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#エンジンがかかった瞬間

みなさんにとっての「エンジンがかかった」エピソードや、「エンジンをかけてくれるもの」についての投稿を募集します。

定番の記事一覧

危機感から「note」を始めることにしました

今日はかなりぐだぐだ書きます。 この半年間ずっと悩んでいたことについてです。 今回、迷いや葛藤といった自分の考えの整理のために書いたものなので、読んでいて気持ちのいい文章ではないかもしれません。無駄に長いですし、日記みたいなものです。 2013年の1月からブログを始めてもう8年になりますが、こういうよりプライベートな話を書くのはおそらく初めてなのでドキドキしています。 なので、もしそれでも読んでくださるなら、暇潰しとして森井の日記(と決意表明)を隠し見してるくらいの感

ショートショート67『だれかがだれかを』

ショートショート 『だれかがだれかを』 「よしよし!売れる!これで売れる!」 20歳から始めた芸人。 その男の名前は山下一座。 一座、というのはもちろん芸名であり、ファンのみんなもぼくの一座ですよ、というダサめの意味も込めたピン芸人だ。 30歳のときに、初めて出たテレビ番組で爪痕を残した山下は、分かりやすく有頂天になっていた。 お笑い芸人、ピン芸人として、初めて掴んだ分かりやすいチャンス。 10年間、誰にも見向きもされなかったイチ芸人が遂にものにしたチャンス。 田舎

通訳の道が見えた瞬間

この文章は、ヤマハ発動機と開催する「 #エンジンがかかった瞬間 」投稿コンテストの参考作品として、主催者から依頼をいただいて書きました。 こんにちは、日伊通訳マッシ(@massi3112) 僕が来日して15年目の今日まで色々な困難を乗り越えたけど、今思い返すと大した事がない困難でも当時からすると非常に厳しい事だった。それでも諦めず自分を信じる事ができて今があるのは、僕の強い意志と出会った人たちからいただいた気持ちのおかげだ。 今日は僕が日本語を学ぶことになったきっかけと

コツコツができないボクが『 朝ごはん 』を1000食つくって気がついた5つのこと〜 ボクの中の小さな自分改革 〜

" 家族でも恋人でもない人たちに ボクは『 朝ごはん 』を1000食つくっていた。 " それはコツコツすることがなかなかできなかったボクがこの1年唯一コツコツできたことだと思う。 『 何してるんだコイツ 』 と思うかもしれない。 でも 『 朝ごはん 』という存在は ボクのこれからの人生で大切なことを いろいろ教えてくれた気がする。 今日はそんな 『 朝ごはん 』をつくりはじめたキッカケと そこから気がついたことをお話しさせてください。 - ボクと朝ごはん 『 ボ

ヤマハ発動機×noteで、投稿コンテスト「#エンジンがかかった瞬間」を開催します!

ヤマハ発動機 とnoteで、「#エンジンがかかった瞬間」をテーマに、投稿コンテストを開催します! 仕事をしているときや趣味に打ち込んでいるときに、調子が乗ってきたりやる気がわいて気持ちが高ぶり、まさに「エンジンがかかってきた!」と感じたことがあるひとは、多いのではないでしょうか。 また、人生の岐路に立ったときや追い込まれたときに、逆に闘志がわいてきたというひとや、それきっかけに人生や生活が変わったという経験を持つひともいるかもしれません。 そんな、みなさんにとっての「エ

お宝ノートの軌跡 ~小学生から京大までのノートたち~

小さい頃からノートに書くのが好きだった。 いまはタブレットとか、はやっているみたいだけれど、私は自分の子どもたちには、紙に自分の手で書く大切さを伝えたい。 好きだったし、いまも好きだ。 * お正月に、実家で私の色々を整理していると、たくさんのノートが発掘された。 あぁ、懐しい。あれも、これも。 そのまんま覚えている。記憶どおりのノートだった。 ずっと、がんばってきたんだなぁと、少し色あせた実際のノートを手にしながら、ただただ、うれしくなった。 そんなコレクション。

