おはる

ライターでありブロガー。というかなんでも書いちゃうただの随筆オタク。ここは思考の記録。…

おはる

ライターでありブロガー。というかなんでも書いちゃうただの随筆オタク。ここは思考の記録。よろしければお付き合いください。┊平日昼間はHR領域の企業ライター┊個人案件も対応可┊うつ病でメンクリ通院中┊INFP→INFJ(提唱者)┊好きなものは海岸とマジックアワーと季節の匂い。

マガジン

  • おはるのトリセツ

    価値観・こだわり強めのnote集。これを読めばどんな人間なのかだいたいおわかりいただけます。

  • こころのおと。(繊細エッセイ)

    HSP…と思っていたけど、うつ病も追加(2022年6月)の筆者が、ドセンシティブな視点で日頃感じたことや体験談を綴る。繊細な人は共感してくれたらいいねしてほしいですう。

  • おはるのゆるログ(生きづら日記)

    生きづれぇ性質を生まれ持つ筆者が日々を振り返るnote de 日記。2021年4月から不定期で書いてます。

  • 揺るぎなき幻想主義者。(詩集)

    いつまでもどこまでもファンタジックガール♪

  • 映画感想文

    主に邦画です。月に5本以上は観ます。ヒューマンドラマ、恋愛映画、ヤンキーものが好きです。

記事一覧

固定された記事

血の繋がらない祖父と孫のおはなし

わたしには、生まれながらにして祖父はひとりしかいなかった。 会ったことがない母方の祖父は、母が高校生のときに亡くなったらしい。 でも、それを一度も寂しいと思った…

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8か月前
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もうすぐ20代が終わるので「20代にしておきたい17のこと」で10年を振り返るの巻

私事ですが、あと3日でわたしの20代が終わりますので、お決まりの振り返りでもやろうかな〜と思っていたりいなかったりした矢先に、一冊の本が目に留まりました。 本田 健…

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親愛なるマイリトルシスターからとてもいい言葉をもらったのではやくnoteに書きたい。がんばれ、わたしの脳みそと指~。

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KAHUN

15年前。海沿いに建つ高校へ通ってたときに、春先になるととても具合の悪そうな友達がいた。 「どうしたの?」 と尋ねると、花粉症なの、と。 つらそうだね、と労りの言…

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「人生のテーマ」を聞かれました

「はるちゃんの人生のテーマは?」 駅ビルの地下のサイゼリヤ。ザワザワと煩い店内に見合わない唐突で壮大な質問。 これにパッと答えられたら徳の高い人間に認定されるの…

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3か月前
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記憶の衰えを憎むAM8:00

朝8時。起床。重たいカラダに容赦なく今日が始められていく。 昨晩、就寝前のベッドの中でとても良いタイトルとnoteに書きたい言葉が浮かんだ気がする。しかしその時すで…

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3か月前
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【#うちのお雑煮】ずっと食べてきた海苔のお雑煮。これ食べなきゃ新年明けないなあ。

新年あけましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いいたします。 noteのお題でみつけたので、わたしが食べ慣れたお雑煮を記録したいと思います。 そもそも、わ…

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3か月前
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うつ病のわたしとHSPの夫

うつ病が再発した。完っっ全に油断していた。 もう2度と、ドン底には堕ちないとたかを括っていた。根拠もないのに。 それはある日突然のことだった。 朝起きると、身体…

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4か月前
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浮力を失って。

水の底に沈んでいる。 ずっとプカプカ 浮いていられたらいいのに。 後悔がずっと脳内を支配していて ありもしないタラレバを永遠に妄想して 自己満足ですら得られない。

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4か月前

1年前のことだってちゃんと覚えている。

「あれからもう1年経ったのかー」 「早いねー」 大人になると1年が早く感じる現象は、自分の人生における"1年"の占める割合がどんどん小さくなっていくから短く感じるとい…

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7か月前
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これまで自分の身に起きた嫌なことすべてが、時に私を死にたくさせる。

今日はびっくりするくらい他責思考になってみる。 たとえば、 はじめて就職した職場で、パワハラされたこと。 人との待ち合わせ場所に辿り着けなかったこと。 家のベラ…

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7か月前
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今日のために生き抜いていた。そして明日も強くやさしく笑って生きていく。

チケットを取れたあの日から、この日のために生きてきたといっても過言ではない。…というかその通り過ぎて余るくらいだ。 そんなこんなで興奮MAX、期待120%、微熱39℃で…

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8か月前
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消えた思い出、残った景色は。

キミと過ごした街へ行った。 駅前のマックでよく待ち合わせしたよなぁ、とか、大戸屋で夜ごはん食べてたなぁ、とか、ただひたすらに懐かしい。 ふたりで通って店員さんと…

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9か月前
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やっちまった、note。

なんてことでしょう。 これまで30ヶ月連続投稿してきたってのに、5月更新してなかった… 5月はなんだかいろいろ滞ってたみたいで、毎日チェックしてたポイントサイトも、…

