これまで自分の身に起きた嫌なことすべてが、時に私を死にたくさせる。
今日はびっくりするくらい他責思考になってみる。
たとえば、
はじめて就職した職場で、パワハラされたこと。
人との待ち合わせ場所に辿り着けなかったこと。
家のベランダに、大嫌いな生き物が入ってきたこと。
全部不可抗力で、回避しようがなかったことなのに、
どうしても許せなくて、手放せずに今も心に残ってる。
8ヶ月間、仕事ができなかったこと。
やっと始めた仕事で、引っ越しを余儀なくされたこと。
職場の人に、嫌味を言われたこと。
あぁ、嫌になっちゃうな。
恋人と喧嘩したこと。
親が別人のように老けてしまったこと。
結婚生活がうまくいかなかったこと。
全部わたしのせいなのかな。
生きる意味なんて何一つないと気付いてしまったこと。
それを何年間も探し続けて、悩んでいたこと。
すべてが無駄な時間だったと感じてしまうこと。
「そうじゃないよ」って否定できる自分がいることも、
「そうかもね」って肯定することが逃げだということも、
わかっている。わかりたくなかった。
人生は死ぬまでの暇つぶしだと、
いままで嫌ってきた言葉を、
納得してしまう自分がいること。
忙しいフリをしていただけ。
わからないフリをしていただけ。
不幸なフリをしていただけ。
どうしてみんなわたしに嫌な思いをさせるんだろうって
思ってた。
忘れたいのにって
思ってた。
そのたびに嫌だなって感じて、
消えたくなってた。
生きているとどうしようもないことが多すぎる。
そして忘れられないこの脳みそも憎い。
どうして人間に生まれたんだろうって。
また意味のないことを考えてる。
そんなことを繰り返しながら明日もわたしは生きている。
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