バズフィードからnoteに転職したら、なぜか寿司を握る毎日になった話

noteに入社して2ヶ月ちょっとがたちました。リモート環境下での転職で、前職とだいぶ異なる仕事を進めるのはなかなか苦労するところですが、周りのみなさんの温かいサポートのおかげで充実した日々を過ごしています。 名刺には「noteディレクター」と書かれています。 noteのディレクターって何をするの? と、よく聞かれますが、ひとことで言うと「クリエイター(noteを使ってくれる人)の影響力を最大化すること」を役割としています。 なにかを発信すること、自分の興味関心をだれかに

よーいドン、のその前に

これは、ヤマハ発動機と開催する「 #エンジンがかかった瞬間 」投稿コンテストの参考作品として、主催者から依頼をいただいて書いた作品です。 母からよく聞かされた、私が子どもの頃のエピソードがあります。それは幼稚園の運動会。かけっこで、よーいドン!とピストルの音が鳴ると、スタートラインに立った私がゆっくりと右を見て、左を見て、もう一度右を見て、みんなが走り出したのを確かめてからようやく走り出していったという話です。ぼーっとした子供だった、母はいつも笑ってそう結んでいました。

新型コロナ対応で倒れた医師の想い【ドクターヘリから救急医療ドローンとAIへ】

コード・ブルー「リアル『コード・ブルー』」「美人すぎるドクターヘリ搭乗医師」として知られる救急医、そして「救急医療ドローンプラットフォーム」プロジェクトのパートナーである篠原希(Shinohara Nozomi)さんが、新型コロナウイルス感染症対応の激務の中で遂に過労によって倒れた。療養に入り、体調も回復しつつあるように見えた矢先、再び吐血。復帰への逸る気持ちが精神的負担として自身にのしかかってしまったようだ。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック発生

小説家になりたい

「ふう。今日は一万字書いたぞ」  ちょっとトイレにと、席を立つとふらついていた。  頭が熱をもっているようで、ボーッとして思考が回らない。4,5時間ずっと集中しっぱなしだった。  小説をこの夏から集中的に書き始めたのだが、あっという間に十二万字の大作を書き上げて文学賞に応募した。自分でもビックリしている。  何年も前から書こうとしていたし、書き出しだけ書いたこともある。だが文が続かなくて、ほったらかしになってしまった。 「俺さ、小説を書こうかなと思ってるんだ」 「え? 小説?

「結婚」と「仕事」が僕の命を燃やす。

「結婚して良かったと思う?」 こんな内容の質問と、 それに対する答えを、何度も聞いてきた。 まだ僕が未婚の頃。 「結婚して良かったと思う?」 そんな会話を何度も耳にしたし、 僕自身も知人、友人たちに問いかけたことがあった。 僕が結婚してからも 「結婚して良かったと思う?」 そんな会話を何度も耳にした。 僕もそう聞かれたことが何度かある。 「結婚して良かったと思う?」 僕が覚えている限り、 その質問に対する答えは、、、 「結婚して良かったとは、思わない」 だった

人はなぜ感動するのか?

感動するとき。 って、どんな時ですかね? 感動させようと思えば思うほど、 実は、感動からは遠ざかっていたりするもので。 なかなか、難しい目標なわけです。 その感動について、ちょっと、 書き込んでみたいと思います。 皆さんは、どんな時に感動しますか? テレビドラマでいったら、 感動的なシーンとか、 心動かされるシーンとか、 自分の生活でいったら、 誰かの心遣いを見つけた時とか、 自分に対する温かい気持ちを感じた時とか、 様々な感動をしたことがあると思

短編では終われず…… 長編になってしまいました…… お付き合いいただきありがとうございました 宇宙神エマ・ヘイレプシ・フィシメイキア・ディアプトラ(キャラクター小説)