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アダムとイブのせいにして

思わず身体がノってしまうくらい心地よいリズムに乗せられた、この世の終わりかよってほど哀しみに暮れた歌詞。 ”私を捨てたあなたのせい” そう思っていないと、やって…

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1年前
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"人生"という広大なテーマ。でも大切なことはすぐ身近にある【ブラッシュアップライフは最高】

今期最高の…というか28年間のドラマの中でもトップ5には入るくらいのドラマに出会ってしまった。 主人公の"あーちん"(安藤サクラさん)が人生を何度もやり直して、大切な…

おはる
1年前
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固定された記事

血の繋がらない祖父と孫のおはなし

わたしには、生まれながらにして祖父はひとりしかいなかった。 会ったことがない母方の祖父は、母が高校生のときに亡くなったらしい。 でも、それを一度も寂しいと思ったことはなかった。 血のつながりよりももっと大切なモノが、人と人をつなぐ上で存在することを教えてくれた「もうひとりのおじいちゃん」がいたから。 わたしがおじいちゃんのように慕っていたその人は、血のつながりどころか、戸籍上の家族でもなかった。でも、わたしが生まれる前からわたしのことを大切に想ってくれていて、当たり前

もうすぐ20代が終わるので「20代にしておきたい17のこと」で10年を振り返るの巻

私事ですが、あと3日でわたしの20代が終わりますので、お決まりの振り返りでもやろうかな〜と思っていたりいなかったりした矢先に、一冊の本が目に留まりました。 本田 健さんの「20代にしておきたい17のこと」。 たしかこちらの本をお迎えしたのは25歳くらいだったかな? それから2年ごとくらいに読み返しては現在地を確認するツールとして活用させてもらっていたけれど、いよいよその“20代”が終わるということで、最終振り返りをさせていただく・・・! 超個人的なことから、noteでも発

親愛なるマイリトルシスターからとてもいい言葉をもらったのではやくnoteに書きたい。がんばれ、わたしの脳みそと指~。

KAHUN

15年前。海沿いに建つ高校へ通ってたときに、春先になるととても具合の悪そうな友達がいた。 「どうしたの?」 と尋ねると、花粉症なの、と。 つらそうだね、と労りの言葉をかけた次の日、とてつもない目の痒みに襲われた。 もしかして私もか?そう思ったけど痒みは1日でおさまり、その後体調が悪くなることもなかったので気のせいだったんだと思った。 それから8年後。東京へ引っ越した私は、春先も特になにも感じず、花粉症で苦しむ人々を横目に、どこか他人事のようにこの季節を過ごしてきた。

「人生のテーマ」を聞かれました

「はるちゃんの人生のテーマは?」 駅ビルの地下のサイゼリヤ。ザワザワと煩い店内に見合わない唐突で壮大な質問。 これにパッと答えられたら徳の高い人間に認定されるのだろうか、なんて思いつつも、その瞬間のわたしには答えを見つけることはできなかった。 ん〜。 と考えるフリをしながら、ドリンクバーで注いできたジンジャーエールを飲み干す。氷で薄まっていて、ほとんど味がしない。 なにか答えようと思ったけれど、それらしいことを言ってその場を凌ぐことは避けたい。答えがない、とも言いたく

記憶の衰えを憎むAM8:00

朝8時。起床。重たいカラダに容赦なく今日が始められていく。 昨晩、就寝前のベッドの中でとても良いタイトルとnoteに書きたい言葉が浮かんだ気がする。しかしその時すでに時刻は深夜3時。スマホを手に取る余力もなく、「明日起きたら一番にメモしよう。○○○○…○○○○…」と脳内に言葉たちを書き留めたはずだったが、どうやら5時間の睡眠であっけなく消失してしまった。 やってしまった。 どうしてあのとき1分だけスマホを触ることができなかったんだろう…! どんなことを考えていたのか、な

【#うちのお雑煮】ずっと食べてきた海苔のお雑煮。これ食べなきゃ新年明けないなあ。

新年あけましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いいたします。 noteのお題でみつけたので、わたしが食べ慣れたお雑煮を記録したいと思います。 そもそも、わたしはお餅が苦手です。 口の中にへばりつくし、お腹も膨れてしまうので、できるだけ食べないようにしています(笑) あ、つきたてのお餅は好きですね。 なので近年のお正月は、多くの人がお餅を何個も焼いて食べたり、お雑煮に何個もお餅を入れて食べたりしている中、ひとつも食べない年もありました。 でも2024年のお正月

うつ病のわたしとHSPの夫

うつ病が再発した。完っっ全に油断していた。 もう2度と、ドン底には堕ちないとたかを括っていた。根拠もないのに。 それはある日突然のことだった。 朝起きると、身体が動かない。 鉛のように重い身体を、なんとか動かして夫を見送る。 「無理しなくていいからね」 その言葉はどこまで本気でわたしに投げかけてくれていたのだろう。 その心地よさにカラダを預け、そのまま数日間何もしない日が続いた。 いや、何もできない日が続いた。 このままではいけない。 そう思えば思うほどに、

