病院とは「巨大な意志の塊」だ
今日はチョット趣向が違うお話を。
えむてぃーこよさんがオモシロイ話を書いてらしたので、僕もそこに乗っかってみようかと。
まあ日曜の夜なので、サクッと。
簡単にいうと「病院で働くってスキルや知識より、協調性だよね」ってことをおっしゃっていて。
これは僕も大賛成というか、やっぱり協調性がないと病院に限らず組織では働けない。価値観が違う他人と一緒に仕事していくってことは、自分の意思だけではどうにもならない瞬間が必ずやってくるもので。
なので空気を読むってわけではないけど、一緒に働く仲間が何を望んでいるのか?ということは、常に考えておかないといけない。
必要なことはえむてぃーこよさんがおっしゃってくれているので、僕は技師歴15年ほどの経験と、技師長という立場から経験したことを書くとする。
個人のチカラなんて、たかが知れている
これは悲しい現実なのだけど、事実としてたしかにある。
ひとりのチカラなんてたかが知れている。だからチームでやらないといけない。
ってことをどれだけの人が「本当の意味」で理解しているか?
どこかで「自分がいないとダメなのではないか」と思っていないだろうか?そしてそうあってほしいと思っていないだろうか?
若い頃は僕もそう思っていた。自分がいるから、この部署は成り立っていると。
しかしいざチームトップになってみると、その考えがいかに脆弱なものかを思い知ることになる。
【代えが効かない存在というのはカッコいい】と思いがち。だけど本当にそうだろうか?
その状態はそれだけ俗人的であるということ。カンタンにいえば「ひとり抜けるだけで終る」チーム。メチャクチャ弱いと思わないだろうか?
病院ってそうはできてなくて。
それだと持続性がない。サービスの性質上、長く続かないといけない。だから個人に依存する状況というのは実はそんなにない。
たしかに戦力ダウンはする。だけどそれがクリティカルかと言われれば……そうではないことのほうが圧倒的。もしそうなればなったで、やり方を変えるだけだから。
病院とは巨大な意思の塊。細かいところはあちこち向いていても、大きな方針としてはひとつの方向を向いている。
そこに寄与しているのが個人間のコミュニケーションであったり、スキルであったり。
起きていることをひとつずつ言語化していけば、何が大切かというのは自ずと見えてくるものだ。
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