応援してくださった皆さん、ありがとうございました。  第一部完結で一区切りにしようと思いました。でも憂鬱と釈然としない気持ちに襲われて、続編を一気に、書いてしまいました。  気に入ってくれた方が数人でもいてくだされば、報われます。  もっと完成度が高い作品が書けるように精進します。 「キャラクター小説」を書こうと思って構想を練りました。(キャラクター小説のコンペに出そうと思いました) SF、ファンタジーだからといって、登場人物が多くならないようにしながら、簡潔な場面

「君はどうする?」と聞かれたときに…

夫と結婚する前、ドイツ人の彼とお付き合いしていた。 彼も私も、母国ではない地で働き、生活をし、そして母語ではない言葉を使ってコミュニケーションをとっていた。 私は彼の話す綺麗な英語が好きだったし、彼の明るくて優しい性格も大好きだった。 ある日、彼のお母さんがケガで入院したとの連絡が入った。 彼は母子家庭だったこともあり、一人暮らしのお母さんのことをとても心配していた。 「ちょっと心配だから、一度ドイツに帰って母の様子を見てくるよ」 そう言って、彼はドイツへと飛んで帰

心にしみ入るドローンライトショー

以前の記事で触れた通り、UAEを中心にドローンライトショー(drone light show)演出を手掛けてきた『電磁螢』(Electrical Firefly)を解散しました(『【開閉会式で顕在化】エンターテインメント後進国日本の演出力不足』を参照ください)。 1,000機以上からなる「群ドローン」(drone swarm)による演出実績を持つ稀有な日本のドローンライトショー演出チームでしたが、『東京2020オリンピック大会』を目安としていたので祭とは無縁なまま祭の終わり

ヤマハ発動機とnoteで開催した、「#エンジンがかかった瞬間」投稿コンテストの審査結果を発表します!

2021年12月6日から約1ヶ月にわたって開催した、自分のなかでのエンジンがかかった経験について語る「#エンジンがかかった瞬間」投稿コンテスト。期間中(12/6-1/5)には、3,134件もの作品をご応募いただきました!読みながら力のわいてくるようなすばらしい作品を投稿いただき、ありがとうございます。 noteでの応募作品一覧は、こちらをご覧ください。 審査会にて、審査員である有賀薫さん・マッシさん・バイク川崎バイクさんの3名と、ヤマハ発動機 note担当による選考の結果

私のおかん

「あんたは行くって言うと思ってた。 でも、今は行かんとってほしい…」 普段見ることのない母の泣く姿に、心臓がぎゅっと掴まれたようだった。 子どもの頃から自由奔放に生きてきた私は、小学〜高校時代は保護者の呼び出しなども多く、いわゆる問題児だった。 「なんで、お姉ちゃんと同じように育ててるのに、あんたはこうなの…」 学生時代の私に対する母の口癖がこれ。 当時は「うっさい。ほっといて。関係ないやろ」というのが私のお決まりの返事だった。 そんな母との関係が大きく変わったの

「なんで創らないの?」から始まる物語

「なんで創らないの?好きなら創るでしょ」 一年前、あるクリエイターに言われた言葉。 その一言がなければ、いまの僕はいませんでした。 僕はいま「小説家」を目指して、毎日のように執筆活動を続けています。 夜な夜な文章を綴っては、コンテストに応募する用の作品を作ったり、webへ小説を投稿してみたり、誰かからのご依頼に応えたりしています。 ですが、あの一言がなければ、動くことはなかったでしょう。 僕は子供の頃から「何かを創作できる人」に対し、尊敬と憧れを抱いていました。

