おはる

ライターでありブロガー。というかなんでも書いちゃうただの随筆オタク。ここは思考の記録。…

おはる

ライターでありブロガー。というかなんでも書いちゃうただの随筆オタク。ここは思考の記録。よろしければお付き合いください。┊平日昼間はHR領域の企業ライター┊個人案件も対応可┊メンクリ通院中┊INFJ(提唱者)┊好きなものは砂浜とマジックアワーと季節の匂い。

マガジン

  • こころのおと。(繊細エッセイ)

    HSP…と思っていたけど、うつ病も追加(2022年6月)の筆者が、ドセンシティブな視点で日頃感じたことや体験談を綴る。繊細な人は共感してくれたらいいねしてほしいですう。

  • おはるのゆるログ(生きづら日記)

    生きづれぇ性質を生まれ持つ筆者が日々を振り返るnote de 日記。2021年4月から不定期で書いてます。

  • また読み返したいと思った素敵なお記事さま

    また読み返したいと感じた素敵な記事を、勝手ながらまとめさせていただいております。

  • おはるのトリセツ

    価値観・こだわり強めのnote集。これを読めばどんな人間なのかだいたいおわかりいただけます。

  • 揺るぎなき幻想主義者。(詩集)

    いつまでもどこまでもファンタジックガール♪

最近の記事

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血の繋がらない祖父と孫のおはなし

わたしには、生まれながらにして祖父はひとりしかいなかった。 会ったことがない母方の祖父は、母が高校生のときに亡くなったらしい。 でも、それを一度も寂しいと思ったことはなかった。 血のつながりよりももっと大切なモノが、人と人をつなぐ上で存在することを教えてくれた「もうひとりのおじいちゃん」がいたから。 わたしがおじいちゃんのように慕っていたその人は、血のつながりどころか、戸籍上の家族でもなかった。でも、わたしが生まれる前からわたしのことを大切に想ってくれていて、当たり前

    • まるで1本の映画を魅せられたような

      SEKAI NO OWARI(セカオワ)のライブツアー『深海』を鑑賞してきました。 セカオワのライブはずっと気になっていたものの、はじめての参戦。 2023年にオープンした Kアリーナ横浜 の視察も込みで行ってまいりました。 ライブ会場の感想導線の不安 Kアリーナ横浜ははじめて訪れる会場。音楽ライブに特化したアリーナということでチェックはしていましたが、毎年ライブ参戦している推しバンドがまだKアリーナではライブを開催していなかったため、行く機会をうかがっているところで

      • 日本最古のラブストーリーの聖地で。【鳥取県|白兎神社】

        鳥取県鳥取市の沿岸にある『白兎神社』。 日本最古の書物『古事記』に記されている『因幡の白うさぎ』という神話に登場する白兎神が祀られています。 神話では、白うさぎが大国主命(おおくにぬし‐の‐みこと。出雲大社の神様)と八上姫(やがみひめ。愛をはぐくむ女神さま)との縁を取りもったことから日本最古のラブストーリーとして知られ、その聖地である白兎神社は「かなわぬ恋をかなえ、特定の人との親交を深める」と信仰されているそうです。 また、神話では傷ついた白うさぎを大国主命(おおくにぬし

        • 特別であることと誰かの特別になること

          ほんのひと握りの人間しか「特別な人」にはなれなくて。 だから誰しも「誰かの特別」になりたがるのだろうか。そのためにみんなもがいて、苦しんで、逃げて、傷付いているのだろうか。「誰かの特別」になれたとき、その苦しみから解放されるのだろうか。そしてひと握りの人たちもまた、「誰かの特別」になりたくて、「ここではないどこか」を求めて苦しんでいるのだろうか。

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          23本
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          16本
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          27本
        • 揺るぎなき幻想主義者。(詩集)
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          11本

        記事

          ツネさんとワンピース

          7歳の夏、わたしは母や妹と一緒におばあちゃんの家へ遊びに来ていた。 いつものようにおばあちゃんが駅まで迎えに来てくれて、その日は買い物へ行った。もちろん、一緒に出迎えてくれたツネさんも一緒に。 小さい頃のわたしは、スカートやレースが装飾されたような可愛らしい服装が苦手で、Tシャツにズボンという動きやすい服装が基本スタイルだった。 しかし小学校へ上がり、周りの友達たちが可愛いイラストがプリントされたTシャツや、キュロットスカートを履いているのを見て、「わたしも欲しい」という

          ツネさんとワンピース

          いい加減、「仕事がすきだ」と認めてみない?

          わたしの人生の軸はふたつ。 「仕事」と「恋愛」 「仕事」が生き甲斐になって、 「恋愛」が息抜きなんだそうな。 20歳で社会に出て、22歳ではじめての退職。 挫折感とともに、深い喪失感を味わった。 それでも若さゆえ、周りの大人たちの耳障りの良い言葉に乗せられ、全く別の業界へ再就職。 ここでも、本気で頑張った。 本気になった結果、心も身体も壊してしまった。 そこからわたしの仕事人生は、 「そこそこ頑張る」にシフトし、 社会に対して斜に構えるようになった。 そこそこ

          いい加減、「仕事がすきだ」と認めてみない?

