あなたの呼吸のレベルはどのくらい?


一般的に、普通に息を吐いた後に息を止めて、再び息を吸いたいという思うまでの時間は約20秒前後です。中には20秒に満たない人もいます。 

もし自分の運動能力を最大限に発揮したいなら、息を吐いた後に息を止めて再び息を吸いたくなるまでの時間は40秒を目指しましょう。 

安静時も運動時もすぐに息切れする状態なら、本来の運動能力を最大限に発揮することはできません。40秒まで上げていけば運動パフォーマンスは向上し、運動時の苦しい症状も随分減るはずです。5秒伸びるだけでもそれが実感できます。

まずは、自分の呼吸パターンを知ることから始めましょう。

【パターン1】
息を吐いた後に息を止め再び息を吸いたいと感じるまでの時間が10秒程度なら、おそらく呼吸音が聞こえるでしょう。 呼吸は不規則で息苦しいはずです。呼吸が自然に止まることもなく絶え間なく息をしているので、呼吸に合わせて胸が大きく動いている状態です。口呼吸をしている場合もあります。 安静時における1分間の呼吸回数は大体15回から30回程度です。

【パターン2】
息を吐いた後に息を止めて、再び息を吸いたいと感じるまでの時間が20秒なら、まだ呼吸回数が多いと言えます。それでも規則正しい呼吸にだいぶ近づいています。 呼吸の回数も呼吸の量も10秒のときより少なくなります 。息を吐き終わると呼吸が自然に止まる時間が1、2秒あります。安静時における1分当たりの呼吸回数は、15回から20回程度です。

【パターン3】
息を吐いた後に息を止めて再び息を吸いたいと感じるまでの時間が30秒になると、呼吸は静かでゆっくりして、無理のない自然な呼吸です。息を吐いた後に呼吸が自然に止まる時間も長くなります。 安静時における1分あたりの呼吸回数は10回から15回で呼吸量は最小限になります。

【パターン4】
息を吐いた後に息を止めて再び息を吸いたいと感じるまでの時間が40秒以上になると最小限の呼吸で済みます。 このレベルになると呼吸の動きは目に見えなくなります。 息を吐いた後に呼吸が自然に止まる時間は4、5秒間です。 安静時における1分当たりの呼吸回数は6回から10回で呼吸量は最小限になります。

 私たちが目指すべきは、パターン4です。ただ、一気には難しいので、5秒長くすることを目標にして、少しずつパターン4に近づけていきましょう。

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