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禅とマインドフルネス

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禅のマインドフルネスを紹介します。 マインドフルネスによってストレスを軽減し、充実した毎日を送りましょう。
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2021年11月の記事一覧

幸せはどこにある???

幸せはどこにある???

幸せを遠い未来に置いて、そこに向かって頑張る人は中々幸せを実感できません。そればかりか、ずっと幸せを感じることができずに身心が疲れ切ってしまいます。

では幸せはどこにあるのでしょうか?

幸せは「ここ」にあります。
幸せは「いま」にあります。

例えば、朝に家を出た時に太陽の光を気持ちよく感じた時が、「幸せ」です。朝、コーヒーを飲んで「あー美味しい!」と感じた時が、「幸せ」です。しかし私たちは、

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禅の世界 その2

禅の世界は「無分別の世界」です。
普通、分別という言葉は「ふんべつ」と読みます。 道理をわきまえて常識的倫理的に行動するための判断基準として肯定的に使われる言葉です。

一方、禅の世界では、分別を「ぶんべつ」と読み、肯定的な意味では使いません。禅の分別は、心を動揺させ苦しみを生む原因と考えます。

禅宗で戒められている分別は、良いVS悪い、正しいVS間違っているというように、二つに分けて判断するこ

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禅の世界

禅の世界

禅の世界では上も下も勝ちも負けもありません。

強いVS弱い、幸せVS不幸、若いVS年寄、美味しいVS不味い、綺麗VS醜い、金持ちVS貧乏、出世VS窓際族、すごいVS普通、賢いVS平凡...

こういったイエスかノーかのどちらかの世界は、禅にはありません。

苦しみの根源は、この分けるところから始まります。私が正しい、あなたが間違っている、こうして分け隔てた世界から苦しみが生まれます。

とは言え

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呼吸エクササイズ

呼吸エクササイズ

血中の二酸化炭素を適切に保つエクササイズを紹介します。これによって、二酸化炭素への耐性が正常レベルになります。

1 姿勢をよくして力を抜く
2 片手の手のひらを胸に当て、もう一つをおへその上に当てる
3 息を吸うときはお腹が膨れて、吐くときはへこむように呼吸する
4 腹式呼吸が確認出来たら、お腹に添えている手に少し力をいれて、呼吸への抵抗を作り出す
5 添えている手を押し返すように呼吸する
6 

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幸せには順序がある?!

幸せには順序がある?!

幸福ホルモンである脳内物質を分泌させる方法を知ると、幸せになれるということを前回のnoteでお話ししました。

今回は、幸せになるには、順番があるというお話をしたいと思います。

幸せは、健康、人間関係、仕事の三つで成り立っており、それぞれ違う脳内物質が必要です。

仕事:ドーパミン
健康:セロトニン
人間関係:オキシトシン

幸せになるためには、これらの脳内物質を順番通りにゲットしていくことが大

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幸せとは何か...それは脳内物質?!

幸せとは何か...それは脳内物質?!

幸せとは何か・・・

ずばり、ドーパミン、セロトニン、オキシトシン、この三つの幸福ホルモンが分泌されている状態のことです。

ということは、これらの幸福物質がどうすれば分泌されれるかを知ることが、幸せになる方法ということになります。

幸せと言っても、様々なアプローチからの幸せがあります。そのアプローチによって求める幸福ホルモンは変わります。

仕事で幸せを感じたい人は、ドーパミン

健康でいるこ

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息を深く吸わない、これが正しい呼吸法

息を深く吸わない、これが正しい呼吸法

呼吸は少ないほど、身体によいとされています。すごい禅僧の呼吸は1分間に1回ぐらいです。私たちは、禅僧のようにはなれませんが、トレーニング次第で呼吸の数を今よりも少なくすることはできます。静かで穏やかな鼻呼吸、そして腹式呼吸でリズムが一定するのが正しい呼吸です。