母、パンをこねる。

電子レンジの横には、ダイソーで買った白いフックが付いている。フックにはビニール袋がぶら下がっていて、中には5個、「パン」が入っている。 昨日パン屋で売れ残った「おつとめパン」たち。 半年ぶりに帰った実家の、何年も変わらない光景。袋に手を突っ込んで自分好みのパンを選ぶ、あの朝ごはんのひとときが今でも好きだ。 *** ぼくが小学5年生のころ、母がコンビニのアルバイトをクビになった。 はっきりとそう教えてもらったわけじゃない。母が朝早く、家を出ることがなくなった。軒先に吊

お弁当は6年間の息子への手紙だった

お弁当生活。 「今日が最後」を意識しなかった。 息子も、私も。 「あれ、もうお弁当ないの?」 「うん、もうないね」 という間の抜けた終わり方だった。 息子は中高一貫校に通っていたので、中学一年から6年間。 その間に一度だけ、寝坊して作れなかったことがあった。 何回作ったんだろう? 1000個とは言わないけれど、7~800個? もっと? もう思い出になってしまうのか・・・。 去年からお弁当はアップしているので、投稿していない5年間の記録から。 特に傑作弁当というわ

絶叫から始まった2021年、息子のスイッチを押したもの

2020年の大みそか。 小6息子が、没頭しているゲーム「フォートナイト」のカウントダウンイベントが始まりました。 10、9、8…… 隣で一緒にゲーム画面を固唾を飲んで見守ります。 7、6…… switch画面内で鮮やかな花火の演出、キレイだぁ。 5、4…… 奥さんと3人の娘たちは、恒例のジャニーズカウントダウン! 奥さんも私の期待も最高潮! どうなる?どうなる? 3! 2! 1! キターーーーーーーーー!! うわぁぁーーーーーぁ! 新年を迎えると同

無我の境地

見えない世界や力というものを切り口に様々なことをつづっているnoteをやってきています。 いつもこういう話をしていて、どこまで皆さまが見えないものを把握してくださっているかということを考えています。 こうして文章としてまとめてはいるものの、頭の中を全て文章にするなんてこともできませんからね。 とどのつまり見えない世界というのは、感覚的に捉えるしかないというのも事実です。 見えないということは感覚的な世界なのです。 感覚的に捉えるというのは中々大変かもしれませんね。 実践

習慣応援家shogoの”2022年の抱負”

みなさん、  明けまして   おめでとうございます♪ (昨日にコメントした方、  コメントいただいた方も  あらためまして  明けましておめでとうございます♬) 2021年は、習慣応援家shogoの記事に たくさんのスキを送っていただき、 感謝の気持ちで胸がいっぱいです。 2022年も読者様に喜んでもらえるように より良いコンテンツをお届けしますので よろしくお願いします😊 ✔2021年は  お世話になりました2021年は、noteを本格始動した 思い入れのある年です

小説家による呪術廻戦

呪いなんていうのは良くあります。 強弱を無視すれば、何も大袈裟なものではありません。 怨念を残して悪霊になる様な話もありますが、悪口を言ったり悪だくみをするような考えの時点で呪いとなっています。 小さく弱くともゼロではありません。 呪いは跳ね返ってきます。 これはある小説家の呪いの話です。 今東光さまという新進気鋭の小説家がおりました。 しかしながら、文藝春秋の社長だった菊池寛さまから嫌われていました。 小説を出しても、雑誌には扱ってもらえなかったのです。 今東

ドラム式洗濯機がなくても生きていけるけど、ドラム式洗濯機がない人生はつまらないのだ

以前、このnoteでも熱く語ったことがあるがボクは学生時代、まさに「松本信者」「ダウンタウン病」であった。 ボソっと真顔で辛口を言って笑いを誘う。 どうでもいいことの細かすぎる描写が面白い。 スベって面白い。 逆ギレして怒っているその雰囲気が面白い。 そんな‘’新しい笑いの文化‘’を生んだダウンタウンの笑いに心酔し、彼らが出るテレビ番組をハシゴしていた。 緊張の緩和お笑いの教科書には必ず 「緊張の緩和」 が登場する。 人は快感を得る時に、緊張から解き放たれて緩

