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介護報酬改定について

いよいよ介護報酬改定の具体的な内容が揃いましたね!最近は色々とやるべきことが蓄積していて、あまり情報を取ってなかったので、訪問介護について軽く眺めてみたいと思います☺️


基本報酬について

厚生労働省資料

基本報酬は下がるんですね。平均すると2.4%くらいが下がるということで、その数字が直接的に経営に対する大打撃を与えるということよりも、経営者に対する心理的なダメージを蓄積するような気がします。やはり、社会的な責務が追加される場合には、報酬は上がるというのが通常の流れであって、責務は増えるけど報酬は下げるというチグハグな構造は、数字以上に心を折りますよね…


追加される責務について

厚生労働省資料

業務継続計画や虐待防止推進など、やるべきことが山のように積まれていますね。特に業務継続計画は本当に大変で、それらを何とか乗り越えたと思った先にあるのが基本報酬の減額というのはやりきれないですね😱

厚生労働省資料

ウチは特定事業所加算Ⅱを取得していますが、サービス提供責任者ごとの研修計画がさらりと追加されてますね。特定事業所加算Ⅰの追加要件はサラッと見ただけで頭が痛くなります。要件を満たすことができずに特定事業所加算Ⅱに変更した場合には、基本報酬の減額に加えて10%も報酬が下がるとなると、事業継続の根幹が危うくなりますよね。BCPの本当の敵は感染症や自然災害ではなく、厚生労働省の改定だと叫びたくなりますよね。特定事業所加算Ⅰを取得してる事業所は厳しいですね。ちょいと訪問介護を高度化しすぎじゃないですか😰


処遇改善加算

厚生労働省資料

処遇改善加算が一本化されたことは素敵ですね!ただ、加算率が2.1%引き上げられると言っても、基本報酬はそれ以上に下げられるてるので、帳尻が合ってないですね😢


まとめ

しっかりと読み込んだ訳ではなく、サラッと流し読みの感想ですが、基本報酬の減額の数字以上に厳しい改定だなというのが率直な感想でした。
現に特定事業所加算Ⅰを取得している事業所に関しては、追加された要件をクリアできずに特定事業所加算Ⅱに変更した場合には、大幅な収入源になります。また、小規模事業所の中には、BCP策定や虐待防止の体制整備が難しいところもあるのかもしれません。そうなると、基本報酬の減額に加えて、未実施の減算がボディーブローのように効いてきて、全体として5%くらいの収入減になるということも想定されますよね。
あまり細かい計算とかしてなくサラッと読んだだけの感想なので、数字に関しては誤差があると思いますが、特定事業所加算Ⅰもしくは特定事業所加算を取得できていない事業所にとってより厳しい改定というのが私の第一印象でした。また情報を精査できたら記事にしたいと思いますので宜しくお願いします〜☺️


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