浮力を失って。

水の底に沈んでいる。 ずっとプカプカ 浮いていられたらいいのに。 後悔がずっと脳内を支配していて ありもしないタラレバを永遠に妄想して 自己満足ですら得られない。

1年前のことだってちゃんと覚えている。

「あれからもう1年経ったのかー」 「早いねー」 大人になると1年が早く感じる現象は、自分の人生における"1年"の占める割合がどんどん小さくなっていくから短く感じるという。 つまり、5歳の幼稚園児にとっての1年間は人生の1/5で、20歳の大学生にとっての1年間は人生の1/20で、60歳のベテランにとっての1年間は人生の1/60だからだというのだ。 「1年前が昨日のことように感じるわー」 1年間が一瞬で過ぎ去ってしまったような感覚に陥ることだって、今後あるのかもしれない。

これまで自分の身に起きた嫌なことすべてが、時に私を死にたくさせる。

今日はびっくりするくらい他責思考になってみる。 たとえば、 はじめて就職した職場で、パワハラされたこと。 人との待ち合わせ場所に辿り着けなかったこと。 家のベランダに、大嫌いな生き物が入ってきたこと。 全部不可抗力で、回避しようがなかったことなのに、 どうしても許せなくて、手放せずに今も心に残ってる。 8ヶ月間、仕事ができなかったこと。 やっと始めた仕事で、引っ越しを余儀なくされたこと。 職場の人に、嫌味を言われたこと。 あぁ、嫌になっちゃうな。 恋人と喧

今日のために生き抜いていた。そして明日も強くやさしく笑って生きていく。

チケットを取れたあの日から、この日のために生きてきたといっても過言ではない。…というかその通り過ぎて余るくらいだ。 そんなこんなで興奮MAX、期待120%、微熱39℃で日産スタジアムに向かったわけなのですが(ちゃんと平熱だよ)、この日は快晴も快晴。横浜は35℃くらいあって心配になるくらい暑かった。 東スタンド席だったので、1時間前くらいに席についてしばし談笑。あ、親愛なる妹とUVER参戦2回目の恋人を連れていった。 はじめは日陰だし、風も吹いてて気持ちい〜って余裕こいてた

消えた思い出、残った景色は。

キミと過ごした街へ行った。 駅前のマックでよく待ち合わせしたよなぁ、とか、大戸屋で夜ごはん食べてたなぁ、とか、ただひたすらに懐かしい。 ふたりで通って店員さんと仲良くなったあのピッツェリア、なくなってたよ。お店が潰れたわけじゃなくて業態が変わったみたいで、よくミックスナッツをサービスしてくれたあのフレンドリーなお姉さんはたこ焼き屋さんになってた。 あんなに素敵なお店だったのにね。 私たちももう一緒にいないしね。 なにもかも変わるもんなんだねぇ。 キミと連絡が取れなく

やっちまった、note。

なんてことでしょう。 これまで30ヶ月連続投稿してきたってのに、5月更新してなかった… 5月はなんだかいろいろ滞ってたみたいで、毎日チェックしてたポイントサイトも、レシートも、1件もやってなかったし、SNSもほぼ止まってた。 なにしてたん?自分。 月初に仙台に行ったところまでは覚えているのにそれから怒涛の連続で過ぎ去っていき気づけば6月。 6月は梅雨の時期。水無月☔️ またジトジトな日々が続くのだろうか。 気圧の変化によわよわだから、調子落ちないといいなぁ。 …じゃ

アダムとイブのせいにして

思わず身体がノってしまうくらい心地よいリズムに乗せられた、この世の終わりかよってほど哀しみに暮れた歌詞。 ”私を捨てたあなたのせい” そう思っていないと、やってられないよ。 でもあなたは好きだった人だから、恨むことはできない。 だけどわたしからあなたを盗ったあの子は憎い。 見たことも会ったこともない、無関係な親まで憎んでしまうほど。 「全部誰かのせいにしてしまえば楽なのに」 それは結局、 「全部誰のせいにもできない」 ってことで。 でも「自分が悪かった」と認めてしまった

"人生"という広大なテーマ。でも大切なことはすぐ身近にある【ブラッシュアップライフは最高】

今期最高の…というか28年間のドラマの中でもトップ5には入るくらいのドラマに出会ってしまった。 主人公の"あーちん"(安藤サクラさん)が人生を何度もやり直して、大切なものを見つけていくお話。 最初は、不運にも30代前半で一生を終え、来世の生命を『人間』にするために今世をやり直し徳を積んでいく…という流れ。何度かやり直す物語なんだろうな、最終的には人間として生まれ変われるのかしら〜なんて思っていたが、それは全く違った。(そもそもバカリさんがそんな脚本書くわけないやん、わたし