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心うたれたnote

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言葉にできないほど好きな文だったり、ためになったり、助けられたり。そんなnoteを集めています。
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#書くこと

書くことがすべてだった、四半世紀のライター人生を振り返る。

書くことがすべてだった、四半世紀のライター人生を振り返る。

noteを読んでいると、「ライター」や「webライター」と名乗っている人や、「ライター志望」「ライターになりたくて勉強中」という人をよく見かける。私自身がライターだから、そういう記事が「おすすめ」に上がってくるからかもしれない。

見かけると、やはりどういうお仕事をされているのかな、どういう考えやスタンスでライターをやっているのかな、と興味が湧き、ちらちらと見てしまう。仕事や夢に向き合う姿勢が素敵

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私もまた、言葉に救われている。

私もまた、言葉に救われている。

まだまだ私は言葉を舐めていた。乾いた土に雨水がぐんぐん染み込んでいくように、私の心は言葉のあたたかさに満ちていく。

たかが人間の、意思疎通を図るために生み出された言葉。単なる言語。なのに私たちはどうして、そこに言葉を超えた意味を見出し、心に広げていけるのだろう。

こうして文章を公開するようになって、3年が経つ。3年もいると素晴らしい出会いもあれば、まあ苦々しい別れだってあった。だけどこんなに続

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エッセイは「置いてけぼり」にしてはいけない気がしている

エッセイは「置いてけぼり」にしてはいけない気がしている

かなり前の記事の話だが、約一年程前に林伸次さんの「世代の違いをこえること」という記事の中で私のこちらの話を紹介していただいた。

以下は、林さんの記事からの引用文である。

こんな風にお褒めの言葉を頂いたことがすごく嬉しくて、書くことを仕事にしていて長い間noteも続けている大先輩のような方にそんな風に受け取ってもらえるなんてと、驚きとともになんだかとても救われたような気持ちになった。
今でも、文

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まずは1年、そしてこれからも。

まずは1年、そしてこれからも。

こんにちは、まうです。
今日でこの記事を出してから1年。

というわけで、note1周年を迎えました。

正直ここまで続けることになるとは思いもしませんでしたし、しかもこんなにあたたかい人たちに囲まれることになろうとは。ここはいつの間にか、私にとってなくてはならない居場所になっていました。今でも夢みたいな気持ちです。

ここまで「書くこと」に熱中したのは中学生以来だったかもしれません。久しぶりに書

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書くことが好き、ただそれだけ。

書くことが好き、ただそれだけ。

どうやら私は、常に何かを書いていないと落ち着かないらしい。逆に言えば、書いてさえいれば他には特に何もいらない。

媒体は本当になんでもいい。この頃更新頻度が下がっているのはレポートやらエントリーシートやらに追われているからなのだけれど、私はそれすらも楽しんで書いている。そいつらはそりゃもう言うまでもなくめんどくさい課題たちだ。それでも何かしらを考えて書くという行為そのものが、なんというか生きてるっ

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やさしい人は、きっと伝わる文章を書ける

やさしい人は、きっと伝わる文章を書ける

最近よく社員に言っていることがあります。

それは「読まれる文章を書きたいなら、ブラウザの向こうにいる人を想像するといいよ」ということです。

こちらがツイートするとき、noteを公開するとき、ブラウザの向こう側の人は何をしていて、どういうことを考えているのか?

そこをいったん立ち止まって想像しましょう、と。

「仕事がイヤだなあ」と思っているかもしれない。「飲みに行きたいなー」と思っているかも

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