【エッセイ】僕の好きな先輩

 人との出会いと、場面を経たことで、無意識にやりたかったことに、自然とエンジンをかけられることがある。  僕は体育会系のノリが苦手で、運動部には一度も入ったことないし、先輩付き合いもほとんど経験がないけど。高校時代、美術部の先輩だった、北村さんのことはたまに思い出す。  北村さんは、僕が入部した時の三年生で、天然パーマに青白い顔色を浮かべて、貧相な身体に似合わない学ランを着て。揺らいでいるネオンみたいな瞳は焦げ茶色で、頬にはそばかすがあった。  学生寮に住んで新聞配達を

高校時代の読書感想文がいまでもアラサーの自尊心を支えている

「授業サボれるんなら俺も真面目に読書感想文書けばよかったわ~」 県の表彰を受けに授業を抜ける私の背中へ、聞かせるようにか聞かれると思わずにか、同級生の放った言葉は随分鋭利に突き刺った。 夏休みに毎年課せられる課題、読書感想文。Twitterなんかではよく、「何のためにやらされるのか分からない課題」「もっとも必要のない課題」などとクソミソにけなされている。 でも、私にとって毎年の読書感想文もとい読書感想文コンクールは陰鬱な学校生活の中で唯一、日の目を見ることの叶う大事なイ

言い訳してもいい、今はジャンプする前だから

私は2年前に会社を辞めた。 長く勤めた会社だった。 仕事がきつかったわけでも、人間関係に悩んだわけでもない。 嫌なこともあるにはあったが、長く勤めてると鈍感になってくる。 毎日同じ仕事、同じメンバー、 変わらない経営陣の考え方、そんなものに嫌気がさしたのだ。 でもそれだけじゃない。 私は自分が生きてる意味みたいなものを試してみたくなった。 子どもの頃から、なんとなく思っていた。 「大人になったら何になりたい?」 そんなこと聞かれても何も答えられなかった。  私の居場所

私のフォローに対する想い|フォロワーのみなさま、一年間ありがとうございました

今日は大晦日ですね。 一年間、本当にあっという間でした。 昨年の3月にnoteをはじめた私がですが、1年目の昨年12月まではフォロー数70名ほど、フォロワー数は140名くらいだったと記憶しています。 当時はnoteで仲良くなった方たちと、お互いの記事を毎日読みに行き、コメントで文通のようにお話することが、私の楽しい”noteの使い方”でした。 この価値観に、今も変化はありません。 仲良くして下さる方たちの記事をしっかりと逃さず読みに行くため、70人というフォロー数が

[妻]でも[母]でもない[私]のエンジンをかける10分間

私は毎朝、出勤前の10分間だけ [妻]でも[母]でもない ただひとりの[私]になる。 まだ窓の外が暗い朝5時、(眠いし怠いから後もう少しこうしていたい)なんて心の声は完全無視して無理やり体を引きずり寒い台所へ移動する。 夫のお弁当を準備しつつ娘の朝ごはんを用意してテーブルの下の床に新聞紙を敷き詰める。家中のゴミ袋をまとめ手を洗うついでに洗顔と歯磨きを済ませ、化粧水と日焼け止めを塗りながらすやすや眠る娘のもとへ。 寝かしつけるのに苦労したと思ったらすぐ今度は起こすのに苦

[マンガ]ボツ案ばかり生み出していたときの話

印刷会社でデザイナーとして働き始めた頃のエピソードをマンガで綴りました。 うまくできなくても、苦しくても、誰かが見てくれていると思えるだけで踏ん張る力が湧いてくるものです。

