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【ISLAND】3年以上かけてアニメ作品を完走する実験をしてみた

【すかすか】4年越しに最終話を見た

一時期、終わってしまうのが辛いという理由でアニメ作品の最終話前までをリアタイして、最終話だけワザと見ないようにしていた時期がありました。2017年春頃に放送されていた「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」の最終話を最近見たんですけれども、残念ながらストーリーやキャラ同士の関係性などの記憶が見事にぶっ飛んでおりました。一言で言うなら意味不明で、結局もう一度見直す羽目になりました。

今回はその第二弾で2018年夏頃に放送されていた「ISLAND」の最終話を3年越しに見て完走するという実験と、ちょっとした感想を書こうと思います。作品の根幹となるネタバレも含みますので未視聴の方はブラウザバックをお勧めします。

【当たり前】3年も開けたらそりゃ忘れるわ

正直な話、最終話だけ見ても断片的な記憶しか残っていないので「あぁ、何かそんなんあったかもなぁ?いや、こんなんだったっけかなぁ?」と疑似的なタイムトラベルを体験している気分でした。何があって最終話につながっているのか全く分からないので、本来感動すべきであろうポイントで置いてけぼりを食らい、真顔のまま最後まで見終えたことが辛かったです。絶句&虚無とはこのことでしょうか。仕方が無いので、「ISLAND」ももう一度1話から見直すことにしました。

【数奇】そういや、この実験もタイムトラベルやん?

確か「ISLAND」は原作がゲームだったはずです。その原作予習が無かったので「いまいち分からんかったけど、良くもなく悪くもなく……でも、よくこの話数でまとめきれたよなぁ」という印象が残りました。

キャラの如何わしくも気持ち悪いセリフ回しや8話以降の怒涛の超展開といった難点はあるものの、トータルで見るとストーリー自体は不思議と破綻していない意外性があるんですよね。解説サイトを後に巡回して時系列を確認したら「こんなもん初見で分かるわけねぇだろ」とその複雑さに失笑してしまいました。大事なところだけを残してアニメ化したということは、おそらく構成が上手かったんでしょうね。

今回の実験、3年越しに最終話を見て完走するという実験もある意味タイムトラベルみたいなもので、この「ISLAND」に通じるものがあるなぁと思いました。タイムトラベルを生み出すマシンは「STEINS;GATE」、親子オチのアイデアは「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」を思い起こさせますね。

これは未だに分かってないんですけど、序盤で玖音が部屋に閉じこもって出てこなかった理由は何だったんでしょうか? 切那が自分から気づいて欲しかったからとかでしょうか。でもまぁ、この手の疑問は分からない方が良かったりするのでこのままにしておきましょう( ˘ω˘ )

【結論】アニメ作品は何年もかけて完走するもんじゃない

やる前から分かっていたことですけども、空白期間を開けて最終回だけを見て完走するのは作品を楽しむ観点からするとおススメはできません。ですが、疑似的なタイムトラベルを体験するには良い手法だと思います。この不思議な感覚を体験したい方は、是非お試しくださいませ(何年も時間がかかりますけどね)。

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