          1日の感謝を鏡の前で

          「今日も1日ありがとうございました。」 よく聞く言葉だけど、 わたしがこの言葉を聞くのは、だれもいない洗面台の前。 仕事関係者や友人、家族に言うことはあっても、自分自身にこの言葉をかけたことはなかった。 いちばん自分がお世話になって、いちばん自分のために動いてくれているのは、自分の肉体なのに。 そう気づかされてからは、毎晩お風呂上がりに鏡の前で 「今日もありがとうございました」 「今日はこんな日でした」 「こんなことをがんばれました」 と自分の肉体を労い、丁寧に肌

          1日の感謝を鏡の前で

          もうすぐ20代が終わるので「20代にしておきたい17のこと」で10年を振り返るの巻

          私事ですが、あと3日でわたしの20代が終わりますので、お決まりの振り返りでもやろうかな〜と思っていたりいなかったりした矢先に、一冊の本が目に留まりました。 本田 健さんの「20代にしておきたい17のこと」。 たしかこちらの本をお迎えしたのは25歳くらいだったかな? それから2年ごとくらいに読み返しては現在地を確認するツールとして活用させてもらっていたけれど、いよいよその“20代”が終わるということで、最終振り返りをさせていただく・・・! 超個人的なことから、noteでも発

          もうすぐ20代が終わるので「20代にしておきたい17のこと」で10年を振り返るの巻

          KAHUN

          15年前。海沿いに建つ高校へ通ってたときに、春先になるととても具合の悪そうな友達がいた。 「どうしたの?」 と尋ねると、花粉症なの、と。 つらそうだね、と労りの言葉をかけた次の日、とてつもない目の痒みに襲われた。 もしかして私もか?そう思ったけど痒みは1日でおさまり、その後体調が悪くなることもなかったので気のせいだったんだと思った。 それから8年後。東京へ引っ越した私は、春先も特になにも感じず、花粉症で苦しむ人々を横目に、どこか他人事のようにこの季節を過ごしてきた。

          KAHUN

          「人生のテーマ」を聞かれました

          「はるちゃんの人生のテーマは?」 駅ビルの地下のサイゼリヤ。ザワザワと煩い店内に見合わない唐突で壮大な質問。 これにパッと答えられたら徳の高い人間に認定されるのだろうか、なんて思いつつも、その瞬間のわたしには答えを見つけることはできなかった。 ん〜。 と考えるフリをしながら、ドリンクバーで注いできたジンジャーエールを飲み干す。氷で薄まっていて、ほとんど味がしない。 なにか答えようと思ったけれど、それらしいことを言ってその場を凌ぐことは避けたい。答えがない、とも言いたく

          「人生のテーマ」を聞かれました

          記憶の衰えを憎むAM8:00

          朝8時。起床。重たいカラダに容赦なく今日が始められていく。 昨晩、就寝前のベッドの中でとても良いタイトルとnoteに書きたい言葉が浮かんだ気がする。しかしその時すでに時刻は深夜3時。スマホを手に取る余力もなく、「明日起きたら一番にメモしよう。○○○○…○○○○…」と脳内に言葉たちを書き留めたはずだったが、どうやら5時間の睡眠であっけなく消失してしまった。 やってしまった。 どうしてあのとき1分だけスマホを触ることができなかったんだろう…! どんなことを考えていたのか、な

          記憶の衰えを憎むAM8:00

          【#うちのお雑煮】ずっと食べてきた海苔のお雑煮。これ食べなきゃ新年明けないなあ。

          新年あけましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いいたします。 noteのお題でみつけたので、わたしが食べ慣れたお雑煮を記録したいと思います。 そもそも、わたしはお餅が苦手です。 口の中にへばりつくし、お腹も膨れてしまうので、できるだけ食べないようにしています(笑) あ、つきたてのお餅は好きですね。 なので近年のお正月は、多くの人がお餅を何個も焼いて食べたり、お雑煮に何個もお餅を入れて食べたりしている中、ひとつも食べない年もありました。 でも2024年のお正月

          【#うちのお雑煮】ずっと食べてきた海苔のお雑煮。これ食べなきゃ新年明けないなあ。

          うつ病のわたしとHSPの夫

          うつ病が再発した。完っっ全に油断していた。 もう2度と、ドン底には堕ちないとたかを括っていた。根拠もないのに。 それはある日突然のことだった。 朝起きると、身体が動かない。 鉛のように重い身体を、なんとか動かして夫を見送る。 「無理しなくていいからね」 その言葉はどこまで本気でわたしに投げかけてくれていたのだろう。 その心地よさにカラダを預け、そのまま数日間何もしない日が続いた。 いや、何もできない日が続いた。 このままではいけない。 そう思えば思うほどに、

          うつ病のわたしとHSPの夫

          浮力を失って。

          水の底に沈んでいる。 ずっとプカプカ 浮いていられたらいいのに。 後悔がずっと脳内を支配していて ありもしないタラレバを永遠に妄想して 自己満足ですら得られない。 過去にとらわれ 今に絶望し 未来を捨てようとしている。 一度足を掬われたら最後、一気に奈落の底へと沈んでいくだけ。 だれかが引っ張り上げてくれる希望すら持てないほどに 深くて暗い闇に堕ちていく。 だから そこから浮かぶのも自分の力のみで上がってくるしかないんだ。 人間は力を抜けば浮くようにできている

          浮力を失って。

          1年前のことだってちゃんと覚えている。

          「あれからもう1年経ったのかー」 「早いねー」 大人になると1年が早く感じる現象は、自分の人生における"1年"の占める割合がどんどん小さくなっていくから短く感じるという。 つまり、5歳の幼稚園児にとっての1年間は人生の1/5で、20歳の大学生にとっての1年間は人生の1/20で、60歳のベテランにとっての1年間は人生の1/60だからだというのだ。 「1年前が昨日のことように感じるわー」 1年間が一瞬で過ぎ去ってしまったような感覚に陥ることだって、今後あるのかもしれない。

          1年前のことだってちゃんと覚えている。

          これまで自分の身に起きた嫌なことすべてを浄化させる儀式

          今日はびっくりするくらい他責思考になってみる。 たとえば、

          これまで自分の身に起きた嫌なことすべてを浄化させる儀式