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『白いカラス』シリーズ

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記事一覧

平和について考える(2/2)

平和について考える(2/2)

パレスチナは一筋縄ではいかないパレスチナとイスラエルの問題はイギリスの二枚舌外交に端を発し、それ以降ずっと続いています。僕の寮にパレスチナから来ている友達が何人もいました。パレスチナはヨルダン川西岸地区とガザ地区に分かれています。同じパレスチナ人であっても、ヨルダン川西岸地区の出身かガザ地区の出身かで帰国できるかが異なります。ヨルダン川西岸地区はまだ帰国することができ、帰国するときはヨルダン経由で

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国籍の重さ(2/2)

国籍の重さ(2/2)

前回は国籍についてお話ししました。今回は帰化人が政治家になることについて触れていきます。

帰化人が政治家へ帰化した人が選挙に立候補することについては日本国籍である以上、立候補すること自体に問題はありません。そして、帰化人の立候補について、北村弁護士は国籍の履歴を公表すべきだと仰っていました。僕はこの意見に大賛成です。言い方は悪いですが、元々外国人だったので、日本のために政治をしてくれるのかという

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真っ赤なお旗の、、、!?

真っ赤なお旗の、、、!?

はじめに以前、中国の脅威について書きました。その時に文化大革命がいかに野蛮であるかに触れ、イメージしているようなものではなく、非常に凄惨なものであるかについても書きました。共産主義は個人の尊厳など認めません。皆、同一、いや、同質のものとして扱われます。平和主義を掲げているように見える共産主義がいかに危険で野蛮なのかについて書いていきます。

すべてを否定することが原点共産主義はドイツの思想家・カー

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日本国憲法の改正の必要は3点あるのみ

日本国憲法の改正の必要は3点あるのみ

昭和大帝の「終戦の詔勅」「新日本建設に関する詔勅」の2つを「日本の国体」を構成するものとするとき、それでも日本国憲法には改正すべき点が、3つあります。 

1つは、自衛権を行使するための自衛隊も含め、あらゆる戦力を放棄したと解しうる9条2項。それは自民党の改憲案で十分です。 

2つは、第1条、国民主権、象徴天皇は、これで構いません。あとは、天皇が国家元首であること(現在の政府解釈は曖昧ですが、諸

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九条改憲賛成論:私が自民党改憲案に賛成する理由

九条改憲賛成論:私が自民党改憲案に賛成する理由

●現状の政府見解を1ミリも変えない

本稿は平成30年11月17日(土)に行なわれた大弁主催のシンポジウムで用いた配布資料「自民党改憲案に賛成する理由」に手を入れたものです。
はじめに、私は憲法9条に係る自民党の改憲案( 9条1項2項に自衛隊の存在を肯定する条項を附加する案)につき、高村正彦前自民党副総裁が述べた「現在の政府見解を1ミリも変えない」という立場を前提にしています。それが集団的自衛権の

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日弁連の憲法委員会における議論

日弁連の憲法委員会における議論

日弁連の憲法委員会における議論を紹介します。
日弁連では一体どんな議論がなされているのだろうか、ということについて、疑問や関心を持っておられるかたが多いようです。 

下記のものは、戦後日本が掲げた日本国憲法の理念を讃える平和主義の立場にたつ闘争的活動家弁護士との「靖国神社」をめぐる議論ですが、彼がつけたタイトルどおり「反戦・平和を顕教」とし、「靖国を密教」とする枠組みに対し、僕が寄せた反論です。

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孫崎亨らの「白旗を掲げたら平和になる」論法について

孫崎亨らの「白旗を掲げたら平和になる」論法について

元外務省の孫崎亨は、ウクライナ戦争について「戦争はすぐやめられる。ロシアの要求をすべて呑めばいいだけだ。」と仰っています。基本的には橋下徹や早大教授である豊永郁子などに書かせて朝日新聞が展開している「白旗を掲げたら平和になる。」という論法です。 

彼らが沖縄についても「中国の支配下になれば、米軍基地もなくなり、平和に暮らせる」と考えているのは、当然のことです。なにも不思議なことではありません。な

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白いカラス(最終回の3)  平和のアナロジー

白いカラス(最終回の3)  平和のアナロジー

いよいよ最終回。

こんな記事を目にしました(2022.09.22)。

いくら信頼性の高い記事でも、読まれなければ人々の知識とはなりません。

一方、読んでも知識とならない記事もある現実(笑)。

    ◇      ◇      ◇        ◇

スリーパー効果
スリーパー効果とは、情報源の信頼性が低い記事を読んだ直後、一旦は信頼性の低い記事だと判断していても、4週間程度で、信頼性の低

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中国四千年の歴史を否定したアルヨ(2/2)

中国四千年の歴史を否定したアルヨ(2/2)

前回は中国の歴史に触れながら、単なるご都合主義であることについて書きました。今回は中国の脅威は大きくなっていることについて書いていきます。

脅威は眼前に迫っている中国はここ10年で日本を抜き、名実ともに世界トップクラスの国になりました。中国企業が世界で肩を並べるようになり、それに対して、日本企業が落ちていっています。国際競争力も日本より中国の方が上であり、ASEAN諸国にアジアのリーダーは誰かと

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チーチーパッパチーパッパ

チーチーパッパチーパッパ

 甲

 「私は海軍でした。海軍陸戦隊でした。南京に入城して私たちはもう疲れはてました。隊長もまずは休もう、治安維持は専門の陸軍にまかせる。と言いました。合理的判断です。
 なにしろ元々船乗りです、それがにわか仕立てで畑違いの陸兵をやるのですから陸軍さんほどには頑張れない。内地では海軍陸戦隊の武勇ぶりが派手に報道されたそうですが・・・。その日はみんなで.天幕を張ってひたすら休養です。
 翌朝戦友が

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安倍晋三元総理と左派

安倍晋三元総理と左派

◉個人的には、高橋洋一氏の言説には若干の不信感を持っているのですが、この記事は安倍元総理の功績がコンパクトに纏まっていますので。アベノミクスの時期に大学で講師やら教授職にあった人間なら、目に見えて学生の就職状況が変わったのは、周知の事実。大学教授だ准教授だという立場にありながら、その事にまったく触れずに、口を開けば批判ばかり繰り返すアカデミズムの人間は、学生の就職に興味がない上級国民様か、不利なデ

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先人たちの遺志

先人たちの遺志

つぶやきでは収まりきらないので記事という形で書きます。
先月、鹿児島へ行った際に知覧特攻平和会館を訪れました。靖国神社に併設されている遊就館へは行ったことがありましたが、知覧は初めてでした。
遊就館と知覧特攻平和会館へ行くと戦争の悲惨さを思い知らされ、特攻隊の悲劇を繰り返してはいけませんし、何より戦争は絶対に起こしてはいけないものだと思います。しかし、今の日本を見ていると先人たちが命を懸けて守りた

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白いカラス(最終回の1)  平和のアナロジー

白いカラス(最終回の1)  平和のアナロジー

子どもの誘拐と国葬との間には、なんの関係もありません。

脅迫か、そうでないかの違いはあるものの、憲法9条の改正に反対する人と類似点があります。

それは、主張は一貫しているが、論理に一貫性はない(=没論理)ってところ。
まさに、「無知は力 (IGNORANCE IS STRENGTH)」、あるいは、「非学者論に負けず」(笑)。
そして、口を開けば、いつもトートロジー。

オイラは他国に蹂躙されな

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