"なんにもやる気が出ない日"のママの本音と、そんな日の過ごし方。

「今日はコレをやって、アレをやって・・・」 家族が食べた朝ごはんの片づけをしながら、頭の中で今日やりたいことを巡らせる。 旦那さんが家を出て、息子を幼稚園に送って、シンッとした家に帰る瞬間が好きだ。 猫たちの歩く音がきこえるくらいに、カタツムリたちがキャベツを食べる音がきこえるくらいに静かで、いつもはその静けさの中で、今日やろうと頭で巡らせていたことをやり始める。 でもたまに、どうしてもやる気が出ない日がある。 昨日の私は、ソレだった。 あ、今日はココにいちゃダメ

バインセオの恩返し

これはわたしが北欧のノルウェーで生活を始めた頃の話です。それからしばらく海外生活が続きますが、これははじめてそれに挑戦したときのことです。7年ほど前になりますが、読んでくれたら嬉しいです。 こんなホームレスまがいの生活はもうできない。私は霧の中で考えていた。いや、何も考えられなかった。ここは閑静な住宅街で、オスロからは少し離れた郊外。時刻は朝3時。北欧では夏至が近づくとこの時間にはもうすっかり明るい。そしてそれが今は何よりも救いだった。 夏なのに、どうしてこんな霧が発生し

雑記ブロガーがnoteを2000文字以上で100日連続更新してみた【フォロワーさんに感謝】

「夢はでっかく、根はふかく」 高校の卒業式で、クラスの担任の先生が最後に僕たちに送ってくれた言葉だ。先ほど調べてみたところ、どうやら相田みつをさんの言葉らしい。 なるほど。夢は大きいほど良いんだな。 社会人になったばかりの頃、上司がこう言った。 「目標は高ければ高い方が良い。高く設定したらそれに向けて行動が生まれる。あとで目標を下げることは簡単だけど、上げることは難しい。」 なるほど、目標は高いほど良いんだな。 そうか。でも今ならハッキリ言える。 こういう言葉を鵜

新年ムードに置き去りにされたおっさんが、初笑い性の高い、初笑い味の溢れる、初笑い的な記事を書いてみた

年が明けてもう一週間も経過したとは にわかに信じがたい。 正月ボケが続いていて、ナニをするのにもまったくエンジンがかからないのだ。 新年の高揚感のピークは一体いつであろうか。 それはおそらく 「12月31日の夜」である。 普段におきかえてみるとわかりやすい。 週末を迎えるにあたって感じる興奮のピークがあくまで「金曜日の夜」であり、決して日曜日の朝ではないことと、全く同じ脳内システムである。 旅行だってそうだ。 出発前日と出発日が一番ワクワクする。 そう。 何事もあ

不登校を選んだ息子が言う「わがまま」を叶えようと思います

あけましておめでとうございます。ウチノコです。今年もよろしくお願いします。 発達凸凹&不登校選択&ホームスクーリング中の我が家の息子君が不登校を選んでから1年ちょっと経った。生活は随分と落ち着いて、息子がずっと家にいる暮らしにも違和感を感じないほどに慣れたように思う。もはや急に行くって言い出したら面倒だなと思うくらいには慣れた。1日を積み上げていけば慣れるもんだなーと思ったりする。 現在の息子の日々のスケジュールは、週に一度図書の時間に学校へ行き、あとは楽しそうな学活なん

小学1年生の“幸福論”

「あ〜あ、昨日はなんにもいい事なかったなぁ」 今朝、起きて早々、5才の息子が言う。 昨日。 朝はおしゃべりが止まらなくて、幼稚園に行く時間になって、朝食のお皿を下げられた。夜は娘が本を読んでいて、一緒に遊んでもらえなかった。そんなことが続いた一日を振り返っての発言だった。 私は言う。 「それは残念だったね」 おざなりな声のかけ方で、息子はムッとしている。 息子は、最近こういうことをよく言う。 「今日一日、楽しいことなかったなぁ」なんて。たぶん構って欲しいんだけど、毎回

