き物が入ってきたこと。

全部不可抗力で、回避しようがなかったことなのに、
どうしても許せなくて、手放せずに今も心に残ってる。

8ヶ月間、仕事ができなかったこと。

やっと始めた仕事で、引っ越しを余儀なくされたこ

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白黒つけたいボクらがグレーで生きていくと決めたとしたら

白黒つけたいボクらがグレーで生きていくと決めたとしたら

快晴か雨か。熱いか冷たいか。好きか無関心か。有りか無しか。

物事を決めるときや悩みを解決しようとするとき、
わたしは無意識に極端な思考へ辿り着く。

「いま持っている不安を解消するために最適な行動は?」

不安を解消することにフォーカスすると、
不安そのものがじぶんの中の「毒」となり、
一刻も早く取り除かないと、心が侵食されていっている感覚に陥る。

物理的に距離を取ったり、習慣や環境を変えてみ

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LINEのユーザー名の変更で友人の結婚を知る

LINEのユーザー名の変更で友人の結婚を知る

先日、友人が結婚したことを知った。

本人から報告の連絡が来たわけではない。

学生時代、ともに汗を流し、時にはぶつかり、お互い涙を見せ合ったこともある元チームメイト。
マネージャーになってからは、サポートするべき大切なプレイヤーのひとりだった彼女。

社会人になったタイミングが同じだったことから、何度かサシ飲みもする仲にもなった。学生時代はふたりで遊ぶことはなかったのに、大人になると不思議なこと

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ニートになって8ヶ月経つけど、どんな生活か気になる?

ニートになって8ヶ月経つけど、どんな生活か気になる?

わたしは現在、会社に属して働くということをしていません。

最後に会社の一員として働いたのは、今年に入って1ヶ月経たない時期のこと。

なにかが嫌だったのかと聞かれると、たくさん理由はあるようで、答えはひとつだったのかもしれない。

これまでも何度も職場を変えてきた。
はじめは一所懸命にやっていた仕事や、表面上はうまくいっていた人間関係が崩れる瞬間を、わたしは知っている。

最後の職場は、人間関係

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雨の日に聴くためのプレイリストが欲しい

雨の日に聴くためのプレイリストが欲しい

雨と音楽の組み合わせが好きだ。

日中の雨は騒がしさを落ち着かせ、人々を外から内へと移動させる。
雨が降る公園に人は少なく、話し声もしない。人が行き交う街中でもみんな傘をさしていて顔が見えないから活気は失われている。

そんなしとしととした雰囲気の風景を眺めていると、この世界にぴったりの音楽を聴きたい欲求が生まれる。

窓の外の雨を眺め、雨の日の思い出を浮かべる。
外へ出て、傘に雨粒が当たる音を感

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小さな幸せ、どこにある?

小さな幸せ、どこにある?

小さな幸せ
なんてものはない。

日々の中に幸福は存在しない。

太陽は眩しいし
花は臭いし
風は冷たくて
夜は無音の暗闇だ。

人間はどこまでも孤独で、
群れることで孤独感を紛らわしている。

団体に属することで優劣をつけられ、
人と関わることで摩擦を生じる。

他人の評価を大事にして、
自己を犠牲にし、見失う。

この世界の何処に幸福を見つけろと言うのだろう。

下を見ると、自身の脚とそれが踏

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”泣く”ことは悪いことじゃない、涙を流すことを肯定しよう

”泣く”ことは悪いことじゃない、涙を流すことを肯定しよう

「泣かないの」「泣く子は弱いよ」「我慢できたらえらいよ」

理由があって涙を流しているのに
言われる言葉は決まって
その涙を否定する言葉。

「もう泣き止んで」「まず泣き止もう」

そして1分1秒でも早く
泣き止むようにと促される。

いつからそんな言われ方をされるようになったんだろう。

泣いている子=弱い子=直さなきゃいけないことなの?まず、赤ん坊のころの記憶はない。
つぎに、幼少期にも泣きま

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『好きな人』がいてくれて、『好きなこと』があれば、いつでもご機嫌になれるって気づいたよ

『好きな人』がいてくれて、『好きなこと』があれば、いつでもご機嫌になれるって気づいたよ

今日起こった成功体験のはなしです🤍

わたしの人生には
「これがわたしの成功体験です!」と言えるような経験が少ないと思っていて、

小さいころから成功体験を積んで
大人になったようなキラキラした人を
素晴らしいなあと思う日々なんですが、

でも待てよ?
だいそれたことじゃなくても
小さな成功体験を日常の中から自分で発見して
積み重ねていったら
それはそれで今後の人生・生き方に大きな影響は
あるは

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海がわたしの心を安らげる理由 【#海での時間】

海がわたしの心を安らげる理由 【#海での時間】

海の近くで20年以上生きていて気づいていなかったけれど、
たった4年、家から徒歩圏内に海のないとある地域で過ごして気づいたことがある。

わたし、海が好きらしい。

同じ地で長年過ごした友人や家族には、
「えっ? 今さらっ?」
と笑われた。

「よく放課後とか、雨の日とか、海寄ってから帰ってたよね」

そう言われて思い返してみるとそうだ。

中学生あたりから、地元を離れるまでの約10年間、
海はわ

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書き留めずに忘れてしまうことを恐れているんです。

書き留めずに忘れてしまうことを恐れているんです。

わたしは日々文字に囲まれて生きています。

手書きのノートは手放せないし、日記も毎日せっせと書き溜めているし、
なにか思いついたことがあれば『忘れてたまるか』という思いで、
iPhoneのメモアプリ、LINEにメモ、ペンを引っ掴んで紙にメモ…と
とにかく自分の脳内を形に残すことを意識しています。

それはなんでかというとこれなんです。

なにを書こうとしたんが!!(荒)

残念ながらこのときの気持

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あなたのエネルギーの源はなんですか?

あなたのエネルギーの源はなんですか?

じつは今月から仕事を変えた。
新しい職場でのコミュニケーション、使い慣れない機器、聞き慣れない専門用語。
それらに1日約8時間触れているだけで、毎日くたくた。

転職前は以前の仕事よりも定時が早い(その分朝早い)ことから
夜はnoteの制作、blogの更新、今後の将来の構想を練ったりする時間が増える〜⤴️と思っていたけど、
定時に「お疲れさまでした〜」とZoom会議を切り、PCログアウト、
と同時

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