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希望を見いだすチカラ
介護職の不足や介護報酬改定での報酬減など、訪問介護を取り巻く状況は本当に厳しくなっていますね。こうした状況を切り抜けるものは、通り一遍の経営学ではなく、希望を見いだす力にあるのかもしれませんね。前を向くために、皆さんと話し合える場が必要だと感じています。 https://t.co/nm3qCF8xZD
— リバーサイド・ヴィラホームヘルプサービス (@Riversideilla) March 22, 2024
もう間も無く今年度も終わりますね。来年度は訪問介護事業の舵取りもますます厳しくなり、なかなか前向きになりずらい年度になりそうです。
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厚生労働省資料
基本報酬の減額に加えて、特定事業所加算Ⅱにおいてはサービス提供責任者ごとの研修計画が追加されています。また、BCPや虐待防止に関わる体制整備をする必要性が生じるなど、業務は増えるけれど報酬は下がるという現象は、訪問介護事業所の心を折るには充分すぎますね。
訪問介護事業所への具体的な影響については色々と思うことはありますが、ここでお伝えしたいことは別のところにあります。それは、色々とあるけれど、前を向いて歩こうということです。
確かに基本報酬の減額は手痛いですが、それ以上に節約できる経費があるのかもしれません。減額のデメリットを超えた収入の増加を図る手段もあるのかもしれません。けれども、後ろを向いている間はそうした建設的な努力に着手できないですよね。来年度の改定における本当のデメリットは、減額そのものよりも、この後ろ向き思考を進めてしまうことにあるのではないかと思ってます。
厚生労働省に物も申す動きも加速しそうですね。そうした動きを否定するわけではありませんが、そこに熱中している間は別の領域の努力はできないですね。なかなか変えようもない大きな岩を動かすことに熱中して、現実的に変えられる手前の改善を怠るのは本末転倒な気もしますし、変えられないことにこだわっている間に経営状態は悪化してしまいます。ですから、変えられないことへのこだわりを捨てて、変えられることに集中しましょう。
来年度から訪問介護の舵取りはますます高度化しますが、これから生き残る事業者というのは、いかなる状況においても、建設的な道を見出すことができる力を備えている事業者だと思います。希望とは単なる心の持ちようではなくて、変えられる領域を見出して、具体的に行動していく力のことを言うのでしょう。あまり具体的な内容ではなく恐縮ですが、来年度に向けてとても大切なキーワードになるような気がして言葉にしてみました。暑くなったり寒くなったりと、体調を崩しやすい季節でもありますので、身体にお気を付けてお過ごしくださいね!
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