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臨床検査技師

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臨床検査技師に関するマガジンです。といっても専門知識よりマネジメントテクニックやマインドなど、新しい時代を生き抜くための noteを書きます!
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#チーム

医療現場でチームに思うこと

個人の能力を伸ばすこと、チームの能力を伸ばすことは似て非なるもの。重なる部分もあるけど、基本的には別々の作業になる。このことを知らない人が上司にいたり、リーダーだったりすると、そのチームは壊滅的な結果を残すことになる。

ここでいう「結果」とは、業績もそうだし、チームの持続可能性も含まれる。安定した成績を、より安定した状態で続けられる。一時の好成績も大事かも知れないけど、個人的にはアベレージがいい

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ちょっとしたコトバでチームは壊れるよって話

ちょっとしたコトバでチームは壊れるよって話

頭にカビゴンが乗ってるんかってくらいズーンとしているだぴてぃです。早く体調不良治ってほしい、、、11月は悲惨ですね。

さて、今日はライトに行きたいと思いますが、思いの外熱くなったらスミマセン。でもそれだけ毎日チームについて考えている証拠だと思ってくれたら嬉しいです。

チームっていうのはなんだかカッコつけかもしれませんが、いわゆる部署だって大きなチームだし、プロジェクト単位の集まりも小さなチーム

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仕事を投げるだけのリーダーなんていらない

仕事を投げるだけのリーダーなんていらない

今日はリーダーの仕事について超基本的なことを書いていこうと思います。

なんたって、できていない人が多すぎる…。

仕事は振るものだけど投げるものではない僕は臨床検査技師という、身体の状態を数値化したり、形態学的な検査(画像や見たものを言語化する検査)をやっています。現場の技師として働きつつ、技師長という検査室のリーダーをやっています。

日々ルーティン検査と呼ばれる仕事をこなしながら、マネジメン

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仕事が進まないときこそ……

仕事が進まないときこそ……

先日、こんな記事を書いた。

気分転換で文体を変えてみたのはさておき、
ここ最近本業がMAXで忙しい。

僕の場合は、複業(副業ではない。複業だ)をしているが、やっぱりプライオリティは間違えられない。まずはウエイトの大きい「管理職としての自分」である。

なんたって昨今の人材不足も相まって、プレイヤーとしても動いてしまっている。本来管理職は(マネージャーやリーダーは)現場から一歩引いた立場にならな

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「持たない」チームは強い

「持たない」チームは強い

仕事にはいろんなコストがかかる。

物品や設備による「環境コスト」
人材や労働時間などの「人的コスト」

良いチームというものは、これらのコストをうまく使っている。少ない人数で最低限のリスクマネジメントをキープしながら、可能な限りのアウトプットを出している。

あらゆるコストを「持たない」チームとは、
一体どんな特徴があるのだろうか?

固執するまずできないチームというものは、どういうものなのだろ

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間違った心理的安全性の作り方

間違った心理的安全性の作り方

「心理的安全性」

この言葉が最近、あらぬ方向に走り出している気がする。

というもの先日他の部署のトップと話していたときに「あ、これ間違って捉えている人多そうだな」って感じたことが発端。

仲良しこよしではない一番やってはいけない間違いが「うちの部署は仲がいいんだぜ!」っていうやつ。

仲がいい=心理的安全性が高い ではないことは、ちょっとこの言葉について勉強すれば誰だってわかることだ。

しか

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スマートに仕事できるチームとは?

スマートに仕事できるチームとは?

本当に「スマート」に仕事できるチームとはどんなチームか?ってことをずっと考えてきた。

リーダーになってかれこれ5年ほど。
ほぼ毎日、誇張抜きで考えてきた自負はある。

今ではずいぶんとスマートに仕事できている感じもするけど、うまく言語化できずにいた。

いろんな書籍を読んでは、この感覚を言語化してくれている「コトバ」はないかと暗中模索。でもやっと見つけた。単語ではないけど、文脈として。

それが

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病院とは「巨大な意志の塊」だ

今日はチョット趣向が違うお話を。

えむてぃーこよさんがオモシロイ話を書いてらしたので、僕もそこに乗っかってみようかと。

まあ日曜の夜なので、サクッと。

簡単にいうと「病院で働くってスキルや知識より、協調性だよね」ってことをおっしゃっていて。

これは僕も大賛成というか、やっぱり協調性がないと病院に限らず組織では働けない。価値観が違う他人と一緒に仕事していくってことは、自分の意思だけではどうに

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いいチームや職場の絶対条件とは?

いいチームや職場の絶対条件とは?

プロジェクト・アリストテレスって知ってますか?

あのGoogle神が進めたあるプロジェクトの名前なんですが、これが導き出したのが「心理的安全性」というものチームにおける心臓みたいな要素。

チームや心理に関わる勉強をしている人なら絶対に1一度は見聞きしたことがある、もはや算数でいうところの「1+1」レベルの基本みたいなもので。

会社や企業の中にはいろんな形態・規模のチームがあります。でも残念な

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5年目現在で感じているチームリーダーとして大切なこと

5年目現在で感じているチームリーダーとして大切なこと

リーダーというのはとても難しいポジションだと日々痛感さえられている毎日です。

だからこそやりがいもあるんですが、自分の至らなさに打ちひしがれる方が確立としては多い印象です。いや、90%はだいたい凹まされます。

その中でもたくさんの気づきがあるので、日々成長するのも実感できるのも面白さのひとつかなとも思っています。

で、チームリーダーとなって5年目なわけですが、今現在感じている「リーダーとして

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これでチームを変える!誰もがバカにしている〇〇とは?

これでチームを変える!誰もがバカにしている〇〇とは?

チーム論のお話は尽きることがありませんが、本日も永遠の課題であろう「チームの変え方」についてひとつTipsをシェアしたいと思います。

チームを変えるってそう簡単なことじゃないですし、たぶん規模感関係なく9割くらいのリーダーが失敗に終わっているとすら思います。

これはそのリーダーたちが無能だからというわけではなく、それくらいチーム変革というのは難しいものだってことです。

コミュニケーションを改

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分散と集中〜評価されるのはどっち?〜

仕事しているとある壁が迫ってくる。それが「集中と分散」という概念。

超カンタンに言えば

・集中→1つのことを深く深く実行する
・分散→複数のことを広く対応する

当たり前の概念かもしれませんが、これが仕事になると結構難しいモノですよね。たぶん、誰しもが言語化していなくても体感したことがあることかと思います。

集中していれば他のことはできないし、分散していればひとつのことに集中できないしって感

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デスクに座らない理由

今日は職場のリーダーとして

「仕事中、できるだけデスクに座らない理由」

についてお話ししたいと思います。

とはいえ仕事柄、、、

顕微鏡を使っての業務が多いので、座っている時間もかなりあります。それでも、それ以外の時間はできるだけメンバーの周りにいようと意識しています。

職場の管理職というと、奥まった場所でまるでハイラル城に居座るガノンかのように、ドカンと座って定時を待つ…そんなイメージの

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知らず知らずに落とし穴に落ちるリーダーの行動

はい、だぴてぃです。

ここ最近は
・noteに関すること
・チームやリーダーに関すること
を交互に発信しています。

ツイッターでは
チームの問題提起ばかりで
なんだか哲学的な感じもしますが
まあ趣味の範疇なのでご容赦を。

今日はですね、
「穴にハマるリーダーの行動」
を超簡単に解説します。

これ、やっちゃダメです。

タイトル通り
知らない間に穴に落ちます。

それはもうびっくり
落ちた時

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