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地域の介護について

先日に市内の有識者で集まる会議があったのですが、これからの地域介護の状況はますます悪化しそうですね。

地域包括支援センターは様々な多岐に渡る役割がありますが、居宅介護支援事業所のケアマネジャーが不足していることから、予防プランを委託することができないために、地域包括支援センターは予防プランの作成が中核の仕事になり、多岐に渡る役割において機能不全に陥る傾向が強まっているようです。

居宅介護支援事業所のケアマネジャーの不足も深刻化していますね。地域のニーズの高まりに供給が追いつかずに、介護サービスを利用したくても、ケアマネジャーが見つからないから介護保険を利用できないという状況はますます悪化しそうです。実際の肌感でも高齢のケアマネジャーは割合としてかなり多い印象があるので、大量の離職という地域介護を壊滅させるトリガーは目前に迫っている感じがします。

訪問介護の人材不足は誰もが知るところですが、ヘルパーの平均年齢が60歳を超えているという事業所も珍しくなく、事業の廃止や業務縮小をせざるを得ないと嘆く管理者の声をよく聴きます。

2025年問題というキーワードは、私が介護を始めた頃から叫ばれていましたが、実際に目前に迫ると、為すすべなしという巨大な危機として地域の関係者が立ち尽くしています。

今日のところは情報共有まで!

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