人生を変えた「鉄の棒」

「今までの人生の中で一番のターニングポイントとなった出来事はなんですか?」 ともしも誰かに聞かれたら、私は迷わず、 「鉄棒です」 と答える。 ===== 小学1年生のある日、体育の授業で鉄棒をすることとなった。横一列に並ぶ鉄棒を前に生徒が並ぶ。順番に、「つばめ」という技から練習に入る。鉄棒を両手で持って、自分の体を持ち上げ、上体をやや前傾に保ち、まるで燕が飛んでいるかのような格好をすることだ。 私はつばめに関しては難なくクリアすることができた。そのあと先生が「次は前

メリークリスマス🎄✨

早いもので冬至も過ぎ、もうクリスマスってかい💦🎄✨ 個人的には昨日今年最後の占い鑑定を終了し、クリスマスのこんな時間に作品作りの為の調べ物に没頭しております☯️ 海外の会員様達とWhatsAppでクリスマスのご挨拶をしながら今日も朝までコースでしょう😊✨ (日本の会員の皆様、今年もありがとうございました🙏✨ 会員様専用ブログの方が中々更新できず御免なさい🙇‍♀️) それと、偶にSNSや公式LINEの方から鑑定のご依頼を頂く事がありますが、占い鑑定のご依頼はもうここ10年程

心の中で ”泣くぞ” と つぶやいた日

「今年の誕生日、プレゼント用意できてないんだけど、、、」 12月2日は、僕の妻の誕生日。 結婚してからの今まで、 何かの記念日には必ずプレゼントを用意していた。 それが例え、お花1本であっても。 今年は、本当に毎日がバッタバタだった。 noteの投稿も、それになぞる様に減ってしまった。 時間がなかなか作れない中で無理をして、 noteの楽しさを忘れてしまっては意味が無い。 そんな想いで、今に至る。 誕生日プレゼントを買う事ができない。 結婚してから、初めての経験

カフェで気になる「隣席の会話」とは

カフェで仕事や読書、勉強をしている時どうしても隣の席の会話が気になることがあると思います。 特に仕事や勉強中だと隣の席の会話が気になってしまって集中できないと、モヤモヤした気分になると思います。 今回は、私がカフェでの作業中に集中できなくなってしまった、「隣席の会話」を紹介します。 今までの私の経験で集中できなかった「隣席の会話」三選はこちらです。 1.宗教勧誘 よくある宗教勧誘のテンプレスタイルとして、若い女性二人組が街中で「ヨガについて興味ありませんか?」と声をか

今日から、私は、要らない人材

(Twitterはこちら → @yanagi_092) ※このnoteは、毎週土曜の夕方に投稿しています 13年目になりました。前回記事のとおり、ここから会社人生の崩壊が始まります。初めにお断りしたいのですが、当時在籍していた東京海上に対して、何か恨みがある訳ではありません。ただ、私の経験した苦難や葛藤が、多くの人の参考になるのではないかと思っています。 そう、日本型終身雇用の会社においては、ほとんどの人が何処かのタイミングで出世競争から脱落し、私と同じような絶望を経験す

黒ネコ 「ノロ」 の手帳

12月の中頃、今年もまた日本の友人からうれしい贈り物が届いた。それは毎年決まってこの時期に届く。中身を開けなくても何が入っているのかわかる。 翌年の手帳。 大学生くらいの頃からだろうか。スケジュール帳に予定を書き込むことが習慣になっていた。それはまるで短い日記のようだった。20代の頃は、その手帳にスケジュールを書き入れることが楽しく、予定がたくさん入っていればいるほど、その分なんだか充実した時間を過ごしているような気になっていた。 20代半ばで海外に移住した後も、手帳はや

メカニックの泣いた日

試験走行が始まると、隣にいる夫の声は聞き取れなくなった。 まさか自分がカーレースを観戦するとは。 SuperGT 2021 最終戦が、富士スピードウェイで始まろうとしている。 自動車販売会社で働いている息子が、今回のレースにメカニックとして参加することになった。 選ばれただけで幸運なことだが、私達家族も観戦に招待された。 SuperGT がどういうものかもわからない私は、ネットの動画を何本も見て予習をしていったのだが、実際のサーキットは想像を超える臨場感だ。 エンジンの

