海がわたしの心を安らげる理由 【#海での時間】
海の近くで20年以上生きていて気づいていなかったけれど、
たった4年、家から徒歩圏内に海のないとある地域で過ごして気づいたことがある。
わたし、海が好きらしい。
同じ地で長年過ごした友人や家族には、
「えっ? 今さらっ?」
と笑われた。
「よく放課後とか、雨の日とか、海寄ってから帰ってたよね」
そう言われて思い返してみるとそうだ。
中学生あたりから、地元を離れるまでの約10年間、
海はわたしにとって、
癒しの場であり、悩む場所であり、遊ぶ場所であり、
特別な場所だった。
潮風の香りが堪らないよ
東京にきて4年が経ったころ、
ドライブで千葉・外房の海へ行った。
車から降りて、潮風を浴びた瞬間に懐かしい匂いと感触がして、
ドキンと胸が高鳴った。
肉眼で見ても、写真を撮っても、
太陽の光が反射して、キラキラと光る水面。
どこまでも青い海と、
どこまでも青い空の、
境界となる水平線を眺めていると、
真夏の暑さも忘れるほど、心が落ち着いたのがわかった。
新天地は生まれ育った場所と同じく海チカだよ
海から離れて約5年。
次なる住処を選択するときに、絶対条件にしたことは”海の近く”。
近くと言ってもいろいろあるが、
とりあえず実家のように、歩いて海岸に行ける距離がいいなーって。
いくらか目星をつけて、
移住する可能性のある土地へ下見に。
昼も夕方でも潮風が吹いていて、
磯の香りと生ぬるい空気が顔にあたった。
幼少期から大人になるまで生活していたときに感じていた感覚と
近しいその感覚に懐かしさを覚えて、
わたしはあっというまに海チカでの新生活をリアルに想像し、そして気に入った。
休みの日に時間があると海へ行き、
夜、お散歩ついでに海へ行き、
海でひとりでnoteを書いたり、
車から海を眺めて朝マックを食べたり。(至福の時間なのよこれが)
あいにく泳げないので、(笑)マリンスポーツはできないけれど、
楽しんでいるひとたちをぼーっと眺めながら、
海と空を眺める時間がわたしはだいすき。
海から感じる壮大なパワーよ
海はその波音と、景色で、心を浄化してくれる。
ときに怖さを感じることもあるけれど、
あの水辺のパワーはわたしにとってかけがえのないものなんだと思う。
どの季節でも、どの時間でも、
二度と同じ形を見せず、絶えず変化しながらも、
わたしたちを癒してくれる海が好きだ。
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