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大手メディア正社員｢給料もらいすぎ」問題
（以下は鹿砦社の月刊誌「紙の爆弾」2022年2月号（1月発売）に寄稿した記事です。）
約20年前、米国ワシントンのナショナル・プレス・クラブで中東メディアのジャーナリストが話しかけてきた。日本の文化に興味を持っているようだった。私が日本のメディアではなく、米紙の記者だとわかると、急に口調を変え、小声で「どうして日本のメディアの記者たちは何もしていないのに給料がいいんだ?」と聞いてきた。
日本に
株価１０倍、戦争の裏で
昨年の最も大きな国際ニュースの一つは、駐留アメリカ軍のアフガニスタンからの撤退に伴う、米国の史上最長であったアフガニスタン戦争の終結、そしてタリバン政権の復活だった。
アメリカ軍撤退や、その後のアフガニスタン情勢など数多く同じような報道があった。そんななか、独立メディアのThe Interceptは防衛関連企業の大手の株価と戦争に関するたいへん興味深い記事を掲載していた。
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