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あれから僕らは…(第2弾:ゆうしん編)

これは、2019年度シリコンバレープログラム参加者で行った座談会です。


皆さん、お久しぶりです!
インターン生の野呂です!
第1弾の投稿からしばらく経ちましたが、みなさんお元気でしたでしょうか?
数日、数週間、数ヶ月会わないだけでも「人」はかなり変化します。
前回同様、3年間でそれぞれ成長して変化したプログラム参加者の様子をお伝えしていきたいと思います!

※ これは、2019年度シリコンバレープログラム参加者で「座談会」を開催した様子を記事化したものです。(全8名中6名参加)

座談会の様子や内容をダイジェストで数回に分けてお伝えしております。
(今回は第2弾となります。第1弾を未読の場合は、ぜひ第1弾からお読みになることをお勧めさせて頂きます。)


座談会メンバー

・けんたろう(通称:けんけん、けんちゃん) 参加時:高校3年生
・よしと 参加時:高校2年生
・あやの 参加時:高校2年生
・ゆうしん 参加時:高校2年生
・やまと 参加時:高校1年生
・みちこ 参加時:高校1年生

※座談会不参加 2名
・ももな(不参加) 参加時:高校3年生
・ひな(不参加) 参加時:高校1年生


〜優心編〜(PM. 20:55)

みちこ:「次、誰いきます?」

よしと:「それはもう、優心でしょ」

ゆうしん:「くると思ったw」

よしと:「いうと思ったw」

ゆうしん:「え〜…どっから話そうかな…」

よしと:「そこ、難しいよな」

ゆうしん:「自分のが話す立場になって初めてわかるねw
      じゃあ、まぁ、色々関係ある話から。」


ゆうしん:「まぁ、当時、ドラえもんみたいなロボット、そういうAIを作ることが夢だってみんなにも言ってたと思うんだけど…」

やまと:「感情の読めるロボットを作りたいって…」

ゆうしん:「そうそう!シリコンバレーの留学が終わってから、自分なりに色々調べていって…。

「AIにも色々区分とかがあって、特化型AIと汎用型AIとか…。」

「ドラえもんとかのAIっていうのはAIの予測している事態・内容を…」

「待ってw 説明下手くそだから、ちょっとw」

やまと:「いいよいいよ、全然大丈夫」

よしと:「うんうん。」


ゆうしん:「…AIは特化型と汎用型で大きく分けることができるんだけど、何に特化しているのかっていうのは、AIは機械学習を通してとか、与えられた情報に対しての予測はできるんだけど、学習していない内容についてはできないんだよね…。」

「そういうのを改善して、未知のトラブルにも対応できるのが汎用型で、そのAIが俺の目指しているもの、理想像に近いってわかって、そこから汎用型Aiに興味を持ち始めたんだよね。」

「で、色々と調べていった結果、電気通信大学っていう情報とか電気とかを扱っている大学が、国立で初めて汎用型AIについて研究する研究所が設立されたっていうのを聞いて、あ、じゃあ、そっちの大学に編入しよう!ってなったんだよね。」

「汎用型AIはまだまだ研究ベースの段階だから、それを実用できるレベルまで研究していきたいっていう夢を電気通信大学なら叶えられると思ったし、ゆくゆくは研究者として活躍していきたいと思ってる。」

「でまぁ、そこから3.4.5年と過ぎて行って、その途中で、海外技術研修っていう、いわゆる高専は卒業のために卒業研究をする必要があって、その卒業研究の代わりに提携している海外大学で研究やインターンが振り返りでできるらしくて…。」

「AIは日本よりも海外の方が技術とか研究が盛んだから、海外の方に行きたいと思って応募したんだけど、コロナの影響で行けなくなってしまって…。」

「まぁ、それでも、電気通信大学だけには合格したいと思って勉強して、それで6月の下旬あたりに試験があって、受けに行って、まぁ残念ながら、現状落ちてしまったっていう感じですw」

「でもその夢はまだ諦めていないし、また来年、浪人という形にはなるけれど、汎用型AIを実用化するために大学・大学院と進んで、ドクターになりたい…それが、今の夢であり現状っていう感じかな。」


よしと:「最高っす」

ゆうしん:「あんま、面白い話できなかったなw
      自分でも頭の中でまとまってなかったしw」

やまと:「え、ゆうしんって今東京にいるんだっけ?」」

ゆうしん:「いや、今はまだ地元の高専。5年生だから卒業研究中〜。」

みちこ:「…ってことは、来年東京に来る…かも…?」

ゆうしん:「うまく行けば?w順調に行けば?w」

やまと:「お待ちしておりますw」

よしと:「でも、そっかぁ…機械学習かぁ」

ゆうしん:「うん。」

よしと:「Pythonでさ、やってたんよ。興味あるわ〜
     高専はどんな感じで機械学習やってんの?」

ゆうしん:「んとね…俺の高専がそもそも情報をあんまりやんない感じなのね。どっちかっていうと、電気よりの分野で。けど、多少アルゴリズムとかは齧るよ!」

「実は、『パーキンソン病』っていう、いわゆる不随運動をする患者の脳から初期段階のデーター、その脳だったり色々な情報をAIに機械学習させて、初期段階で『パーキンソン病』を発見することができるAIの性能の向上を卒業研究としてやろうかなと考えている」

よしと:「すご」

みちこ:「すごい実用性があるというか、なんというか…
     いや、うまくいえないけど、とにかく凄いね。」

ゆうしん:「もともと、そういう研究っていうか、『パーキンソン病』の患者の脳波とか色々な情報から予測するっていうのは結構研究としてはあるんだけど、うちらAIとかを扱う人たちとかにとって、精度向上は大きな題材というか、目指すべきところなのね。だから、そこに着眼したって感じかな。」

みちこ:「すっごい実験者っぽい。研究者っぽい。」

やまと:「それは本当にそう」

みちこ:「医者も入ってるね」

ゆうしん:「ん~でも、独学っていうか、なんか学問として勉強しているわけじゃなくて、必要な知識をその都度インプットしている感じだから…」

よしと:「将来的には研究者なんだ?」

ゆうしん:「うん、そんな感じ!」

よしと:「いや、ぽいわ〜
     なんか、オーラが出てるわw」

ゆうしん:「え、マジで?w」

やまと:「ぽい、マジでぽい」


ゆうしん:「でも結局、もともとドラえもんみたいなAIを作りたいっていうのはずっと頭の中にあって、それでも、その…”今回のシリコンバレーの留学をしてないと、ここまで3年間も夢で頑張っていこうって気にはなれなかったんじゃないかな”って思う。」


みちこ:「ぜひ、中野さんに言ってあげて!」

やまと:「うん、きっとめちゃくちゃ喜ぶね。」

よしと:「喜ぶな。」





〜もうすぐ座談会も折り返し地点!〜
〜次は誰の3年間を聞けるかな?〜



本日もご覧頂き、ありがとうございました!!!