Amezawa Shingo

"Consonance Care"心地良い協調を目指して…

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より良い介護技術を地域社会に広めるための活動を行っていきます! 投稿欄のコメントにメンバーが悩みを記載して、他のメンバーにアイデアがあればそれを伝えていただく。動画を含めた説明が必要であれば記事にして返答する。文章や動画だけでは分かりにくいことがあれば、対面での研修会も開催するという実践が継続されることで、現場に根差した知見が積み上がるのではないかという想いから始めてみました。 記事がメインではなく、共に成長するコミュニティスペースと捉えて、是非ともメンバーシップにご参加いただけたら嬉しく思います☺️

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記事一覧

地域の介護について

先日に市内の有識者で集まる会議があったのですが、これからの地域介護の状況はますます悪化しそうですね。 地域包括支援センターは様々な多岐に渡る役割がありますが、居…

Amezawa Shingo
3か月前
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希望を見いだすチカラ

もう間も無く今年度も終わりますね。来年度は訪問介護事業の舵取りもますます厳しくなり、なかなか前向きになりずらい年度になりそうです。 基本報酬の減額に加えて、特定…

Amezawa Shingo
5か月前

どこでもドア

最近はバタバタでなかなか記事を書くゆとりがないなので、noteの更新も遅れがちですが、長い文章を書こうと思うと負担感も強くて更新されないので、短文の発信を継続してい…

Amezawa Shingo
6か月前
5

介護報酬改定について

いよいよ介護報酬改定の具体的な内容が揃いましたね!最近は色々とやるべきことが蓄積していて、あまり情報を取ってなかったので、訪問介護について軽く眺めてみたいと思い…

Amezawa Shingo
6か月前
4

介護技術研修

本日は介護技術の研修に参加させていただきました!講師陣も本当に丁寧に教えてくださり、なおかつ褒め上手ということもあって、不器用な私でも楽しく過ごすことができまし…

Amezawa Shingo
8か月前
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介助という抑制

介護は本当に奥が深いなと最近はつくづく思います。動画は介護現場のあるあるで、起き上がり介助の初動で介助者が動きを止めています。対象を起こそうとすると、指先も含め…

Amezawa Shingo
9か月前
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虐待防止について

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

Amezawa Shingo
9か月前
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防災マニュアル等でご活用ください!

Amezawa Shingo
10か月前
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介護で遊ぼうプロジェクト

昨日は”介護で遊ぼうプロジェクト"の第2弾でした。写真を撮るのを忘れていたので、写真は別の研修の時のものを使用しましたが、バッチリ記憶に残る楽しい時間を過ごさせ…

Amezawa Shingo
10か月前
2

プラマイ0を目指す!

本日は島影さんの企画で東京に行きました。事情があって最後までいられないのが残念でしたが、本当に楽しく素敵な時間をいただきました☺️ はじめに参加者の皆さんで自己…

Amezawa Shingo
11か月前
9

言語化について思うこと

最近は言語化ブームと呼べるくらいに、言語化というキーワードが満ち溢れてますね。想いを表現することは大切ですが、何事にもメリットとデメリットがあるので、自分なりに…

Amezawa Shingo
11か月前
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BCPについて考える①

新型コロナウイルスの発生により、大混乱に陥ったことは記憶に新しいと思います。未知なるウイルスに不安を覚えながらも、感染防御資材は品切れになって購入もままらなくな…

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Amezawa Shingo
11か月前
5

技術の浸透

時が経つのは早いですね。出逢った頃は実力もまだまだ未熟だった彼女が、今では多くのスタッフの支柱になっていて、他の事業所の介護職まで育成したりしてるわけです。先日…

2

技術とは何か?

老人保健施設で勤務し始めてまだ新人と呼ばれる頃に、脊損の利用者に出逢ったことが自分の原点のような気がする。下半身がまったく動かないのだけれど、日中はトイレで排泄…

7

在宅介護の未来

在宅で仕事をしていると介護事業所の様々な情報が入って来ますね。介護保険を使いたいのに、ケアマネジャーを探せないためにサービスが使えないという話しは良く聴こえてき…

6

協和音のケアについて

ハラハラするとかドキドキするとか、人間の心境を音で表すことがよくありますね。口うるさい上司の前で表情は穏やかでも、内心はイライラするわけで、目に見える世界は嘘を…

地域の介護について

地域の介護について

先日に市内の有識者で集まる会議があったのですが、これからの地域介護の状況はますます悪化しそうですね。

地域包括支援センターは様々な多岐に渡る役割がありますが、居宅介護支援事業所のケアマネジャーが不足していることから、予防プランを委託することができないために、地域包括支援センターは予防プランの作成が中核の仕事になり、多岐に渡る役割において機能不全に陥る傾向が強まっているようです。

居宅介護支援事

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希望を見いだすチカラ

希望を見いだすチカラ

もう間も無く今年度も終わりますね。来年度は訪問介護事業の舵取りもますます厳しくなり、なかなか前向きになりずらい年度になりそうです。

基本報酬の減額に加えて、特定事業所加算Ⅱにおいてはサービス提供責任者ごとの研修計画が追加されています。また、BCPや虐待防止に関わる体制整備をする必要性が生じるなど、業務は増えるけれど報酬は下がるという現象は、訪問介護事業所の心を折るには充分すぎますね。

訪問介護

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どこでもドア

どこでもドア

最近はバタバタでなかなか記事を書くゆとりがないなので、noteの更新も遅れがちですが、長い文章を書こうと思うと負担感も強くて更新されないので、短文の発信を継続していこうと思います☺️

訪問介護のイメージについては色々とあると思いますが、基本的に1人で対応するので、利用者が急変した場合の判断などを自分でしなければならないことに大きなプレッシャーが掛かるという声が聴こえてきます。また、そうしたイメー