仕事における「爆速の60%」とは

おはようございます! 本日は、私が入社して間もないころに、仕事をこなすのが遅く悩んでいた時のエピソードを紹介します。 社内には、なんでもこなすスーパーマンみたいな先輩がいます。 仕事が早く、発信力、リーダーシップがあり、上司や同僚からも絶大な信頼を寄せられ、飲み会ではいつも会話の中心にいるような方です。 ある日、その先輩に「どうしたら仕事のスピードを上げられるか?」と相談しました。 そしたら、スーパーマンの先輩はシンプルにこう答えられました。 私はこれを聞いて、い

わたし、仕事やめます。

2021年も終わりますね。 この一年で私が感じたことは、 「行動あるのみ」 「本当に好きなことを仕事にしたい」 ということです。 私は、本当に面倒くさがりで腰が重い。学生の頃からテストは一夜漬け。前々からコツコツと勉強して準備する、そんなタイプではなかったです。しかし、スイッチが入れば恐ろしい程の集中力で?ギリギリながらも何とか切り抜けていたので、こんな歳になっても早めの行動が出来ずにいます。 何年も前の旅日記を引っ張り出して記事にしていたのですが、お気づきの方は

トライアスロンができるしあわせ

2021年10月31日、全国の大会主催者のみなさんが苦渋の決断をし、開催の延期・中止が出されている中、九十九里トライアスロンが行われました。 地元の方の暖かいご協力、大会関係者、ボランティアとたくさんの方々のお力のおかげで、トライアスロンができるしあわせを感じることができました。ありがとうございました。 九十九里トライアスロン(99T)はWEB説明会、アプリでのWellnes Passport(体調チェック)、事前の選手キットの郵送、当日の検温、レース以外のマスク着用、無

ワクチン接種に行ったらハンマー持たされたこと

いざ、ワクチン接種へ。 家の前まで車で迎えにきてくれた友人は、今日もポニーテールがよく似合っている。こうやって会うのはもう2年ぶりか。変わらない彼女のあたたかい笑顔を目の前にちょっと涙目になっていたら、いつそんな髪型にしたのかと聞かれ、まあパンデミアだもの、いろいろあるわよねと彼女が言う。私のこのきのこみたいな髪型もパンデミアのせいのようだ。 「これ持っといて」 車に乗るとハンマーを渡された。 意味がわからず、彼女の顔を見る。 「いやさ、ときどきエンジンがかからなく

真冬のドンキホーテで汗だくになった私と、眠れるお腹タプタプの平子くん

あの瞬間は今でも忘れられない。 エンジンがかかった瞬間。 コンテストの本筋のテーマとは若干異なっていることはわかっている。 異なっているというか、むしろ直接的過ぎるかもしれない。 それでも私は、これを書きたい。 これは私の、比喩でもなんでもなく本当に「エンジンがかかった瞬間」の話である。 大学時代私は、親に内緒であることを粛々と計画していた。 それは「バイクに乗ること」である。 大学のキャンパスが家から遠かったのと、周りにバイク通学の人が多かったこと、そして私のミーハー心

noteに転がり込んで転がって

中年男性は変化しない。 世の物語の主人公は思春期から30代。 本棚にある小説やまんがを眺め、そして今まで見た映画を思い出す。中年男性が主人公になるものは少ない。あったとしても彼らは薄らぼんやりしている。そう、中年男性は物語にならないのだ。 物語とは、主人公が何かをきっかけに選び、変化をする。 変化出来なくても、もがく。呆然とする。 中年男性は選択しないし変化しない。変化できなくても、もがかないし、呆然ともしない。その場にいるだけだ。 一概には言えないが、中年であっても女