呼吸の上達には三つのレベルがあります。

1 隣の人に聞こえないぐらい静かに呼吸する
2 自分にも聞こえないぐらい静かに呼吸する
3 自

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鼻づまりが改善する呼吸法

鼻づまりが改善する呼吸法

口で呼吸すると鼻の血管が炎症を起こして腫れることがあります。そして粘膜の分泌も増え、鼻がつまってしまいます。鼻がつまると口呼吸になります。 口呼吸が続くと鼻づまりも慢性化します。

そこで、鼻づまりが改善すると言われている呼吸法を紹介します。

1 鼻で小さく息を吸い、鼻から小さく息を吐く
2 指で鼻をつまみ息を止める
3 息を止めたまま歩けるところまで歩く
4 指を鼻から離して、鼻で静かに呼吸

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ハミングするだけで、効果抜群?!

ハミングするだけで、効果抜群?!

一酸化窒素は毒ガスですが、体内で作られる一酸化窒素は体に重要な役割を果たします。

多くの研究が、体内で作られる一酸化窒素は、器官、臓器に加えて、癌等の病気予防などにもつながるといった結果を伝えています。

また、高血圧、コレステロール、動脈硬化、動脈瘤、つまり心臓発作や脳卒中にも良い影響を与えるといった研究もあります。さらには、抗ウィルス、抗菌によって病気リスクの低下による健康向上につながると考

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鼻呼吸のすすめ

鼻呼吸のすすめ

運動パフォーマンスを向上させるには、安静時につねに鼻呼吸でいることが重要です。

息を吐いた後に息を止めて再び息を吸いたいと感じるまでの時間が20秒以下の人は、運動時に呼吸過多にならないように常に鼻呼吸を心がけることが唯一の方法です。

安静時だけでなく、運動時もつねに鼻で呼吸することが大切です。激しい運動をしているときは、短時間なら例外的に口呼吸も仕方がないが、この種のトレーニングは20秒を超え

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呼吸数と代謝の関係

呼吸数と代謝の関係

運動時は呼吸数が増えると、体内の二酸化炭素も増えます。
息を吐いた後に息を止めて再び息を吸いたいと感じるまでの時間が30秒以上の人は、運動量に比例した二酸化炭素量の増加と、呼吸による二酸化炭素の排出の間でちょうどバランスが取れます。

息を吐いた後に息を止めて再び息を吸いたいと感じる時間が20秒~30秒の人は、十分に改善が可能です。問題なのは、息を吐いた後に息を止めて再び息を吸いたいと感じる時間

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あなたの呼吸のレベルはどのくらい?

一般的に、普通に息を吐いた後に息を止めて、再び息を吸いたいという思うまでの時間は約20秒前後です。中には20秒に満たない人もいます。

もし自分の運動能力を最大限に発揮したいなら、息を吐いた後に息を止めて再び息を吸いたくなるまでの時間は40秒を目指しましょう。

安静時も運動時もすぐに息切れする状態なら、本来の運動能力を最大限に発揮することはできません。40秒まで上げていけば運動パフォーマンス

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体内酸素レベルを測ってみよう!

体内酸素レベルを測ってみよう!

誰でも自分の二酸化炭素への耐性を測定することができます。 その方法はとても簡単で、いつでもどこでも誰でもできて、道具も不要です。

息を止めて息をしたいと最初に感じるまでの時間を計るだけです。

この方法を使うと自分の呼吸量をかなり正確に測定することができます。息を止めて息をしたいと最初に感じるまでの時間が短いほど、呼吸数が多い状態です。 そして呼吸の量が多いほど運動時の息切れします。

体内酸

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長距離ランナーは、ランニングエコノミーを鍛えよう!

長距離ランナーは、ランニングエコノミーを鍛えよう!

長距離ランナーは「心臓を鍛える」トレーニングを重要視します。心臓を鍛えるとは、どんなに走っても息切れを起こしにくい体を作るということ意味します。このトレーニングに最適なのが、「ランニングエコノミー」という方法です。

ランニングエコノミーは、全速力で走るのではなく、いつもよりも遅いペースで走って、体が消費するエネルギーや酸素の量によって測定されます。

走る時に使うエネルギーが少なければ少ないほ

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