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介護報酬改定について

介護報酬改定について

いよいよ介護報酬改定の具体的な内容が揃いましたね!最近は色々とやるべきことが蓄積していて、あまり情報を取ってなかったので、訪問介護について軽く眺めてみたいと思います☺️

基本報酬について

基本報酬は下がるんですね。平均すると2.4%くらいが下がるということで、その数字が直接的に経営に対する大打撃を与えるということよりも、経営者に対する心理的なダメージを蓄積するような気がします。やはり、社会的な

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介護技術研修

介護技術研修

本日は介護技術の研修に参加させていただきました!講師陣も本当に丁寧に教えてくださり、なおかつ褒め上手ということもあって、不器用な私でも楽しく過ごすことができました☺️

床面からの介助と座り直り直しについての介助を学習させていただいたのですが、介護技術以外にも感銘を受ける点がありましたので、そちらについて記録として残しておきたいと思い記事を書いているところです。具体的にどこに感銘を受けたかと言うと

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介助という抑制

介助という抑制

介護は本当に奥が深いなと最近はつくづく思います。動画は介護現場のあるあるで、起き上がり介助の初動で介助者が動きを止めています。対象を起こそうとすると、指先も含めてグッと力が入ってしまいますね。その力に対象者も反応してその場に留まるような固定化をしてまう。これが対象者自身の本来の動きを奪う抑制になってしまいます。こうした介入が少数の悪い例ではなくて、実は多くの介護現場で満ち溢れており、むしろスタンダ

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介護で遊ぼうプロジェクト

介護で遊ぼうプロジェクト

昨日は”介護で遊ぼうプロジェクト"の第2弾でした。写真を撮るのを忘れていたので、写真は別の研修の時のものを使用しましたが、バッチリ記憶に残る楽しい時間を過ごさせていただきました!

主催していただいた島影さんの感想の通りで、参加されたメンバーで課題を見つけつつ、自由に議論をしながら、あるべき技術を創り上げるプロセスは本当に楽しいですね!

型としての技術を習っても、実際の現場では応用できないという

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プラマイ0を目指す!

プラマイ0を目指す!

本日は島影さんの企画で東京に行きました。事情があって最後までいられないのが残念でしたが、本当に楽しく素敵な時間をいただきました☺️

はじめに参加者の皆さんで自己紹介をしたのですが、幅広い経歴の方々が集まってくださり驚きました。それぞれか活躍されている舞台や背景が違うので、皆で楽しい時間にすることができるのか少し心配しましたが、まったくの杞憂で、介護技術を習得する楽しさにのめり込んで行く皆さんの姿

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言語化について思うこと

言語化について思うこと

最近は言語化ブームと呼べるくらいに、言語化というキーワードが満ち溢れてますね。想いを表現することは大切ですが、何事にもメリットとデメリットがあるので、自分なりに考察して、言語化のデメリットに溺れないように気をつけたいと思います!

言語はシンボル

以前に地域連携について話し合う研修に参加したことがありました。地域連携がテーマになっていて、複数の訪問介護事業所が参加していたのですが、複数の事業所の

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BCPについて考える①

BCPについて考える①

新型コロナウイルスの発生により、大混乱に陥ったことは記憶に新しいと思います。未知なるウイルスに不安を覚えながらも、感染防御資材は品切れになって購入もままらなくなり、市内の訪問介護事業で行なった緊急のアンケートでも、事業所が潰れてしまうのではないかという切迫した声が多く上がりました。

流山市での訪問介護事業所の動きに関しては、人とまちづくり研究所の方々が特集してくださり、アンケートの結果も記載され

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技術の浸透

技術の浸透

時が経つのは早いですね。出逢った頃は実力もまだまだ未熟だった彼女が、今では多くのスタッフの支柱になっていて、他の事業所の介護職まで育成したりしてるわけです。先日は流山市から依頼を受けて、市民の介護講座で大活躍していていました。

前職で訪問介護事業所を立ち上げた時に、自分たちの方向性について語り合ったことをふと思い出しました。『この地域には介護を必要とする人が多くいるけれど、それに対して自分たちは

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技術とは何か?

技術とは何か?

老人保健施設で勤務し始めてまだ新人と呼ばれる頃に、脊損の利用者に出逢ったことが自分の原点のような気がする。下半身がまったく動かないのだけれど、日中はトイレで排泄がしたいという希望があったので、2人対応でトイレの介助をしていました。『他の利用者さんはスタッフが1人で対応してるのに、私は2人のスタッフを必要としてる。人よりも迷惑を掛けてすまないね。』と、いつも哀しそうに話される表情が切なかったです。ト

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在宅介護の未来

在宅介護の未来

在宅で仕事をしていると介護事業所の様々な情報が入って来ますね。介護保険を使いたいのに、ケアマネジャーを探せないためにサービスが使えないという話しは良く聴こえてきます。地域包括支援センターの方も『要支援の方を居宅さんにお任せするのは最近は諦めてます。今は要介護の方も居宅さんが探せなくなっていて、今日は見つかるまでに25件も電話しました…』と、苦しい事情を聴かせていただいたこともあります。ケアマネジャ

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協和音のケアについて

協和音のケアについて

ハラハラするとかドキドキするとか、人間の心境を音で表すことがよくありますね。口うるさい上司の前で表情は穏やかでも、内心はイライラするわけで、目に見える世界は嘘を付くけれど、音は誤魔化せないという感覚が自分の中にはあるんですね。

優しく微笑んで言葉は丁寧でも、言葉そのものではない声のトーンを人間は聴き分けて、あの人はとても冷たい人間だと感じたりします。言葉は記号であり誤魔化せますが、その根底にある

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